『鬼滅の刃』の「紅蓮華」や「炎」で、日本中を熱狂の渦に巻き込んだLiSAさん。パワフルな歌声で一世を風靡した彼女ですが、最近ネットで「LiSAを最近見ない」「人気落ちた?」「鬼滅だけだった」といった、少し寂しい声が聞こえてきます。
2025年現在、彼女の人気は本当に落ちてしまったのでしょうか?
結論から言うと、答えは「NO」です。LiSAさんは今も第一線で活躍中。ではなぜ、私たちは「見なくなった」と感じてしまうのか?その真相を、メディア露出の変化や現在の活動から徹底的に解き明かしていきます。
なぜ?LiSAを「最近見ない」と感じる理由

そもそも、なぜ「LiSA、最近見ないな…」と感じる人が増えたのでしょうか。その最大の理由は、鬼滅ブームがもたらした異常なメディア露出からの揺り戻しにあります。
2019年の「紅蓮華」の大ヒット以降、LiSAさんは音楽番組はもちろん、バラエティやCMにも引っ張りだこでした。連日のようにテレビで彼女の姿を見かけ、まさに社会現象の一部でしたよね。

しかし、ブームが落ち着いた2022年頃から、LiSAさんは活動の主軸をライブツアーや海外での活動、アーティストとのコラボへとシフトさせました。地上波テレビへの出演が減ったことで、ファン以外の人が彼女の姿を見る機会が自然と少なくなり、「最近見ない」「人気が落ちたのでは?」という印象に繋がってしまったのです。
【真相】人気は落ちてない!出産後の怒涛の活動がヤバい

「落ち目」なんて噂はとんでもない!LiSAさんは出産を経てもなお、むしろパワーアップして精力的に活動しています。ここ数年の活躍を振り返ってみましょう。
- 2023年:出産、そして世界へ
4月に第一子を出産したことを発表。「パワーアップした私で音楽を届けられる」という言葉通り、わずか1ヶ月後にはハリウッド映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の日本語版主題歌を担当。さらに9月には、世界的人気グループStray Kidsとのコラボ曲を発表し、その活動は国境を越えました。 - 2024年:ロックの魂、再び
なんと、あのB’zの松本孝弘さんとタッグを組み、ロックファンを唸らせました。アニメファンだけでなく、自身のルーツであるロックシーンにもしっかりとアプローチを続けています。 - 2025年:本格的な海外ツアーと日本での凱旋
年明けから北米ツアーをスタートさせ、チケットは即完売。ロサンゼルスでは追加公演が決まるほどの人気ぶりです。世界最大級のアニメアワードでも圧巻のパフォーマンスを披露し、その様子はYouTubeでも大きな話題に。もちろん日本でのツアーも精力的に行っており、チケットは入手困難な状態が続いています。

「売れない」どころか、LiSAさんの活躍の舞台は、日本から世界へと着実に広がっているのです。
LiSAの人気は本当に「鬼滅だけ」だったのか?

一部で囁かれる「鬼滅だけ」という評価は、彼女のキャリアを知れば大きな誤解だとわかります。
LiSAさんは2010年のデビュー以来、数々のアニメ作品と共にヒット曲を生み出してきました。『ソードアート・オンライン』の「crossing field」など、鬼滅以前にも多くのファンに愛される代表曲があります。

鬼滅の刃が彼女を国民的スターに押し上げたのは事実ですが、それは彼女が積み上げてきた確かな実力と実績があったからこそ。鬼滅ブームは、LiSAというアーティストの魅力を日本中が知る「きっかけ」に過ぎなかったのです。
まとめ:見え方が変わっただけ!進化し続けるLiSAの現在地
LiSAさんを「最近見ない」と感じるのは、彼女の人気が落ちたからではありません。その理由は3つ。
- メディアの変化:テレビ中心から、ライブや世界規模の活動にシフトしたから。
- ライフステージの変化:出産を経て、仕事のペースを自身でコントロールしているから。
- アーティストとしての進化:アニメファンだけでなく、より深く音楽を愛するファン層に活動を特化させているから。
巨大なブームの後、一見すると「落ち着いた」ように見えるかもしれません。しかし、それはアーティストとして成熟し、本当に届けたい音楽を、届けたいファンに向けて発信している証拠。
LiSAさんの人気は、決して落ちてなどいません。むしろ、その音楽はより強く、広く、世界中に響き渡っています。もし「最近見ないな」と感じたら、ぜひライブ情報をチェックしてみてください。きっと、あなたの知らないLiSAの熱い「今」に圧倒されるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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