こんにちは!
2025年9月から放送中のNHK朝ドラ『ばけばけ』。
ヒロインの松野トキ役、髙石あかりさんの演技が「素晴らしい!」と話題ですね。
でも、発表された当時は正直なところ「髙石あかりってだれ?」「知らないなぁ…」と思った方も多かったのではないでしょうか?
今回は、そんな彼女がなぜ2892人ものライバルを勝ち抜き、朝ドラヒロインの座を掴み取ることができたのか。その驚きのオーディション秘話や、伝説となった「号泣会見」についてまとめました。
応募総数2892人!大物女優もいたオーディションの裏側

今回の『ばけばけ』ヒロインオーディション、応募総数はなんと2892人。
書類選考、動画選考、面談、そして最終のカメラテストと、長い審査が行われました。
実は、最終選考に残った9人の中には、誰もが知る知名度抜群の大物女優さんも含まれていたそうです。
そんな激戦の中で、なぜ当時まだ一般的知名度が低かった髙石さんが選ばれたのでしょうか?
その理由は、審査員たちの「全員一致」でした。
制作統括の橋爪國臣さんは、髙石さんが部屋に入ってきた瞬間に「この子なんだな」と直感したそうです。
そしてオーディションが終わった時、審査員の間でもめることは一切なく、満場一致で彼女に決まったとのこと。
「知名度」という武器を持ったライバルたちを、「圧倒的な演技力」だけでねじ伏せた形ですね。これは鳥肌モノです!
決め手は「怪談」?審査員を唸らせた演技力

最終審査では、セットを組んで本番同様の演技テストが行われました。
そこで課題として出されたのが、なんと「怪談語り」や「パントマイム」。
『ばけばけ』は小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻がモデルの物語なので、怪談の要素がとても重要なんです。
髙石さんはここで、「子捨ての話」や「鳥取の布団」といった題材を披露したようですが、これが審査員の心を鷲掴みにしたようですね。

X(旧Twitter)などでも彼女の怪談語りは「引き込まれる」と評判。
過去に映画『ベイビーわるきゅーれ』のアクションや、舞台『鬼滅の刃』などを経験してきた彼女の「憑依型」の演技力が、この難題に見事にハマったのでしょう。
なぜNHKは「知らない」女優をあえて選んだのか

当時、一般的な知名度は決して高くなかった髙石さん。
ネット上で「だれ?」という声が上がることは、NHK側も想定内だったはずです。
それでも彼女を選んだのは、朝ドラの伝統である「新星の発掘」という原点に立ち返ったからだと言えます。
制作陣は知名度をほとんど気にせず、トキという役のイメージに合う「輝き」と、何より「この子たちの会話を見てみたい」と思わせる魅力を優先しました。
実は髙石さん、今回が3度目の朝ドラオーディションへの挑戦だったんです。
過去2回は悔しい思いをしましたが、諦めずに挑み続けたその「芯の強さ」も含めて、まさにヒロイン・松野トキそのものだったのかもしれませんね。
スタッフも予測済み?伝説の「号泣会見」

ヒロイン決定後の会見(2024年10月29日)も大きな話題になりました。
髙石さんが登壇した直後から涙、涙の「号泣会見」となったからです。
「小さい頃から朝ドラヒロインが夢だった」
「朝ドラが私の中で大きなものだった」
そう語りながら涙を流す姿に、もらい泣きした人も多かったのではないでしょうか。
実はこの涙、スタッフの間では「きっと泣くだろう」と予測されていたそうで、あえてその感動を伝えるために生中継が決まったという裏話もあります。
それほどまでに、彼女の朝ドラにかける想いが強かったということですね。
ちなみに会見後には、すぐに家族に電話して大号泣したそうです。
合格を知らされても、会見までは絶対に秘密にしなきゃいけないので、知人への連絡も控えていたんだとか。やっと喜びを爆発させられた瞬間だったんですね。
まとめ
今回は、髙石あかりさんが『ばけばけ』ヒロインに選ばれた理由について深掘りしました。
- 2892人の頂点に立ち、審査員全員一致で選ばれた実力
- 知名度よりも「役への適合性」と「演技力」が評価された
- 3度目の正直で掴んだ夢と、涙の会見
放送開始後、「名作の予感」「演技がすごい」と評価を高めている髙石さん。
「だれ?」と言われていた少女が、今や国民的ヒロインとして羽ばたこうとしています。これからの活躍がますます楽しみですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
☆おすすめ記事☆



