CANDY TUNE(キャンディチューン)の赤色担当として、2025年のNHK紅白歌合戦出場を果たし、今もっとも勢いのあるアイドル・立花琴未(たちばな ことみ)さん。
透明感あふれるビジュアルと、バレエ仕込みのしなやかなダンスで「絶対的エース」として君臨する彼女ですが、実はここに来るまでの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。
ファンの間では「前世」と呼ばれる、過去のアイドル活動歴がなんと2つも存在するのです。
「昔は別の名前で活動していた?」「どんなグループにいたの?」
そんな疑問を持つ方のために、今回は立花琴未さんの「大島琴未」時代を含む過去の経歴を時系列で徹底解説します!
アイドル業界独特の「転生」文化とともに、彼女の知られざる努力の軌跡を紐解いていきましょう。
立花琴未の経歴概要:3度の「転生」を経た努力の人

立花琴未さん(2002年5月25日生まれ、福岡県北九州市出身)のアイドル人生を一言で表すなら、「不屈の挑戦者」です。
高校2年生で地元のダンスコンテスト優勝をきっかけに上京して以来、彼女は3つの異なるグループを渡り歩いてきました。
その都度、名前や立ち位置を変えながら、着実にステップアップしてきたのです。
- Ange et Folletta時代(KOTOMI)
- アフィシャナドゥ時代(大島琴未)
- CANDY TUNE時代(立花琴未)
この華麗なる「転生」の歴史を、順を追って見ていきましょう。
第一章:Ange et Folletta時代(2019〜2021)

「KOTOMI」としてのデビューと基礎づくり
彼女のアイドルとしての「最初の人生(前世)」は、2019年に始まりました。
元AKB48の人気メンバー・渡辺美優紀(みるきー)さんがプロデュースしたガールズユニット「Ange et Folletta(アンジュ・エ・フォレッタ)」への加入です。
当時の活動名義は「KOTOMI」。
「清楚」や「天使」をコンセプトにした7人組グループの中で、彼女は持ち前のダンススキルを武器に活動していました。福岡から上京したばかりの彼女にとって、この期間はまさに修行の時。右も左も分からない芸能界で、アイドルとしての基礎やパフォーマンスの「いろは」を叩き込んだ重要な時期と言えます。

グループは主にインディーズで活動し、コアなファンを獲得していましたが、2021年に惜しまれつつ活動休止(事実上の解散)となりました。現在のファンにとって、この時期の映像や写真は「幻のレア素材」となっています。
第二章:アフィシャナドゥ時代(2021〜2022)

「大島琴未」への改名とタレント活動への挑戦
Ange et Folletta在籍中の2021年8月、彼女に新たな転機が訪れます。
新グループ「アフィシャナドゥ」への兼任加入です。ここで彼女は、芸名を「大島琴未」と改めました。
アフィシャナドゥは、元AKB48や元HKT48のメンバーも在籍する実力派グループで、よりポップでエネルギッシュなスタイルが特徴でした。
ここでの彼女の活躍は、アイドル活動だけにとどまりません。「大島琴未」として、人気雑誌『LARME』への掲載やファッションイベントへの出演など、モデル・タレントとしての才能も開花させていきます。

2つのグループでの経験、そして「大島琴未」としての活動は、彼女の対応力と表現の幅を大きく広げました。しかし、このグループも2022年頃に活動が停滞し、彼女は卒業を決断します。
CANDY TUNEファンにとって「大島琴未」という名前は、彼女の歴史を知る上で欠かせない重要なキーワードなのです。
第三章:CANDY TUNE時代(2023〜現在)

「立花琴未」として覚醒、そして全国区へ
数々の経験を経て、2023年3月。彼女はアソビシステムの新プロジェクト「CANDY TUNE(キャンディチューン)」のメンバーとして再デビューを果たします。
ここで初めて「立花琴未」という現在の名前になり、メンバーカラーは情熱的な「赤」。
デビューシングルからその存在感は圧倒的で、過去のグループで培ったスキルが完全に花開きました。「可愛いだけじゃない、パフォーマンスが凄い」と評判になったのは、間違いなくこれまでの「前世」での積み重ねがあったからです。

そして2025年の紅白出場。
地方から出てきた一人の少女が、名前を変え、場所を変え、諦めずに走り続けた結果が、今の輝きに繋がっています。
アイドル業界の「前世」の謎:なぜ過去を隠すのか?

ここで一つ、疑問に思う方もいるかもしれません。
「なぜ、公式プロフィールに過去のグループ名を書かないの?」
これには、アイドル業界特有の「没入感」と「美学」が関係しています。
1. 「真っ白なキャンバス」の美学
アイドルは、ファンと一緒に新しい物語を紡いでいく存在です。
新しいグループでデビューする際、過去のイメージ(元カレのような存在)が強すぎると、ファンが今の活動に没入しにくくなってしまうことがあります。だからこそ、多くのアイドルは名前を変え、過去をリセットして「転生」するのです。

2. ファンの「宝探し」的な楽しみ
実は、ファンにとってもこの「前世探し」は一種のエンタメになっています。
「あのダンスの上手い子は誰だ?」「昔は〇〇にいたあの子じゃないか?」と、SNSやネット掲示板で特定班が動き、過去の頑張りを知ることで、さらに応援する熱量が高まる——。
立花さんのように、過去に何もやましいことがなく、ひたむきに頑張ってきた経歴は、隠されているからこそ、見つけた時に「推せる!」という確信に変わるのです。
まとめ:過去があるから今が輝く
立花琴未さんの経歴を振り返ると、「KOTOMI」→「大島琴未」→「立花琴未」という変遷は、単なる名前の変更ではありません。それは彼女が夢を諦めず、何度も立ち上がり、進化し続けてきた証です。
公式には語られない「昔」のエピソード。
それを知った上で見る彼女のパフォーマンスは、今まで以上に深く、エモーショナルに映るはずです。
「前世」も含めてすべてが彼女の魅力。
これからも「絶対的エース」立花琴未さんの物語から目が離せません!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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