女性ラッパーの枠を超え、シンガーソングライターやプロデューサーとしても多岐にわたる活躍を見せるちゃんみなさん。
彼女の楽曲に対して、「激しいラップ」というイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか。
実は、日本語・韓国語・英語を操るトリリンガルとしての強みを活かしたメロディから、聴く人の心に深く染み渡るバラードまで、その音楽性は私たちが想像する以上に多彩なのですよ。
これまでの歩みを振り返ると、彼女の底知れぬ魅力が浮かび上がってきます。
- 1998年:韓国で誕生し、幼少期からバレエやピアノ、バイオリンなど多彩な芸術に触れて育つ
- 2017年:現役女子高生ラッパーとしてメジャーデビューを果たし、瞬く間にシーンの最前線へ
- 2022年:自身のルーツを活かし、韓国でのデビューも飾る
- 2024年:ガールズグループオーディション「No No Girls」のプロデューサーに就任
- 2025年現在:リリース曲数はアルバムや客演を含めて185曲を超え、YouTube総再生回数は9億回を突破
数多くのヒット曲を生み出し、Billboard JAPANチャートの常連にも名を連ねていますね。
しかし、あまりにも曲数が多いため、どこから聴き始めればよいか迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、カラオケランキングやリスナーの反響をもとに、初心者の方にぜひ聴いていただきたい名曲5選をピックアップしました。
以下の比較表を参考に、今の気分に合った一曲を探してみてくださいね。
| 楽曲名 | リリース年 | 楽曲のテイスト | 主なテーマ・使用シーン |
|---|---|---|---|
| Never Grow Up | 2019年 | ポップ&ヒップホップ | 成長の葛藤・青春 / ドラマ主題歌 |
| SAD SONG | 2025年 | R&B・バラード | 切ない別れ / オーディション番組使用曲 |
| ハレンチ | 2021年 | ヒップホップ&ポップス | 自己表現・自由 / CMソング |
| 美人 | 2021年 | ヒップホップ | 自己肯定感・美の定義 / 番組主題歌 |
| WORK HARD | 2025年 | ロック&ヒップホップ | 努力・闘志 / アニメ主題歌 |
青春の葛藤から内面の痛みまで優しく寄り添う名曲たち
最初にご紹介するのは、2019年に発表されLINE MUSICのCMソングとしても起用された「Never Grow Up」です。
彼女の名前を全国区に押し上げた代表曲で、ポップスとヒップホップが絶妙なバランスで融合しています。
明るくアップテンポなメロディが、とても心地よく耳に残りますよね。
▼ 【公式MV】再生ボタンを押して…(3分56秒)
ラップパートにもメロディックな要素が取り入れられており、ヒップホップに馴染みがない方でもスッと入り込める構成になっています。
「大人になりたくない、でも変わらなければいけない」という誰もが経験する成長の痛みを切り取った歌詞が印象的で、FODドラマ『地獄のガールフレンド』の主題歌として国内外で長期的なヒットを記録しました。
ライブの定番曲としても不動の地位を築いているのですよ。
そして、もう一曲ご紹介したいのが、2025年にリリースされたエモーショナルバラード「SAD SONG」です。
「強気でパワフル」というパブリックイメージを静かに覆すような、R&Bテイストのスローナンバーになっています。
▼ 【公式MV】再生ボタンを押して…(3分37秒)
静けさの中に深い悲しみを湛えたメロディラインと、感情の機微を丁寧にすくい上げるような歌声に胸が締め付けられます。
自身がプロデュースを務めたオーディション「No No Girls」のファイナルでも披露され、会場の涙を誘った一曲です。
産後うつという過酷な経験を通して見つめた、内面的な痛みが色濃く反映された歌詞が、聴く人の孤独に優しく寄り添ってくれます。
大人として日々を過ごしていると、本当は泣きたいくらい辛いのに、作り笑いでやり過ごさなければならない場面に何度も直面しますよね。
そんな誰にも言えない痛みを抱えた夜、彼女の凛とした歌声は、自分の弱さと向き合うためのそっとしたお守りのように感じてしまうのです。
常識を打ち破り自分らしく生きるためのパワフルな応援歌
続いては、2021年にリリースされたキラーチューン「ハレンチ」をご紹介しましょう。
エッジの効いたビートとウィットに富んだリリックが炸裂しており、サビでは一転して中毒性の高いポップなメロディへと展開します。
NURO光のCMソングにも起用されたので、耳にしたことがある方も多いかもしれません。
▼ 【公式MV】再生ボタンを押して…(3分25秒)
周囲の目など気にせず、自分らしく生きるという自由奔放なスタンスが痛快で、カラオケランキングでも常に上位をキープしています。
世間の常識や同調圧力に対して、あえて「ハレンチ」という言葉で軽やかに挑発するセンスの良さに、思わずニヤリとしてしまいますよね。
同じく2021年に発表された「美人」も、現代の美意識に一石を投じる強烈なメッセージソングです。
容姿に対する心無い批判や社会の偏見を、圧倒的な自己愛で跳ね返していく力強さに満ちています。
▼ 【THE FIRST TAKE】再生ボタンを押して
「美しさの定義は他人が決めるものではなく、自分が決めるもの」という揺るぎないメッセージが、ルッキズムに悩む多くの人々を救ってきました。
ABEMAのドキュメンタリー番組『GX』の主題歌にもなり、現代における「美の賛歌」として高く評価されている一曲です。
そして、2025年にリリースされた「WORK HARD」は、ヒップホップに力強いロックの要素を取り入れた疾走感あふれるアッパーチューン。
アニメ『BULLET/BULLET』のオープニング主題歌として書き下ろされ、タイトルの通り「泥臭く努力する」ことの尊さをストレートに肯定してくれます。
▼ 【公式MV】再生ボタンを押して…(3分34秒)
息苦しい日常の中で、私たちはつい周りの顔色をうかがって「本当の自分」をしまい込んでしまいがちです。
でも、彼女の楽曲を聴いていると、誰かに認められるためではなく、自分が自分を愛し、泥臭く生きていくことの格好良さをビシビシと突きつけられるのですよね。
理不尽な人間関係や仕事の重圧に少し疲れてしまったとき、彼女のパワフルな歌声は、私たちの日常を彩り再び立ち上がるための最高のスパイスになってくれると感じています。
まとめ:日常のあらゆる感情に寄り添う、ちゃんみなの多彩な音楽世界
ここまで、初心者の方に向けてちゃんみなさんの名曲を5つ厳選してご紹介してきました。
彼女の生み出す音楽は、単なるヒット曲という枠を超えて、私たちの日常にある喜びや悲しみ、静かな決意といった感情に深く寄り添ってくれるものばかりです。
前を向く元気が欲しい時は「Never Grow Up」や「WORK HARD」を。
誰にも見せずに泣きたい夜には「SAD SONG」を。
そして、自分自身を信じ、奮い立たせたい時は「ハレンチ」や「美人」を。
その時の心境に合わせて選べる懐の深さが、彼女の大きな魅力なのだと思います。
まずは今回ご紹介した5曲から聴き始めていただき、もし心に響くものがあれば、アルバム『Never Grow Up』や『ハレンチ』などに手を伸ばして、さらに深い音楽の世界へ足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
記事をまとめるにあたって楽曲を聴き直しながら、バラードの繊細な歌声や言葉のリズム感の心地よさに、改めてすっかり引き込まれてしまいました。
「ラッパーは激しいからちょっと……」と敬遠されていた方にこそ、食わず嫌いをせずに一度は触れてみてほしい才能ですね。
きっと、あなたの人生の「今」という瞬間にぴったりの一曲が見つかることでしょう。
ぜひお気に入りのプレイリストを作って、その多彩な魅力にどっぷりと浸かってみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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