こんにちは!
Netflixで配信中の話題作『グラスハート』。
佐藤健さん演じる天才音楽家・藤谷率いるバンド「TENBLANK」の物語ですが、そこで圧倒的な存在感を放っているのが、カリスマ歌姫・ユキノ役の髙石あかりさんです。
あまりの歌の上手さとオーラに、ネット上では「これ、本当に髙石あかりちゃんが歌ってるの?」と疑問に思う人が続出しています。
今回は、そんなユキノの歌唱シーンの裏側や、驚きの収録方法についてズバリ迫ります!
歌声の正体は「ao」!髙石あかりは歌っていない?

結論から言うと、劇中でユキノが歌っているシーンは、髙石あかりさん本人による歌唱ではありません。
歌の部分だけ、シンガーソングライターのao(アオ)さんが吹き替えを担当しているんです。
映像では髙石さんが歌っているようにしか見えませんが、聞こえてくる歌声はaoさんのもの。

「えっ、完全に口が合ってるけど?」と驚いた方も多いはず。
実はそこには、単なる「口パク」とは異なる、ものすごいこだわりが隠されていました。
逆転の発想!「演技に合わせて歌う」驚きの収録方法

一般的な音楽ドラマの吹き替えといえば、事前に録音された歌に合わせて俳優が口を動かす(リップシンク)のが主流です。
しかし、『グラスハート』ではその逆のアプローチが取られていたようなんです。
歌を担当したaoさんのコメントによると、なんと「ドラマの映像(髙石さんの演技)を見ながら、その表情や仕草に合わせて歌った」とのこと!
つまり、こういうことです。
- まず、髙石あかりさんが感情を込めて演技をする(歌うフリ、または現場で歌う)
- その映像を見ながら、aoさんが髙石さんの口の動きや感情の昂ぶりに合わせて歌声を吹き込む
aoさんは「表情と仕草に合わせて『こんな歌い方になるかな?』と想像しながら歌うのがとても難しかった」と語っていますが、何度もテイクを重ねて完成させたそうです。
髙石さんの鬼気迫る「演技」があったからこそ、aoさんの歌声も引き出され、あの一体感が生まれたんですね。これは単なる吹き替えというより、二人のアーティストの「共作」と言えるかもしれません。
歌うま女優なのになぜ?あえて吹き替えを選んだ制作のワケ

ここで一つ疑問が浮かびます。
「髙石あかりさんって、元アイドルだし歌上手いよね?」
そうなんです。髙石さんは以前ダンスボーカルグループ「α-X’s(アクロス)」で活動していましたし、アニメ映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』でも美声を披露して、共演者から「嫉妬するレベル」と絶賛されるほどの実力の持ち主。
それでも今回吹き替えが採用されたのは、作品としての「音楽へのこだわり」が理由のようです。
物語の中心となるユキノを「圧倒的な天才歌姫」として描くために、独特の声質を持つZ世代のシンガー・aoさんの声がベストだと判断されたのでしょう。
決して髙石さんの歌唱力が足りないわけではなく、キャラクターのイメージを完璧に作り上げるための「戦略的な選択」だったと言えそうです。
他のメンバーは?佐藤健のボーカルや宮﨑優のドラムは本人!

ユキノが吹き替えである一方で、他のバンドメンバーはどうなのでしょうか?
驚くことに、主演の佐藤健さんは、ご自身の声で歌っています!
吹き替えなしの真っ向勝負。あの色気のある歌声は、佐藤さん本人によるものなんですね。
さらに、ドラム担当の宮﨑優さんも吹き替えなし。
本人が猛練習を重ねて演奏しており、ファンからは「演奏シーンが圧巻すぎる」と驚きの声が上がっています。
- ユキノ(髙石あかり):演技に合わせてaoが歌唱
- 藤谷(佐藤健):本人歌唱
- ドラム(宮﨑優):本人演奏
こうして見ると、それぞれの役割に合わせて一番効果的な手法が取られているのが分かりますね。
ネットの評判は?「違和感なし」と「本人の声が聞きたい」で賛否も

この「歌唱吹き替え」について、視聴者の反応はどうだったのでしょうか?
SNSやネット上の声を調べてみると、概ね「演技と歌のマッチが完璧」「aoさんの声が心地よくてユキノに合ってる」と高評価のようです!
先ほど紹介した「演技に合わせて歌う」という手法のおかげか、違和感を抱かせないクオリティの高さが評価されています。
一方で、髙石さんのファンからはこんな声も。
「あかりちゃん自身の歌声で聞きたかった!」
「地声も上手いの知ってるから、ちょっと残念…」
彼女の歌唱力を知っているからこそ、「本人でもいけたはず!」という期待の声が上がるのも納得です。
ただ、これは「どちらが良い悪い」というよりは、好みの問題と言えるかもしれませんね。
まとめ
今回は、Netflix『グラスハート』のユキノ役、髙石あかりさんの歌唱シーンの秘密についてご紹介しました。
- 歌っているのはシンガーソングライターのaoさん
- 髙石さんの演技映像に合わせてaoさんが歌う「逆リップシンク」的な手法
- 佐藤健さんや宮﨑優さんは本人による実演
髙石さんの「演技力」とaoさんの「歌声」が、通常の吹き替え以上の精度で融合したからこそ、最強の歌姫・ユキノが生まれたわけですね。
この役での好演もあってか、2025年後期の朝ドラ『ばけばけ』のヒロインにも抜擢された髙石さん。
女優としてますます活動の幅を広げる彼女の、次なる挑戦が楽しみです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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