ano(あの)は、2020年にソロ音楽活動を開始し、2022年4月にメジャーデビューした女性アーティストです。
今回、ano(あの)は、2023年大晦日に放映されるNHK紅白歌合戦に初出場することが決まりました。
初めて知る人にとっては、女性歌手ano(あの)は、“だれ?”と疑問に思います。
紅白に出場するほどだから、その魅力やかわしらしさ、彼女の才能など興味が湧いてきます。
今回始めて、ano(あの)を知ることになったあなたへ、なぜ ano が人気なのか、わかり易くご説明いたします。
それでは、ご案内します。
【なぜ】anoが人気?
— ほゎん (@holwan2019_) June 21, 2023
あのちゃんはほんとライブに行かないとわからない魅力。テレビとかラジオとか音源とかそういうのではなく、あの空間でないとだめで、惹き込まれる。#ano
— Hiro (@hirotty_ll) July 26, 2023
ano「ちゅ、多様性。」
— ノスキー (@aNochan2aitai) November 26, 2022
TV生出演・初披露めちゃ良かった!
ほんと中毒になる
#Venue101 #ano
#Venue101 #ano
— kta (@kta0823) December 10, 2023
あのちゃんの普変マジで好き
何回聞いてもいい
歌の表現力も最高 泣ける
anoの歌を知って、何度も聴きたくなるような魅力に取りつかれてしまうようです。
最初のきっかけが、テレビ出演やアニメの主題歌が多いかもしれません。
彼女を知れば、歌に込められたメッセージの奥深さや、考えに共感することになるのでしょう。
anoの本当の魅力は、ライブにあると言う発言もありました。
ルックスのかわいらしさと、ポップな音楽に込められた歌のメッセージがanoの魅力のようです。
anoが人気の理由1、耳に残る歌詞と歌声に惹かれるから

anoさんは、ステージに立ち、歌い始めると異様なオーラを放ち豹変します。
声質の魅力、「アー」って言ったりしただけでも成立するくらい存在感も強い声。
聴いていて惹き付けられる歌声、気が付くと夢中になってしまう中毒性の高い歌詞と歌唱力。
ポップで、キュートな感じもありつつカオス感、リズム感があり、歌い方自体が素晴らしい。
ステージで歌う姿が、カッコいい。
anoさんは、テレビに出演すると発言内容よりもまず先に、必ず声のことを言われてしまいます。
周りの人と同じように話しているだけなのに、彼女の声は、ネガティブな意味で目立っていました。
しかし、その声質をベースにした歌声に、
ユーモラスな言葉遊びが込められ、ポップでキュートな曲調、
彼女の放つダークでカオスな世界観とが融合します。
それでいて、醸し出すものが自然体。
聴く人は、その音楽の意外性に魅了されてしまいます。
彼女の歌を聴く人は、自分の孤独や虚しさ、前を向いてと頑張る、それ自体に違和感を感じたり息苦しかったり、日々、もがきながら生きています。
赤裸々にさらけ出した彼女の素の部分に、たくさんの人が共感します。
多くの人が、彼女の音楽に元気をもらっています。
声が喉に引っかかるような感覚を曲にすることで、聴く人が生きる上で少しでも力になっている。
ポップ感じで、なぜか曲に救われてる。
曲が生きるうえでの武器になったという人が、1人でもいてくれることに、anoさんは音楽に取組む意義の大きさを感じています。
anoが人気の理由2、アニメテーマ曲の起用で人気になったから

歌手が歌う音楽とアニメなどのテーマ曲というのは、親和性が高いという認識が音楽業界では主流になってきました。
2022年11月にはTVアニメ『チェンソーマン』エンディング・テーマ曲に、anoが歌う「ちゅ、多様性。」が起用されました。
この曲は、ビルボードジャパンの週間1位を獲得し、ミュージックビデオが公開から3ヵ月で2,000万回再生、TikTokでは1億回再生を記録するなど話題になりました。
テレビで放送されたアニメ「チェンソーマン」は、
エンディングテーマを全12話すべて異なるアーティストが担当しました。
週替りで様々なアーティスト曲によるエンディングテーマがオンエアされるたびに、
アニメファンだけでなく音楽ファンも注目していました。
「チェンソーマン」の第7話でエンディングテーマとしてオンエアされたのが、anoの「ちゅ、多様性。」です。
全作品での中盤戦の回、ストーリー展開が大きく変換する見逃しの出来ない重要な回での起用でした。
この第7話の、コミカルで毒性のある場面を彷彿とさせる曲調が話題になりました。
普段から流行の音楽に関心が薄い視聴者へ、アニメをきっかけに、彼女の音楽が届くようになりました。
TVアニメ『チェンソーマン』をきっかけに、ポップでキュートな曲調、カオスな世界観を放つ、anoという歌手の存在を知ることになり、彼女の魅力に惹かれる人が増えました。
anoが人気の理由3、童顔でかわいいから

anoさんは、かわいいルックス、童顔で親しまれる面立ちです。
彼女が折々にSNSへ投稿する飾らない普段のかわいい写真は、ファンの間で話題になります。
「いいね」の数が数万を超えるものは、芸能記者が最近の動向として取り上げるほどです。
anoさんは、イベント出演、取材、ステージ、プライベート、その時々の場に応じて、コーディネートやメイク、髪型を変えて、自分のスタイルを楽しんでいます。
ベースにかわいらしさがあって、どのような場所や時であっても、その愛らしさを輝かせています。
anoさんの外見からは、ポップで可愛らしい面が表出している一方、音楽で表現するメッセージは、心の奥底に潜む陰の部分やカオスな内面を醸し出すことがあります。
陰と陽、相反するものを同時に、音楽の中に存在させることで、自分の世界観を表現しているようです。
anoさんの持つ、かわいらしさは、曲の持つ強烈なメッセージとのギャップを際立たせ、多くの人々を魅了します。
そして、かわいいanoさんが歌う曲には、心の奥底に潜む内面を歌詞に載せて歌い上げ、人々の共感を呼んでいるのです。
anoが人気の理由4、マルチな活躍で天才的な才能を開花させているから

バラエティ番組のレギュラー、音楽情報番組、ラジオパーソナリティ、主演映画、CM出演など、さまざまな分野で活躍しているanoさん。
anoさんが2020年9月から、ソロ活動以降の短い期間で、多彩な分野で才能がを開花させてきました。
- バンド「I’s」を立ち上げ、2021年8月 自身のanoとは別軸に活動、ギター・ヴォーカル担当。
- 尊敬する先輩作曲家「真部脩一」を呻らせる共作活動 2023年3月 アニメ『チェンソーマン』第7話のエンディング・テーマ「ちゅ、多様性。」を共同制作で作詞作曲。
- 『オールナイトニッポン0(ZERO)』2023年4月から パーソナリティを務める。
- 女優業で初主演 2023年10月 映画『鯨の骨』出演 落合モトキとW主演を務めた。
- 作詞作曲 2023年10月 自身が出演した映画『鯨の骨』の主題歌を作詞作曲した。
①2021年8月 自身のanoとは別軸にⅠ’sというパンクバンドを始めました。
バンドアーティストとしても精力的に活動しており、ライブと楽曲の作詞作曲を手がけています。
その原点は、2019年9月まで女性アイドルグループ「ゆるめるモ!」まで遡り、特徴的なキャラクターだけでなくクリエイティブな一面をこのバンドで実現しています。
②尊敬する先輩作曲家「真部脩一」を呻らせた「チェンソーマン」主題歌の共同制作
真部脩一さんは、anoが尊敬する作詞作曲音楽プロデューサー。
アニメ「チェンソーマン」の第7話、エンディングテーマの音楽を共同で制作しました。
「破壊と再構築の繰り返し!」、真部さんがたたき台としてまず曲を出し、anoさんがそれを壊しながら作り変える。
anoさんが、主導権を取り、遠慮することなく壊しながら再構築を繰り返してできた曲。
言葉選びに関しても無駄遣いがない、センスが良い、曲に乗せる自己みたいなものをコントロールができ、
曲作りを無意識にできる天才ですと真部脩一さんが高く評価。
③2023年4月から『オールナイトニッポン』火曜日のラジオパーソナリティを努めています。
最初は、しゃべることがすごく苦手で不安でした。
『ラジオをしてる人』というモノマネに近い感覚で臨むことで、しゃべることへの抵抗感が減り、
新しい自分が引き出され、自分の成長を実感できた、
④2023年10月 映画『鯨の骨』に初出演、女優として、落合モトキとW主演を務めた。
主人公の男・間宮(落合モトキ)とバーチャルの世界で出会い、のめり込んでいく少女・明日香役を、持ち前のつかみどころのなさを存分に活かして魅力的に好演した。
映画で、自分ではない人になれる自分もいることがわかり成長できた。
⑤2023年10月 映画『鯨の骨』主題歌の作詞作曲と歌唱を努めた。
監督から、「撮影中に曲を作ってほしい」って言われました。
脚本を見た時すでに、サウンドや曲のイメージが浮かんでて、歌詞は撮影しながら作りました。
表現者としては、演技も歌も、言葉への感情の載せ方は似ていて、映画で培ったものが、音楽活動にも良い影響を与えた。
anoとしてソロ活動を始めて間がないにも関わらず、短期間にさまざまなフィールドで表現の幅を開花させました。
新た分野で天才的な能力を発揮し、今後もその才能を活かすフィールドが増えそうです。
anoが人気の理由5、ありのままの自分で生きるメッセージを伝えているから

anoさんは、飾らない自然体な性格です。
売れるためにキャラを変える、言いたいことを曲げる、などと言うことは一切してきませんでした。
自分の芯はしっかり持つように心がけ、本心で、そうは思ってないことは言わない。
多くの人々と同じように、
日々生きづらさを抱えながら、時に傷を負いながら生きている。
それでも彼女は、ありのままの自分で生きるというスタンスを貫き続けている。
そうしたanoの姿は、日々を生きる私たちにとって大きな救い、希望になる。
それこそが、anoの音楽によって心に響く理由であると強く感じさせてくれます。
ずっとその生き方は変えていない、その時々のありのままの自分で生きてきました。
結果としてanoの行動や作品に、それは現れていると思います。
意識しすぎて過剰なものは苦手、
斜に構えているものもダメ
その中間にあるバランスの良いものがanoさんの好み。
すごくパンチが効いているのに押し付けがましくない。
アピール過剰でもないし、お客さん本意でもない。
anoさんが解き放つメッセージは、
あなたはひとりじゃない、ありのままで生きていきたい仲間がここにいる。
そんな思いを先頭に立って伝えているかのようです。
anoの活動年表

2013年から2019年までアイドルグループ「ゆるめるモ!」に在籍、「あの」として活動
2019年9月 「ゆるめるモ!」を脱退
2020年9月より「ano」名義でのソロ音楽活動を開始
2021年8月 バンド「I’s」をソロ活動とは別基軸で結成し、自身もギター・ヴォーカルとしても活動
2022年4月 TOY’S FACTORYよりメジャーデビュー
2022年10月 TVアニメ『チェンソーマン』エンディング・テーマ曲に起用された「ちゅ、多様性。」が、ミュージックビデオが公開から3ヵ月で2,000万回再生、TikTokでは1億回再生を記録するなど話題を博した。
また、SNSのトータルフォロワー数は235万人を超える。
2023年 今年は初の全国ツアーも達成した。
2023年 大みそかのNHK紅白歌合戦初出場決定。
タレント、モデル、俳優とさまざまな顔を持ちながらも、音楽活動ではソロアーティスト・anoとして他の活動とは意識的に一線を画している。
【なぜ】anoが人気の理由5選!まとめ
anoさんを初めて知る人にとっては、女性歌手anoは、“だれ?”どんな人と疑問に思います。
今回、anoさんが、その魅力やかわいらしさ、彼女の才能など興味が湧いたことを調べてみました。
いかがでしたでしょうか?
彼女の歌は、選びぬかれた言葉による歌詞、独特な歌声と音楽性が特徴的です。
聴く人に、押し付けがましくない共感と連帯感へ目覚めさせ、孤立感から開放します。
その根底には、自分の芯はしっかり持つように心がけ、本心で思ってないことはしない姿勢が、音楽の創作に生かされているようです。
その歌の持つ力で人々を魅了するanoさんに、これからの活躍に期待いたします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。