国民的女優として、透明感あふれる演技と親しみやすいお人柄で常に第一線を走り続けている綾瀬はるかさん。
誰もが知るトップ女優である彼女ですが、実は2021年、ご自身の個人事務所「株式会社tapestry(タペストリー)」を巻き込む大きな金銭トラブルが表面化し、世間を驚かせました。
これは、綾瀬さんご本人が自ら投資に手を出したわけではありません。
個人事務所の代表取締役を務めるお母様が、長年信頼していた地元の税理士から持ちかけられた高利回りの投資話に事務所の資金を投じた結果、配当がストップしてしまったという出来事です。
今回は、2026年3月時点での複数の報道をもとに、この金銭トラブルの背景から解決に至るまでの経緯を丁寧に整理していきます。
個人事務所「tapestry(タペストリー)」の設立背景と強固な家族関係

トラブルの舞台となった個人事務所「株式会社tapestry」について、まずは基本的な情報を表にまとめました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 設立時期 | 2019年11月(節税対策などを目的として設立) |
| 所在地 | 広島市安佐南区川内(綾瀬はるかさんのご実家) |
| 代表取締役 | 綾瀬はるかさんの母親 |
| 取締役 | 綾瀬はるかさん本人、実家の農業を継ぐ2歳上の兄 |
この事務所は、綾瀬さんの高額な収入をしっかりと管理し、資産として堅実に運用するために設立されたそうです。
亡きお父様が存命だった頃に、ご家族全員で会議を開いて設立を決めたという、とても大切な会社なのですね。

ご実家は広大な農地を持つ農家であり、もともと貯金や資産をしっかりと守る意識が非常に強いご家庭でした。
経営の専門知識を持たないお母様は、「娘の将来のために少しでも役立てば」という純粋な親心から、安全で安定した運用を望んでいたに違いありません。
真面目にコツコツと積み上げてきた資産だからこそ、なんとか娘のために守ってあげたい。
そんな真っすぐな親心が、結果的に大きなトラブルの入り口となってしまったことに、同じ親として胸が締め付けられるような切なさを感じずにはいられません。
地元税理士による投資勧誘の経緯と、配当停止による金銭トラブルの発覚

事の発端は、2020年の春頃にさかのぼります。
綾瀬家が代々お世話になっている地元広島の税理士(当時72歳)が、お母様に対して「低金利の時代に銀行に預金を寝かせておくのはもったいない。運用してみてはどうですか」と持ちかけたことでした。
提案された投資の内容は、以下のようなものでした。
- 30代の3人組投資グループが運用主体となる
- 月に2〜4%(お母様の場合は月3%)という高い配当を約束
- 「元本は保証する」という安心感をあおる契約内容
お母様は「長年お世話になっている信頼できる税理士さんの勧めだから」と深く疑うことなく、個人事務所の資金から約1億円という巨額の出資を決断されたとのことです。
資金は税理士の仲介を通じて、投資グループの個人口座へと振り込まれました。
一部メディアの報道によると、この投資グループは全国で約240人の高齢者を中心に、総額40億円規模もの資金を集めていたそうです。
しかし、順調かと思われた投資は、2021年5月に突然配当がストップしてしまいます。
「口座がマネーロンダリングの疑いで凍結されてしまった」という不審な説明を受け、ここで初めて深刻な金銭トラブルが明らかになりました。
長年付き合いのある地元の専門家から「元本保証」と言われれば、投資の知識がない高齢者が信じ込んでしまうのも無理はありません。
信頼関係という名の死角を突くような手口は、決して他人事ではなく、誰の身にも起こり得る恐ろしさを秘めていると私は見ています。
トラブルに対する綾瀬はるかさんの対応と、出資金返還に至る迅速な解決策

配当が止まり、一人で深く思い悩んだお母様は、ついに娘である綾瀬さんに事の次第を打ち明けます。
事情を知った綾瀬さんは、自分のお金が失われたことよりも、「投資に無知なお年寄りを騙して困らせている」という事実に激しい怒りを覚えたそうです。
そこで彼女はすぐさま行動を起こし、事態の収拾を図りました。
- 東京でサポートを依頼している顧問税理士(トラブルを持ちかけた地元税理士の息子)に相談を持ちかける
- 相談を受けた息子が直ちに父親を問い詰め、契約の解除と出資金の返還を強く要求する
- 2021年の夏前には、息子がお母様の出資分を買い取って肩代わりする形で清算が完了する
綾瀬さんの迅速な対応により、ご家族は実質的な損失を出すことなく、早期にトラブルから抜け出すことができたのです。
後の報道で、お母様は「娘は私のことを全く責めないんです」と語っていらっしゃいました。
巨額のお金が絡むと家族関係にヒビが入ることも珍しくない中で、身内を責めるのではなく、毅然と問題解決に立ち向かうその姿に、綾瀬さんの人間としての底知れぬ強さと器の大きさを実感します。
知名度が「広告塔」として利用された手口と、関係者逮捕による事件の結末

綾瀬さん側は無事に解決を迎えましたが、事件全体としては非常に深刻な被害を生んでいました。
2022年11月9日、広島県警は出資法違反(預かり金の禁止)の疑いで、この税理士を含む4人を逮捕するに至ります。
元本保証と高配当をうたって、不特定多数から資金を集めていたことが決め手となりました。
この事件で特に悪質だったのは、綾瀬さんの名前が無断で「広告塔」のように使われていた点です。
一部の高齢の出資者たちは、「投資すれば綾瀬はるかと一緒に写真が撮れる」「二人きりで食事ができる」といった甘い言葉で勧誘されていました。
実際に、税理士が主催した会合にお母様と同席した綾瀬さんが、ファンサービスとして写真撮影に応じたことがあったそうです。
所属事務所のホリプロは、「事前に他の参加者がいることは知らされていなかった」と事実関係を説明しています。
しかし、大切なお金が返金されず訴訟へと発展した他の被害者の中には、この時の写真を「信用させられた証拠」として提出するケースもあったとのことです。
純粋なファンサービスとしての親切心が、まさか詐欺まがいの勧誘の道具として悪用されてしまうとは。
有名税という言葉では片付けられないほど、人気商売の難しさと恐ろしさをまざまざと見せつけられるエピソードではないでしょうか。

【まとめ】一連の投資トラブルから浮き彫りになった教訓と、揺るがない家族の絆
この金銭トラブルの根本的な原因は、投資知識の乏しい高齢者を狙った悪質な手口と、「娘の貯金を大切に守ってあげたい」という純粋な親心、そして長年付き合いのあった税理士への絶対的な信頼が利用されたことにありました。
しかし、この一件を通じて綾瀬さんの好感度が下がることは全くありませんでした。
むしろ、お母様を一切責めることなく、他の高齢被害者たちを思いやって迅速に行動した家族思いで正義感の強い姿勢が、多くの人々に温かい感動を与えました。
2026年3月現在、綾瀬さん側に新たな金銭トラブルの続報はなく、個人事務所「tapestry」も通常通り運営されています。
広島のご実家という住まいと、家族で財産を守り合う体制に変わりはないそうです。
「絶対に安心」「元本保証で高利回り」といったうまい話には、どれほど信頼する専門家の言葉であっても慎重になる必要がありますね。
芸能界という浮き沈みの激しい世界で堅実に生きるために設立した会社が、思わぬ試練を招いてしまったのは皮肉な出来事でした。
しかし同時に、綾瀬はるかさんの地に足のついた強さと、どんな時でも揺るがない家族の絆を再確認させられる、とても感慨深いエピソードでもありました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
おくやま管理人の「有為之おくやま」です。
記事をまとめながら、綾瀬はるかさんの器の大きさと家族への愛情の深さに、心から感動してしまいました!
自分が一生懸命働いて稼いだ1億円が騙し取られそうになったのに、お母様を一切責めることなく、むしろ他の被害者のお年寄りを心配して迅速に動くなんて、なかなかできることじゃありませんよね。
思わぬトラブルを乗り越え、さらに強固になったご家族の絆。これからも、変わらぬ素敵な笑顔を見せてくれるよう全力で応援していきたいです!
☆おすすめ記事☆




