日本女子スキージャンプのレジェンド、高梨沙羅さん。ワールドカップ通算63勝という歴代最多記録を打ち立て、その努力家ぶりと気品ある人柄は、多くのファンに感動を与えてきました。
しかし近年、競技成績以上に「見るたびに顔が違う」「別人みたい」「顔変わりすぎ」といった声がネット上で飛び交っています。元の素朴な顔から現在の洗練された姿への変化は、まるで「アップデート」されたかのようです。
この記事では、整形手術の真偽を追求するのではなく、事実としての顔の変遷と、それに対する人々の関心や驚きの反応を時系列でまとめます。「今と昔」の比較や「ビフォーアフター」を中心に、輪郭、鼻の下、エラ、あご、目頭切開、ほくろといった具体的なポイントも見ていきましょう。
顔の変遷:まるで「アップデート」?今と昔を比較

高梨沙羅さんの顔の変化は、2010年代初頭のデビュー時から徐々に始まり、2020年代に入って一気に加速した印象です。SNSでは「高梨1.0」から「高梨4.0」まで、進化をバージョンアップに例える投稿が人気を集め、今と昔の比較画像が頻繁に共有されています。
- 高梨1.0(2013年頃、16歳・デビュー期)
丸顔で童顔、奥二重の目、少し低めの鼻、全体的に肉厚な印象の「平面顔」でした。素朴で初々しく、ほくろが目立つ自然な表情が特徴です。競技中のヘルメット姿が多く、すっぴんに近い写真がほとんど。輪郭はどちらかというと四角く、エラが張り、あごは丸み帯びた典型的な日本人の顔立ちでした。 - 高梨2.0(2016-2017年、19-20歳・メイクデビュー期)
メイクに目覚め、大人っぽく垢抜けてきた時期。資生堂のスポンサー契約がきっかけとも言われ、アイメイクやノーズシャドウを使いこなすように。目が少しぱっちりし、鼻筋がシュッと見える変化が始まります。輪郭はまだ丸いものの、全体的に女性らしさが加わりました。 - 高梨3.0(2019-2020年、22-23歳・目と鼻の変化期)
目がぱっちりとした二重になり、蒙古ひだ(目頭の皮膚)がなくなったような印象を受けます。鼻筋がさらに高く、小鼻も小さくなったように見えます。輪郭もシャープになり、エラの張りが目立たなくなり、あごも細くなりました。鼻の下(人中)が短く見え、唇が厚くなったように感じる人も。ビフォーアフター比較で「別人級」と話題になり始めた頃です。 - 高梨4.0(2024年以降、27歳・現在)
ティファニーの展示会など公の場に出る姿は、洗練された美貌が際立っています。輪郭はいわゆるVラインでエラはほぼなく、あごもシャープに。目頭切開が噂されるクッキリした目元、鼻の下のバランスも整い、ほくろはあまり目立たなくなりました。金髪や黒いコーディネートにマッチした大人びた顔立ちで、笑顔に昔の面影が残るものの、全体的に「アップデート」された印象が強くなっています。
この変遷は、成長や減量、メイクの上達によるものとも考えられますが、急激な変化ぶりに「いじりすぎ」「やり過ぎ」といった声も出ています。比較画像を見ると、元の顔(丸顔・奥二重)の柔らかさが、現在の顔(シャープ・ぱっち”り目)の洗練された雰囲気へと変わっているのがよくわかります。
どこが変わった?輪郭・あご・目頭切開までパーツ別ビフォーアフター

ネット上で特に「変わった」と指摘されるパーツを、写真などから見ていきましょう。ほくろについては大きな変化はないようですが、他のパーツは印象が変わっています。
- 輪郭・エラ・あご
元の丸顔から、Vラインのシャープな形に。エラ張りがなくなり、あごが細く尖った印象です。「輪郭やあごに何かしたのでは?」と噂されるようになり、ネットでは具体的な施術費用を推定するサイトまで登場しています。ビフォーは丸く少しゴツゴツした印象でしたが、アフターはかなり引き締まり、友人からも「雰囲気が変わった」と言われるそうです。 - 鼻の下(人中・小鼻)
鼻の下(人中)が短くなり、上唇がふっくらした印象に。鼻筋も高く、小鼻も小さくなったように見えます。ビフォーは少し肉厚で低めの鼻でしたが、アフターはシュッとした鼻筋になっています。 - 目頭切開
蒙古ひだがなくなり、目が横に大きく、きりっとした印象に。ビフォーは少し離れ目に見えましたが、アフターは平行二重の幅が広くなったように見えます。「目頭切開の跡では?」と指摘する声もありますが、これもメイクで再現できる範囲かもしれません。
これらの変化について、高須クリニックの高須克弥院長は「埋没法のプチ整形かメイクだろう」と過去(2017年)に分析していました。
一方で、執刀医の噂として、2020年に福岡にあるビスポーククリニックの室孝明医師が、インスタグラムで高梨選手の施術を匂わせる投稿をして炎上した一件があります。鼻整形や小鼻縮小などを担当したかのような内容で、すぐに削除・謝罪しましたが、この件が「いじりすぎ」疑惑を加速させました。
ネットは賛否両論!「顔変わりすぎ」「いじりすぎ」の声

高梨さんの変化は、SNSで常に注目の的です。2024年のティファニーイベントの写真がきっかけで、「変わりっぷりがすごい」「整形なら執刀医を教えてほしい」といった投稿が爆発的に増えました。
肯定的な反応としては「めちゃくちゃ美人になった」「垢抜けの参考になる」「努力の結果」といったもので、多くの支持を集めています。
一方、否定的な声としては「昔の素朴な顔が良かった」「顔いじりすぎで怖い」「元の顔と違いすぎて別人」など、寂しさや違和感を口にする人も少なくありません。

2022年の北京五輪頃からメイク批判とセットで語られることもありましたが、擁護派からは「メイクは戦闘スイッチ」「綺麗になる権利がある」と反論も出ています。
こうした反応の背景には、女性アスリートへのルッキズム(容姿偏重)があるのかもしれません。変化を「整形確定」と信じている人が多い一方で、メイクや加齢によるものだと考える声もあります。福岡の執刀医騒動の後、疑惑が加速し、2025年現在も「どうしたの?」「やり過ぎでは」といった投稿が続いています。
まとめ:変化は自信の証、驚きの先にあるもの
高梨沙羅さんの顔の変化は、少女時代の素朴さから大人の美しさへの「アップデート」であり、輪郭や目、鼻といったパーツがシャープに進化したと言えます。
ネットでは「別人」「顔変わりすぎ」という驚きが広がり賛否両論ですが、「綺麗になった」ことは多くの人が認めています。執刀医の噂や今と昔のビフォーアフター比較が疑惑を呼んでいますが、彼女自身は競技に集中しています。
こうした変化も、彼女の自己表現の一つとしてポジティブに捉えたいものです。ファンとして彼女の飛躍を応援しつつ、容姿への過度な言及は少し控えめにするのが良いかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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