お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜さん。彼女の温かい人柄がにじみ出るエピソードは数多くありますが、特に有名なのが「12歳の野球少年からプロポーズされた話」ではないでしょうか。
2019年、テレビ番組で「18歳になったら迎えに来ます！」と宣言した、当時小学6年生の田中太晟（たいせい）くん。
あの純粋な告白から約6年。あの「好きな男の子」は今どうしているのでしょうか？感動的な物語の始まりから、驚きの「現在」までを追ってみました。
2019年、日本中がキュンとした「運命のプロポーズ」
すべての始まりは、2019年5月放送の『モニタリング』でした。新企画「あの人に会いたい！！」に登場したのが、当時12歳の野球少年・田中太晟くんです。
神奈川県横浜市で野球に打ち込む太晟くんは、近藤春菜さんの大ファン。きっかけは、春菜さんが「角野卓造じゃねーよ」と容姿をいじられても、嫌な顔一つせず笑顔を保つ姿に感動したこと。
「本当は嫌なはずなのに、そんな顔を見せないなんていい人だ！」
そう感じた太晟くんは、携帯の待ち受けもLINEのアイコンも春菜さんにするほどの熱烈ぶり。番組には「好きで、結婚したいんです」とお見合い写真さながらの自撮りを添えたファンレターを送りました。
番組では、遊園地や水族館での一日デートが実現。そしてクライマックスの水族館で、太晟くんは手紙を読み上げます。
「プロ野球選手になるのが夢なんですけど、18歳になって、プロ野球選手になったら迎えに行きます！」
24歳という年齢差（干支二回り！）を超えた、あまりにも純粋な告白。これにはスタジオも、そして日本中のお茶の間も「尊すぎる」「キュン死」と感動に包まれました。
春菜の「神対応」と隠しきれなかった本音
突然の告白を受けた近藤春菜さん。その反応は、彼女の人柄そのものでした。
後日、別の番組でこの件を振り返った春菜さんは、「膝から崩れ落ちて、めちゃめちゃキュンキュンする」と、本気でときめいていたことを告白。
特に、太晟くんが「（春菜さんが綾野剛さんと夫婦役のCMを見て）ヤキモチ焼いちゃった」と打ち明けたことには、「人生で初めて嫉妬されて、キューンとした」と、本当に嬉しそうに語っていました。
しかし、プロポーズへの答えは「ノー」。
「ありがとう。気持ちはうれしいけど、いろんな人と出会って、いろんな恋愛しなさい。ほんとに、私のことは忘れて」
これは、太晟くんの純粋な気持ちを真正面から受け止めつつ、彼の将来を最優先に考えた、春菜さんらしい誠実で温かい「答え」でした。この大人の対応にも、多くの称賛が集まりました。
【現在】18歳になった太晟くん、約束が現実味を帯びる
あの告白から約6年。田中太晟くんは18歳になりました。
そして、あの日の言葉が単なる子供の夢ではなかったことを証明しています。
太晟くんは、野球の名門である北海道の北照高校に進学。エース投手として活躍し、最速143km/hのストレートを武器に注目される選手へと成長しました。
そして高校卒業後の進路は、なんと東都大学野球連盟に所属する強豪・国士舘大学。着実に「プロ野球選手になる」という夢への階段を登っています。
2025年2月には、TikTokで春菜さんと太晟くんが6年ぶりに再会した動画が拡散され、涙を誘うと大きな反響を呼びました。お互いの成長を喜び合う、温かい絆は今も続いているようです。
まとめ：6年越しの約束は叶うのか？「迎え」に期待！
近藤春菜さんと野球少年・田中太晟くんの物語は、バラエティ番組の一企画を超えた、感動のドキュメンタリーです。
春菜さんを感動させた純粋な恋心は、野球への情熱となり、太晟くんを大きく成長させました。そして、その将来を思って優しく断った春菜さんの誠実さ。
「18歳になって、プロ野球選手になったら」
その約束が、今まさに現実になろうとしています。太晟くんが夢を叶え、本当に春菜さんを「迎えに来る」日は来るのでしょうか？
このドラマチックな物語から、まだまだ目が離せません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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