久保田利伸が演歌歌手に蹴られた!?「夜ヒット」ガム事件と干された説の真相

2025年、デビュー40周年を迎えた「R&Bの帝王」久保田利伸さん。
記念ツアー「Big up!」で全国を沸かせ、さらには35年ぶりとなる紅白歌合戦への出場も決定!まさにレジェンドとしての輝きを放っていますよね。

しかし、そんな華やかな話題の一方で、ネット上では彼の過去に関する「ある衝撃的な事件」がたびたび話題になります。検索ワードに出てくるのは「蹴られた」「演歌歌手」「不祥事」といった不穏な言葉たち…。

「久保田利伸が大御所の演歌歌手に蹴られたって本当?」
「それが原因で干された時期があるの?」

噂の舞台は、昭和の伝説的音楽番組「夜のヒットスタジオ」。
今回は、若き日の久保田さんが経験したこの「修羅場」について、当時の状況や「蹴られた理由」、そしてその後どうなったのか、2025年12月現在の情報を元にその真相をスッキリ解説します。

目次

1. 事件の舞台は伝説の番組「夜のヒットスタジオ」

事件が起きたのは、今から約40年前の1987年頃。
舞台となったのは、フジテレビの看板番組だった「夜のヒットスタジオ」です。

若い方はご存じないかもしれませんが、当時のこの番組はとにかく影響力が絶大。司会の古舘伊知郎さんや芳村真理さんが進行し、毎週豪華なゲストが生放送で歌う、まさに芸能界の縮図のような場所でした。
特にオープニングの「紹介メドレー(ゲストが次の歌手の曲を歌ってバトンを繋ぐコーナー)」は名物でしたが、裏側では出演者同士の緊張感が漂っていたとも言われています。

当時、デビューしたて(1986年デビュー)の久保田さんは、R&Bの新星として人気急上昇中のイケイケな若手。一方、そこに君臨していたのが、番組最多出演を誇る演歌界の大御所・五木ひろしさんでした。
この「生意気な若手」と「厳しい大御所」という構図が、事件の引き金となってしまったようです。

2. リハーサル中に「蹴り」炸裂!原因はガムと立ち位置?

では、具体的に何が起きたのでしょうか?
確認されている情報によると、事件が発生したのは本番ではなく「リハーサル中」のことでした。

オープニングメドレーのリハで、久保田さんが五木さんの前にポジションを取ってしまい、五木さんがカメラに映らない「被り」の状態になってしまったそうです。
すると次の瞬間、五木さんは背後から久保田さんの背中やお尻付近に蹴りを入れ、それを何度も繰り返したといいます。

驚いて振り返った久保田さんですが、五木さんが激怒した理由は「立ち位置」だけではありませんでした。最大の原因は、久保田さんが「ガムを噛みながらリハーサルに参加していたこと」

これには五木さんも黙っていられなかったようです。後に五木さん自身も週刊誌やトークショーで、この「ガム噛み」がキレた原因だったと認めています。
久保田さんも後年、テレビ番組「おしゃれカンケイ」に出演した際、「若気の至りでカッコつけてしまった」と反省の弁を述べています。当時の彼は、最先端のスタイルを気取るあまり、日本の芸能界の厳しい礼儀作法から少し浮いてしまっていたのかもしれません。

3. とんねるずが救世主に?現場を救った仲裁劇

一触即発の空気になったスタジオ。このピンチを救ったのが、当時フジテレビで飛ぶ鳥を落とす勢いだったとんねるずのお二人でした。

現場を目撃していた彼らはすぐに仲裁に入り、久保田さんをフォロー。とんねるずが間に入って五木さんに頭を下げたり、空気を変えたりしたことで、なんとか大事には至らず、リハーサルは続行されたそうです。
もし彼らがいなかったら、もっと深刻なトラブルになっていたかもしれません。このエピソードは、今でもYouTubeやTikTokなどで「とんねるずの男気」として語り継がれていますね。

おかげで本番の放送は無事に終了。視聴者には裏側のピリピリした空気は伝わらなかったようです。

4. 「干された」はデマ!和解と「愛のキック」

ネット上では「この事件が原因で、久保田利伸は一時干されたのでは?」「不祥事として扱われた?」という噂も飛び交っていますが、これは完全にデマです。

実際、久保田さんはその後も順調にヒット曲を連発し、大活躍を続けています。
1993年に拠点をニューヨークに移していますが、これは「干されたから」ではなく、「世界で勝負したい」という彼自身のポジティブな挑戦によるものです。

そして何より、当事者同士の間ではすでに「解決済み」の話。
久保田さんは後の番組で、五木さんの行動を「愛のキックだった」と表現しています。「僕より目立つなよ、しっかりしろよ」という先輩からの手荒いメッセージ(指導)だったと、前向きに解釈しているんですね。
五木さんも当時のことを「キレた」と認めつつ、今では笑い話として消化しており、お互いに現役のプロとしてリスペクトし合っているようです。

まとめ:昭和の洗礼を乗り越えたレジェンド

今回の「夜ヒット・蹴られた事件」の真相を整理すると、以下のようになります。

  • 事実: 1987年頃のリハーサル中、ガムを噛んでいたことや立ち位置が原因で、五木ひろしさんから蹴り(指導)を受けた。
  • 真相: イジメというよりは、礼儀に対する大御所からの厳しい「喝」。
  • その後: とんねるずの仲裁で収まり、干された事実はなし。現在は「愛のキック」として笑い話に。

今でこそコンプライアンス的にアウトな話かもしれませんが、当時はそれだけ芸能界の上下関係や礼儀が厳しかったという証拠でしょう。
そんな「昭和の洗礼」もバネにして成長したからこそ、今の唯一無二の久保田利伸さんがいるのかもしれません。

今年の紅白歌合戦では、そんな数々の経験を経て深みを増した歌声が聴けるはず。
過去のエピソードを知ってから見ると、レジェンドの姿がより一層たくましく見えるかもしれませんね!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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