実力派女優として知られる松岡茉優さん。2024年6月にはHey! Say! JUMPの有岡大貴さんとの結婚を発表し、公私ともに順風満帆に見えます。しかしその裏で、元マネージャーからの罵倒や格下扱いといった精神的な苦悩から、事務所移籍を繰り返した波乱の時期がありました。
この記事では、松岡茉優さんの事務所トラブルと独立に至るまでの経緯、そして彼女が大きな「不祥事」や「スキャンダル」を避けながら今も輝き続ける理由に迫ります。
トラブル概要:元マネージャーからの罵倒と事務所移籍
2015年の「フライデー」事件と罵倒トラウマ

松岡さんの事務所トラブルは、2015年にまで遡ります。19歳の頃、彼女は「FRIDAY」に俳優との自転車二人乗り写真を撮られ、出演していた公共機関のCMがキャンセルに。
この一件で、当時のヒラタオフィスのマネージャーが松岡さんを数時間にわたって罵倒し、「格下扱い」をしたと言われています。
「女性自身」の報道によれば、彼女は精神的に大きなショックを受け、パワハラが原因で深いトラウマを抱えてしまったようです。この出来事が、彼女と事務所の関係が悪化する最初の火種になったのです。
2018年の初回移籍:ヒラタオフィスからヒラタインターナショナルへ

2018年1月、松岡さんはヒラタオフィスから系列のヒラタインターナショナルに移籍します。「女性自身」の記事によると、彼女は実のお母さんと共にヒラタオフィスの社長に直談判し、「ほかの事務所に移らせてください。無理なら、女優を辞めてもかまいません」とまで訴えたのだとか。この直談判の背景には、やはり2015年の罵倒事件によるトラウマと、事務所内の人間関係の悪化があったと報じられています。
移籍は同じ系列内だったため、表向きは円満と発表されました。しかし、業界関係者からは「円満とは言えない関係だった」という声も聞かれます。松岡さんの「女優を辞める」という強い言葉から、彼女がどれほど追い詰められていたかが伝わってきます。
2022年の再移籍:ヒラタインターナショナルからヒラタフィルムへ

2022年4月、松岡さんは再びヒラタグループ内でヒラタインターナショナルからヒラタフィルムへ移籍。この「2度目の移籍」は、表向きはグループ内の再編に伴うものとされながらも、業界内では「異例だ」と話題になりました。「女性自身」の報道では、松岡さんが外部から信頼できるマネージャーを招き入れたことが背景にあり、前の事務所との間には「決定的な亀裂」があったのでは、と囁かれました。
この移籍も、2015年のトラウマや、事務所の方針と松岡さんのキャリアプランが合わなかったことが影響したようです。
2025年の独立:ヒラタグループからの完全独立

そして2025年4月1日、松岡さんはついにヒラタグループを離れ、エージェント契約を結んだDon-crewでの活動を発表しました。彼女は公式コメントで「22年間のヒラタグループでの経験を胸に、30歳で新たな挑戦をしたい」と前向きな言葉を綴っています。「女性自身」の記事では、ある業界関係者が「松岡さんの独立は時間の問題だった」と語っており、やはり長年のマネージャーとのトラブルや事務所との軋轢が背景にあったようです。
独立後、松岡さんは2025年7月放送のドラマ『ギークス~警察署の変人たち~』で主演を務めるなど、順調にキャリアを重ねています。
「不祥事」「スキャンダル」の可能性と回避
松岡さんの事務所トラブルは、一歩間違えれば「不祥事」や「スキャンダル」に発展しかねない危うい状況でした。具体的なリスクと、それをどう乗り越えたのかを見ていきましょう。
なぜ「不祥事」にならなかった?:パワハラと事務所の対応

2015年の罵倒事件は、もし彼女が受けたパワハラの実態が公になっていれば、事務所の管理体制が厳しく批判され、松岡さん自身のイメージダウンにも繋がりかねませんでした。特に、彼女が「女優を辞める」とまで訴えた事実は、事務所の労働環境問題として大きなスキャンダルに発展しかねない、非常に危うい状況でした。
これを回避できたのは、松岡さんと事務所が2018年の移籍を「グループ内の再編」として公表し、表向きは円満な形を保ったからでしょう。問題を公の場で最小限に抑えようと動いたことで、大きなスキャンダルになるのを防いだ形です。さらに松岡さん自身も、精神的なダメージを抱えながらプロとして女優活動を続け、『万引き家族』(2018年)でカンヌ国際映画祭の受賞に貢献するなど、見事な姿勢を見せました。
スキャンダルになりかねなかった?:2018年の熱愛報道と追突事故

2018年12月、松岡さんと有岡大貴さんの交際が「女性セブン」で報じられ、一部のジャニーズファンから「匂わせ」だと批判を浴びました。この報道が事務所トラブルの時期と重なったため、彼女のメンタルが不安定な中でスキャンダルとして過熱するおそれがありました。しかし、松岡さんは「匂わせ」と取られる行動を避け、静かに交際を続けたことで、大きな炎上には至りませんでした。
また、2018年11月には追突事故を起こし、事務所の初期対応が「隠蔽では」と批判されたことも。この事故も、事務所の管理体制への疑問と結びつき、スキャンダルに発展しかねない状況でした。しかし、松岡さんがすぐに謝罪し、幸いにも怪我人がいなかったことで、批判は限定的に。SNSでは「事務所の対応の問題では?」と彼女を擁護する声も見られ、イメージへのダメージは最小限に抑えられたようです。
独立によるリスク回避

2025年の独立は、松岡さんが過去のトラブルから解放され、自身のキャリアを自分でコントロールするための大きな決断でした。「女性自身」の報道では、彼女の独立は「パワハラトラウマ」を乗り越え、信頼できるマネージャーと新たな道を歩むための選択だったと伝えられています。
独立によって、事務所との軋轢や過去のトラブルが再燃するリスクを断ち切り、彼女は「不祥事」や「スキャンダル」から距離を置くことに成功したと言えるでしょう。SNSでは「茉優ちゃん、独立おめでとう」「自分の道を切り開いてすごい」と応援の声が広がっています。
分析:松岡茉優の強さと魅力

松岡さんの事務所トラブルの一連の流れは、彼女の強さと人間的魅力をかえって浮き彫りにしています。
- 精神的な強さ: 2015年の事件で「女優を辞める」と考えるほど追い詰められながらも、プロ意識を高く持ち続け、第一線で活躍。SNSでは「茉優ちゃんの芝居への情熱、すごい」と称賛されています。
- 家族の支え: お母さんと共に事務所に直談判したエピソードから、家族の絆の深さが伝わってきます。これは、お父さんとの「路上ハグ」が話題になったエピソードにも通じ、家族のサポートがトラウマを乗り越える力になったのでしょう。
- 信頼できる仲間: 2022年に外部からマネージャーを招き、2025年には信頼できるエージェントと契約。親友・伊藤沙莉さんからの「深夜の説教」が結婚の後押しになったように、彼女は信頼できる仲間との絆を大切にしています。
- ファンへの誠実さ: 熱愛報道や事故の際も、真摯な対応で批判を最小限に。結婚発表でもファンを尊重する姿勢が「ファンファースト」と評価されました。
まとめ:すべての経験を力に。松岡茉優の新たな挑戦
松岡茉優さんの事務所トラブルは、2015年の元マネージャーによる罵倒から始まり、2度の移籍を経て、2025年の独立という形で一つの区切りを迎えました。
パワハラや報道など、「不祥事」「スキャンダル」に発展しかねない危うい状況でしたが、彼女自身のプロ意識、家族や親友の支え、そして事務所との表面的な円満処理によって、大きな騒動になることはありませんでした。
現在、彼女は新しい環境で自由な活動をスタートさせ、2025年7月からのドラマ『ギークス』で主演を務めるなど、その勢いは止まりません。波乱の10年を乗り越えた松岡さんの強さと誠実さに、あなたはどんな魅力を感じますか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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