知的な語り口と歯に衣着せぬコメントで、長年テレビの第一線で活躍されている麻木久仁子さん。
そんな彼女が還暦を迎えてから、世界的な人気を誇るK-POPグループ「BTS」の熱烈なファン(通称・ARMY)になったことはご存知でしょうか。
知性派コメンテーターとして知られる彼女が、一体どのようなきっかけで彼らの魅力に引き込まれたのか。
そして、年齢を重ねてからの「推し活」が人生にどのような変化をもたらすのか、気になっている方も多いことでしょう。
この記事では、麻木久仁子さんの意外な一面にスポットを当てながら、BTSが持つ圧倒的な引力と、大人世代が新しい世界へ飛び込むことの奥深い価値について紐解いていきます。
世界を席巻するヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)」の基本情報と軌跡

まずは、麻木さんを夢中にさせた「BTS」について、改めて基本的な情報を整理しておきましょう。
彼らは韓国発の7人組ボーイズグループであり、圧倒的なパフォーマンスと深いメッセージ性で世界中の音楽ファンを魅了しています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| グループ名 | BTS(別名:防弾少年団) |
| 出身地 | 大韓民国 ソウル特別市 |
| 活動開始 | 2013年6月13日 |
| メンバー | RM, JIN, SUGA, J-HOPE, JIMIN, V, JUNG KOOK |
| 所属事務所 | BIGHIT MUSIC |
| ファンネーム | ARMY(アーミー) |
グループ名である「防弾少年団」には、10代や20代に向けられる社会的偏見や抑圧を防ぎ、自分たちの音楽と価値観を守り抜くという力強い決意が込められているそうです。
彼らのこれまでの主な歩みは、以下のようになっています。
- 2013年6月:韓国にてデビューを果たし、新人賞を総なめにする。
- 2014年6月:日本でのデビューを果たし、本格的な海外進出をスタート。
- 2020年8月:楽曲『Dynamite』が世界的ヒットを記録し、米ビルボードで1位を獲得。
- 2022年以降:メンバーが順次、韓国の兵役義務に就くために入隊。
- 2025年(予定):メンバー全員の兵役が終了し、グループとしての活動再開を目指す。
単なる流行のアイドルにとどまらず、彼らが発信するメッセージは、実は私たち大人世代の心にも深く突き刺さるものだと私は見ています。
社会の不条理やプレッシャーの中で、自分らしさをどう保つか。
それは若者特有の悩みではなく、組織の中で長年揉まれ、酸いも甘いも噛み分けてきた大人にこそ響く普遍的なテーマではないでしょうか。
世界的なスターダムに駆け上がっても驕ることなく、ひたむきに自分たちの言葉を紡ぎ続けるそのプロフェッショナルな姿勢こそが、目の肥えた麻木さんをも深く共鳴させた最大の要因だと感じずにはいられません。
麻木久仁子が還暦を機にBTSへ傾倒した背景:コロナ禍での葛藤と娘からの勧め

還暦という人生の節目を過ぎてから、麻木さんはどのようにしてBTSの世界へ足を踏み入れたのでしょうか。
その背景には、世界中を混乱に陥れた新型コロナウイルスの感染拡大がありました。
予定していた仕事がすべてキャンセルとなり、すっかり塞ぎ込んでしまった麻木さんを見かねて、娘さんが気分転換にと見せてくれたのがBTSの動画だったとのことです。
初めは中学生の頃に夢中になった「ベイ・シティ・ローラーズ」以来の感覚に戸惑い、「若い子はみんな同じ顔に見える」と苦笑いしていたそうです。
しかし、繰り返し見ているうちに、ある時「パアッと霧が晴れるように」メンバー全員の顔と名前、そして歌声までもが鮮明に聞き分けられるようになったのだとか。
「最近の若いアイドルは区別がつかない」という現象は、私たちの年代になると誰もが一度は経験する“あるある”ですよね。
これは単なる老化ではなく、脳がこれまでの人生経験から「自分には必要のない新しい情報」だと無意識にシャットアウトしてしまう防衛本能のようなものだと私は睨んでいます。
しかし、娘さんの勧めという身近なきっかけを通してその心のフィルターが外れた瞬間、塞ぎ込んでいた日常の風景は一変したのでしょう。
仕事や家庭での役割といった「肩書き」が一時的に白紙になったコロナ禍だからこそ、純粋に「自分自身の心が躍るもの」と真正面から出会い直すことができた。
この鮮烈な体験は、年齢に関係なく、人間の知的好奇心はいつだって再起動できるという希望の証拠を見せてくれている気がします。
麻木久仁子の「推しメン」は誰か:特定のメンバーを選ばない「箱推し」の理由

すっかりBTSの魅力に取り憑かれた麻木さんですが、特定の誰か一人を選ぶのではなく、メンバー全員を等しく愛する「箱推し」であることを公言しています。
麻木さんによれば、個人のスキルがずば抜けているのはもちろんのこと、7人が揃った時の奇跡的なバランス感こそが最高の魅力なのだそうです。
最高レベルのパフォーマンスと、誰一人としてキャラクターが被らない7人が織りなす化学反応に心を奪われ、「だから全員が推しなんです!」と熱量たっぷりに語る姿が印象的ですね。
誰か一人のルックスに熱狂するのではなく、「グループとしての完成度の高さ」や「メンバー同士の絆」に惚れ込むという視点は、非常に大人ならではの奥深い楽しみ方だと私は見ています。
長く社会で生きていれば、個性の違う人間が集まってひとつのチームを機能させることが、いかに困難で尊いことか痛いほどわかりますよね。
彼らが互いの才能を尊重し合い、時に衝突しながらも同じ目標に向かって走り続ける姿に、麻木さんは極めて高度な「プロ集団のチームビルディング」の美しさを見出しているのではないでしょうか。
単なる疑似恋愛的な消費ではなく、人間としての在り方そのものにリスペクトを捧げる。これこそが、大人の「箱推し」の真骨頂だと感じます。
なぜ「いい年をして」という冷ややかな視線は生まれるのか?世代間の壁を壊す推し活の力

世間一般を見渡すと、還暦を過ぎた大人が若いアイドルに熱中することに対して、「いい年をして恥ずかしい」「若作りだ」といったネガティブな言葉が投げかけられることも少なくありません。
実際にネット上でも、こうした上の世代の推し活に対して、冷ややかな視線を送る層が一定数いるのは事実です。
しかし、なぜ私たちは年齢と趣味を結びつけて、他人の熱狂に水を差そうとしてしまうのでしょうか。
こうしたネガティブな反応の根底にあるのは、「年相応に落ち着くべきだ」という、社会全体に蔓延する無意識の同調圧力だと私は分析しています。
特に日本社会では、年齢を重ねるごとに「親として」「ベテランとして」の振る舞いを求められ、純粋な情熱や初期衝動を心の奥底に封じ込めてしまう人があまりにも多すぎます。
だからこそ、世間の枠組みを軽やかに飛び越え、全身で「好き」を表現する麻木さんのような存在を見ると、自分自身が押し殺してきた情熱への嫉妬が「冷ややかな視線」となって表出してしまうのでしょう。
麻木さんが堂々とBTSへの愛を語る姿は、そうした偏見や年齢の呪縛に対する痛快なカウンターパンチとして機能しています。
「好きになるのに年齢制限なんてない」。その潔い姿勢が、同じように一歩を踏み出せずにいる同世代の背中を、どれほど強く押していることか計り知れません。
還暦世代における推し活のあり方:麻木久仁子がBTSから得る「未来への活力」

現在、麻木さんの推し活のスタイルは、グッズを買い集めるだけではなく、「彼らから降ってくる生命力を浴びる感じ」だと表現しています。
現在BTSは兵役のためグループ活動を休止していますが、彼女にとって彼らが2025年に再始動を約束してくれていることは、大きな希望の光となっているそうです。
「少なくとも2025年までは頑張っていくぞ!」という明確な目標ができ、推しから背中を押してもらっているような感覚を抱いているとのことです。
年齢を重ねていくと、どうしても「残りの人生」という引き算の思考で未来を捉えがちになってしまいます。
しかし、「数年先に絶対に叶えたい約束」があることで、人生のタイムラインは見事なまでに足し算へと反転するのです。
「推しの活動再開を見届けるまでは、絶対に健康でいよう」。このシンプルで強烈な動機づけは、どんな高価なサプリメントよりも確実に、生きる活力を身体の底から湧き上がらせてくれます。
推し活とは、単に消費するだけの娯楽ではありません。自分の人生の舵を再び力強く握り直し、明日を迎えるのが楽しみになるような「未来の予約」を入れる行為そのものだと、私は確信しています。
まとめ:麻木久仁子から学ぶ、人生を豊かにする「好き」の力
今回は、麻木久仁子さんが還暦を過ぎてからBTSの「箱推し」になった経緯や、そこから得ているポジティブなエネルギーについて紐解いてきました。
コロナ禍という困難な時期をきっかけに、娘さんの何気ない勧めから始まった45年ぶりの推し活。
それは停滞していた彼女の日常に鮮やかな彩りをもたらし、「2025年まで頑張る」という未来への力強い道標となりました。
「もうこの歳だから」と新しい物事を遠ざけるのではなく、心惹かれるものに素直に熱狂する麻木さんの柔軟な姿勢には、学ぶべき点が本当にたくさんありますね。
BTSという圧倒的な才能の集合体との出会いが、彼女の人生をさらに豊かにアップデートさせていることがひしひしと伝わってきます。
年齢という数字にとらわれず、新しい世界に飛び込む勇気。
2025年のBTS活動再開に向けて、さらにエネルギッシュに日々を楽しむ麻木久仁子さんのこれからの活躍も、心から応援していきたいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
おくやま管理人の「有為之おくやま」です。
「若い子の顔がみんな同じに見える」。これ、私たち世代なら誰もが一度は通る道ですよね(笑)。
でも、そこから一歩踏み込んで「違い」が見えた瞬間、世界がパッと色づく。いくつになっても新しいワクワクに出会える麻木さんの姿に、同じ世代としてすごく勇気をもらいました。さあ、明日も元気にいきましょう!
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