近藤春菜の原点は兄のボーイスカウト?子供の頃と「ビスタ」の真相

お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜さん。鋭いツッコミと、包み込むような温かい人柄で、多くの番組に欠かせない存在です。

そんな彼女の「誠実で前向きなキャラクター」は、どこで育まれたのでしょうか。ルーツを探ると、意外にも「子供の頃のガールスカウト体験」にたどり着きました。

人見知りだった少女が、約13年間続けた活動を通じてどのように変わっていったのか、その原点に迫ります。

目次

人見知り少女の転機!きっかけは兄のボーイスカウト

1983年生まれ、東京都出身の近藤春菜さん。今でこそ誰とでも気さくに話す姿が印象的ですが、子供の頃はとてもシャイで、初対面の人とはうまく話せないほどの人見知りでした。

そんな彼女が変わるきっかけは、小学校1年生の時に出会ったガールスカウトです。

実は、お兄さんがボーイスカウトに入っていたことから家族に勧められて始めたそうで、最初は乗り気ではなかったとか。しかし、入団後は毎週のように活動に参加。キャンプやハイキングといった集団行動が中心のガールスカウトは、彼女の人生を大きく変える転機になりました。

初対面の人と協力し、人前で話す機会が増えるにつれ、近藤さんは少しずつ自信をつけていきます。世界中のメンバーと交流するイベントで異文化に触れ、視野が広がった経験も大きかったようです。

13年間の活動と名物ソング「ビスタ」が育んだもの

活動は短大1年生頃まで、なんと約13年間も続きました。高校生の頃にはガールスカウトの仲間と漫才コンビを結成した経験もあるというから驚きです。まさに、この活動が今のお笑い芸人としての土台を作ったのですね。

近藤春菜さんとガールスカウトと言えば、あの有名なキャンプソング「ビスタ」を思い出す人も多いはず。

ノミを払うようなユニークな振り付けで歌う「ビスタ」は、テレビ番組で彼女が披露したことで一気に有名になりました。2017年の「嵐にしやごれ」で制服姿で熱唱した姿は、多くの笑いを呼びましたよね。

「ビスタ」自体は、キャンプファイヤーで盛り上がるための遊び歌。しかし、近藤さんはこの思い出を「ネタ」として昇華させ、自分の過去をユーモアに変える抜群のセンスを見せました。

ここからは、人見知りだった少女が、集団の中で「楽しむ力」や「適応力」を身につけていった様子がうかがえます。

怖がらず挑戦する「誠実な生き方」への影響

近藤春菜さんのガールスカウト体験は、子供時代の思い出にとどまらず、彼女の今の価値観そのものを作っています。

インタビューでは「元々めちゃくちゃシャイだったけど、ガールスカウトで変わった」とハッキリ語っており、集団活動が人見知りを克服させたのは間違いありません。この経験が、共演者と自然に絡んでいく現在のスタイルにつながっているのです。

また、彼女の「誠実なキャラクター」や、友達が多い理由も「ガールスカウトのおかげ」だそう。キャンプや国際交流で学んだ「協力の大切さ」が、彼女の温かみや他者への配慮深さを形作りました。

アンバサダー就任と「ジェンダー平等」への意識

ガールスカウトは「少女たちが自分らしく生きられる社会」を目指す活動でもあります。

2020年、近藤さんはガールスカウト日本連盟の100周年アンバサダーに就任しました。その際、「女性だからという理由でできないと言いたくない。挑戦することが大事」と力強くコメントしています。

お笑いの世界で活躍する彼女の姿は、まさにこの精神そのもの。近藤さんはインタビューで「ガールスカウトで学んだことが、怖がらずに挑戦する今の自分を作った」とも振り返っており、失敗を恐れず声を上げる勇気を、この活動から学んだのです。

まとめ:近藤春菜の「誠実さ」はガールスカウトが原点

近藤春菜さんのルーツを探ると、人見知りだった子供時代を乗り越えるきっかけとなったガールスカウト体験がありました。

お兄さんのボーイスカウトがきっかけで始めた活動は、約13年間も続き、彼女にコミュニケーション力とチャレンジ精神を授けました。名物ソング「ビスタ」のエピソードは、彼女のユーモアと「過去を力に変える賢さ」をよく表しています。

近藤春菜さんの「誠実で前向きな人柄」は、間違いなくこのガールスカウト体験が原点。人見知りに悩んでいたり、新しい挑戦をためらっていたりする人にとって、彼女のストーリーは大きな勇気をくれるのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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