「イーロン・マスク」って名前、ニュースやSNS、職場の会話でも聞かない日はないくらい、本当に話題の人ですよね!
電気自動車で有名な「テスラ」や、宇宙ロケットを飛ばす「SpaceX」を率いて、まさに世界を変え続けているスーパー経営者。南アフリカ出身で、今やアメリカを拠点に活動し、世界一の大富豪とも言われています。
最近では、なんとアメリカのトランプ政権で「政府効率化省(DOGE)」っていう組織のトップとしても手腕を振るっていて、その影響力はとどまるところを知りません。
彼の一挙手一投足が、未来のテクノロジーや私たちの生活にどう関わってくるのか、注目している人も多いはず。
しかし、そんなイーロンマスクさんですが、
- 胡散臭い
- 傲慢
- 調子乗りすぎ
- 不気味
- ムカつく
など、嫌い、苦手と心無い言葉を投げかけられているようです。
本当のところはどうなのでしょうか。 それとも、そこには何か誤解があるのでしょうか?
イーロンマスクさんがなぜこのような評価を受けるのか、その理由を深く掘り下げて調べてみたいと思います。
イーロンマスク、嫌い苦手?
イーロン・マスクさんといえば、輝かしい成功ばかりが注目されますが、その一方で「どうも苦手…」「正直、嫌い」と感じている人が、実は結構いるんですよね。
実際に、X(旧Twitter)をのぞいてみると…



こんなふうに、彼に対してネガティブな感情を抱いている声が、思った以上に見つかるんです。
では、一体なぜイーロン・マスクさんは「嫌い」「苦手」だと言われてしまうのでしょうか?
その具体的な理由としてよく挙げられるポイントを、ここから一つずつ掘り下げて見ていきましょう!
イーロンマスクが嫌われる理由1、胡散臭い

世界を驚かせるビジョンと行動力を持つイーロン・マスクさん。でも、その一方で「なんだか胡散臭い…」「裏があるんじゃないの?」と感じている人がいるのも事実です。
なぜ、あれだけの成功者がそんなふうに思われてしまうのでしょうか?
その理由の一つとして、彼の言動が時に「計算されたパフォーマンス」に見えてしまう点が挙げられそうです。
やたらと熱烈? 日本へのラブコール
例えば、マスクさんはXで頻繁に日本の文化や技術を絶賛しています。
アニメや「わびさび」を褒めてくれるのは嬉しいのですが、その熱烈すぎるアピールに、こんな声も上がっています。

彼の日本愛が本物だとしても、あまりにアピールが強いと、「テスラやSpaceXのビジネス(部品調達や市場拡大)のためじゃないの?」と勘ぐってしまう人が出てくるわけですね。
日本の「奥ゆかしさ」とは違う、ストレートすぎる愛情表現が、かえって怪しく見えてしまうのかもしれません。
ビッグマウス? それとも…?

また、彼の発言には「本当にできるの?」と首を傾げたくなるような、大風呂敷を広げがちな面もあります。
過去には「テスラ株を非公開にする資金は確保した!」と宣言して市場を混乱させ、結局実現せずに罰金を科されたこともありました。
最近では、鳴り物入りで買収したTwitter(現X)も、その後の混乱ぶりや評価額の下落を見ると、「あの買収、本当に計画あったの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
こうした「言うこと」と「現実」のギャップが、「口だけじゃないか」「もしかしてペテン師…?」といった不信感に繋がり、「胡散臭い」という印象を強めてしまうようです。
「人類のため」の裏側は?
さらに、脳とAIを繋ぐ「ニューラリンク」計画では、開発初期の動物実験で多くの動物が犠牲になったことが報じられ、大きな批判を浴びました。
「人類の未来を変える」という崇高な目標を掲げる一方で、そのプロセスで倫理的な問題が指摘されると、その言葉の重みまで怪しく感じられてしまう…という側面もありそうです。
このように、マスクさんの言動には、時にパフォーマンスに見えたり、信頼性に疑問符がついたり、倫理的な懸念が伴ったりする側面があります。
もちろん、彼自身には壮大なビジョンや純粋な情熱があるのかもしれません。
しかし、その表現方法や結果が、多くの人に「胡散臭い」と感じさせてしまう複雑な事情がある、と言えそうですね。
イーロンマスクが嫌われる理由2、傲慢

「イーロン・マスクって、なんだか傲慢だよね…」「ちょっと偉そうじゃない?」
そんな声も、残念ながらよく聞かれるようになりました。
世界を変えるほどの自信と行動力を持っているのは確かなのですが、その態度が時に「自己中心的」「上から目線」と受け取られてしまうのは、一体なぜなのでしょうか?
権力者のような振る舞い?
特に、彼が政治の世界にまで大きな影響力を持つようになってから、その振る舞いが「**傲慢**だ」と感じる人が増えたようです。
2025年から始まったトランプ政権での政府効率化省(DOGE)での活動については、SNSでこんな厳しい意見も見られました。

確かに、選挙で選ばれたわけではない彼が、政府の方針に大きな影響を与えたり、連邦職員に対して厳しい要求(「働かないなら即辞めろ」メールなど)を突きつけたりする姿は、一部の人には「何様なんだ?」「お金持ちの成金が権力を振りかざしているだけじゃないか?」と見えてしまうのかもしれません。
人を見下すような態度?
また、インタビューやSNSでの彼の発言も、「傲慢」イメージを強める一因になっています。
- 気に入らない質問をした記者に対して「君の質問は退屈だ」と言い放ったり…
- 自分の意見に反対する人を「無能だ」と切り捨てたり…
- 従業員の事情を考慮せず、大量解雇を断行したり…
こうした言動は、彼の中では「効率重視」「結果が全て」なのかもしれませんが、多くの人には「他人を見下している」「冷たい」「人の気持ちが分からない」という印象を与え、「傲慢だ」という批判に繋がりやすいですよね。
過剰なパフォーマンス?

時には、政治イベントでチェーンソーを振り回して「官僚機構をぶった斬る!」と叫ぶような、過激なパフォーマンスを見せることも(2025年 CPACにて)。
これも、本人なりのメッセージやショーマンシップなのかもしれませんが、周りから見れば「目立ちたがり」「権力を誇示したいだけ」と受け取られ、これもまた「傲慢」なイメージに繋がってしまうようです。
特に、日本の「控えめ」を良しとする文化からすると、ちょっと理解しがたい行動かもしれません。
このように見てくると、イーロン・マスクさんが「傲慢」と言われてしまうのは、
- 強すぎる自信が、時に「上から目線」や「自己中心性」に見えてしまうこと
- 結果を出すためとはいえ、他者への配慮に欠けるように見える冷徹さ
- 富や権力を背景にした、時に過剰な自己アピールやパフォーマンス
といった点が主な理由のようです。
もちろん、彼には世界を変えたいという強い信念があるのでしょう。
しかし、そのあまりにもストレートで、周りを顧みないかのような言動が、多くの人には受け入れがたい「傲慢さ」として映ってしまう… というのが実情なのかもしれませんね。
イーロンマスクが嫌われる理由3、調子乗りすぎ

「イーロン・マスクって、なんか調子乗りすぎじゃない…?」
彼の言動を見ていて、そう感じてしまうこと、ありますよね?
桁外れの成功を収めているからこその自信なのでしょうが、その表現方法が「ちょっとやりすぎ」「自己アピールが鼻につく」と受け取られてしまうことも、しばしばあるようです。
X(旧Twitter)での「俺すごい」アピール?
特に、彼がオーナーを務めるX(旧Twitter)での発言は、「調子乗りすぎ」と感じる人が多いみたいですね。こんな声も聞かれます。

確かに、「俺の投稿は地球の半分くらいの人に見られてるんだぜ!」と自身のフォロワー数を誇示したり、「俺のアイデアでアメリカ政府を救ってやる!」と高らかに宣言したり…。
こういう自信満々な(あるいは自慢げな?)投稿を見ると、「うーん、ちょっと…」と思ってしまう気持ちも分かります。
特に、日本では「謙虚さ」が美徳とされることが多いので、彼のストレートすぎる自己PRは「調子に乗ってる」と受け取られやすいのかもしれません。
他にもある?「調子乗りすぎ」エピソード

Xでの発言以外にも、
- 例えば、テスラの新型ピックアップ「サイバートラック」の発表会で、「絶対に割れない」と豪語していた特殊ガラスが、デモンストレーションで投球によってあっさり割れてしまい、世界中で話題になったり…。(※2019年の出来事)
- あるいは、YouTubeで自社の工場を案内しながら「人類を火星に連れて行くのは、この俺だ!」と宣言したり…。
こうした派手なパフォーマンスや、自信満々に自分を大きく見せるような言動も、「調子乗りすぎ」という印象を強めているようです。(サイバートラックの件は、結果的に失敗でしたが、その前の自信満々なプレゼンぶりが「調子に乗ってる」と見られた面もありました)
つまり、イーロン・マスクさんが「調子乗りすぎ」と言われてしまうのは、
- SNSなどでの、時に過剰とも思える自己アピールや自慢
- 自分をヒーローのように語る、自信満々な(時に根拠の薄い?)発言
- 注目を集めるための、時に失敗も伴う派手なパフォーマンス
といった点が主な理由のようです。
彼なりのショーマンシップや、強い情熱の表れなのかもしれませんが、その「度を超した」感じが、多くの人を「ちょっと…」と思わせてしまうようです。
イーロンマスクが嫌われる理由4、不気味

イーロン・マスクさんのニュースを見たり、発言を聞いたりしていて、言葉にするのは難しいけれど、なんとなく「不気味だな…」「ちょっと怖いかも…」と感じたことはありませんか?
彼の行動や考え方には、時々、私たちの日常的な感覚や理解を超えたような、得体の知れない雰囲気が漂っているように感じられることがあります。それが「不気味さ」の正体なのかもしれません。
曖昧な立場で国を動かす? その「不気味さ」
特に、彼が政治の世界で見せるはっきりしない立ち位置と、強大な影響力のアンバランスさには、こんな声も上がっています。

たしかに、考えてみれば不思議ですよね。選挙で選ばれたわけでもない一民間人が、アメリカ政府の重要な機関(DOGE)を実質的に率いて、国の予算や役人のクビにまで影響を与えている…。
その権力の源泉や責任の所在が曖昧なところが、「裏で何かを操っているのでは?」「影の権力者みたいで不気味だ」という感覚を引き起こすのかもしれません。
物事の透明性を大切にする感覚からすると、特にそう感じてしまいそうです。
人間を超えた? テクノロジーへの執着

彼が異常なまでの情熱を注ぐ最先端すぎるテクノロジーも、人によっては「不気味さ」を感じさせる要因かもしれません。
- 人間の脳に直接マイクロチップを埋め込む「ニューラリンク」計画。
- 「AIが進化しすぎたら、人類を滅ぼすかもしれない!」といった、彼の語る過激な未来像。
これらはまるでSFの世界。ワクワクする反面、「人間とは何なのか?」「私たちの未来はどうなってしまうのか?」という根源的な不安を掻き立てられ、それが「不気味だ」という感情に繋がることもありそうです。
次は何をする? 予測不能な言動
さらに、彼の突拍子もない、予測不能な言動も、「不気味」と思われる理由の一つでしょう。
- 「地球がダメになっても、俺は火星に行くから別にいいもんね!」とでも言いたげな投稿をしたり…
- 大事な国際会議の場に、なんの説明もなく突然子供を連れて現れたり…
常識の枠に収まらない彼の行動は、「この人、一体何を考えてるんだろう?」「次に何をしでかすか分からない…」という、底知れない不安感を与えます。
それが「不気味」という印象に結びつくのかもしれませんね。
このように、イーロン・マスクさんに対して「不気味だ」と感じてしまうのは、
- よく分からない立場なのに、社会に大きな影響力を持っている点
- 脳チップやAIなど、人間や社会のあり方を変えかねない技術への強い執着
- 常識では測れない、予測不能な言動
などが組み合わさっているからのようです。
彼の中には、私たちには想像もつかないような壮大な計画や哲学があるのかもしれません。
しかし、その全貌が見えない部分や、私たちの日常感覚からかけ離れている部分が、どうしても得体の知れない「不気味さ」を感じさせてしまうのでしょう。
イーロンマスクが嫌われる理由5、ムカつく

さて、イーロン・マスクさんが「嫌い」「苦手」と言われる理由、最後はもっと感情的なもの、「ムカつく!」です。
彼のやっていることは確かにすごい。それは分かる。
でも、なんだか分からないけど生理的に受け付けない、言動を見てるとイラっとしちゃう… そんなふうに感じる人も、実は少なくないようなんです。
では、具体的にどのあたりが、私たちの「ムカつく」スイッチを押してしまうのでしょうか?
その話し方、その態度が…
まず、彼の話し方や態度そのものに、強い反発を覚える人がいるようです。
SNSでは、かなり激しい言葉で、こんな意見も見られました。

たしかに、例えばインタビュー動画などを見ると、マスクさんは早口で、時々言葉が途切れたり、目を細めてニヤッと笑ったり、独特の仕草を見せることがありますよね。
本人は無意識なのかもしれませんが、こうした態度が「人を小馬鹿にしているように見える」「不誠実だ」と感じさせてしまい、「見ていてムカつく!」という感情に繋がることがあるようです。
(ちなみに、マスクさん自身は過去にアスペルガー症候群であることを公表しています。彼のコミュニケーションスタイルには、そうした特性が影響している可能性もありますが、だからといって全ての言動が許されるわけではありませんよね。)
カチンとくる「一言」

彼の発言の内容そのものが、シンプルに「ムカつく!」と感じさせることも多いようです。
- 業績について批判的な意見を言ったアナリストに「お前は無能だ」と言い返したり…
- 厳しい労働環境について「文句があるなら、自分で会社を作ればいいじゃないか」と突き放したり…
こうした、相手の立場や気持ちを考えないかのような、あまりにもストレートで、時に攻撃的な物言いは、聞いているだけでカチンときてしまいます。
「なんでそんな言い方しかできないの?」と、ムカつくのも無理はないかもしれません。
理解不能な「奇行」?
さらに、彼の予測不能で、時に奇妙に見える振る舞いも、「なんなんだ、この人…」という不快感、つまり「ムカつく」感情を引き起こすことがあるようです。
- 真面目な話をしているかと思えば、急に変なジェスチャーをしてみたり…
- 脈絡なく、唐突にアニメの画像をXに投稿したり…
こうした行動は、周りから見ると「落ち着きがない」「意図が分からなくてイライラする」と感じられ、「ムカつく」というネガティブな感情に繋がりやすいのかもしれません。
というわけで、イーロン・マスクさんに「ムカつく!」と感じてしまうのは、
- 人を食ったような、あるいは不自然に見える独特の話し方や態度
- 相手への配慮に欠ける、無神経で挑発的な発言
- 意図が読めず、時に奇妙で落ち着きのない振る舞い
などが、私たちの感情を直接的に刺激してしまうからのようです。
彼の個性や文化の違い、あるいは抱える特性など、様々な背景があるのかもしれません。
しかし、結果として多くの人を「ムカつかせる」言動が多いのも、また事実と言えるでしょう。
イーロンマスクが好き!熱狂的なファンもたくさんいる!
さて、ここまでイーロン・マスクさんに対して寄せられる「苦手」「嫌い」といった、時にはかなり厳しいご意見と、そう思われてしまう背景にある5つの理由について、詳しく見てきました。
なんだか、読んでいるうちに「うーん、やっぱり好きになれないかも…」なんて気持ちになってしまった方もいるかもしれませんね?
でも、ちょっと待ってください! もちろん、それが彼に対する世間の評価のすべて、というわけでは全くありません。
それどころか、彼には熱狂的ともいえるファンが世界中にたくさんいて、その言動を力強く支持しているんです!
実際にX(旧Twitter)をのぞいてみると、こんなポジティブな声で溢れています。



…いかがでしょう?
こんなふうに、イーロン・マスクさんのことを心から支持し、熱烈に応援している人たちも、本当に大勢いるんです。
彼の描く未来へのワクワクするようなビジョンや、次々と不可能を可能にしていく圧倒的な実行力、既存の枠にとらわれない自由なスタイルに、強く惹きつけられている人たちがたくさんいる、ということなのでしょう。
イーロンマスクが嫌われてる理由5選!まとめ
今回は、イーロン・マスクさんが一部の人から「苦手」「嫌い」と言われてしまう理由について、さまざまな角度から深く掘り下げてきました。
いかがでしたでしょうか。
世界を変えるほどの大きな功績を残す一方で、これだけ賛否両論が巻き起こる人物も、なかなか珍しいですよね。
彼の言動が時に「胡散臭い」と疑いの目で見られたり、「傲慢」で「調子乗りすぎ」だと反感を買ったり…。また、常識外れの行動や考え方が「不気味」に感じられたり、理屈抜きに「なんだかムカつく!」と思われたり…。
今回の記事で見てきたように、そうしたネガティブな感情の背景には、彼の持つ独特の個性やコミュニケーションスタイル、結果を最優先するビジネスのやり方、そして時には倫理的に疑問符がつくような行動があることが分かりました。
また、私たち自身の価値観や、特に日本の文化(和を重んじる、謙虚さを美徳とするなど)とのギャップが、そうした印象をより強くしている側面もありそうです。
でも、忘れてはいけないのは、前にも触れたように、彼を熱烈に支持し、「大好きだ!」と応援するファンも世界中に大勢いるということ。
その未来志向のビジョンや、不可能を可能にしていく実行力、常識にとらわれないスタイルに、多くの人が強く魅了されているのもまた事実です。
結局のところ、イーロン・マスクさんという人物をどう見るかは、本当に人それぞれ、受け止め方次第なのかもしれませんね。
ただ一つ確かなのは、彼が良くも悪くも現代社会に巨大なインパクトを与え、良くも悪くも私たちの未来について考える様々な「問い」を投げかけ続けている存在である、ということです。
好きか嫌いかは別にして、彼の動向からは、まだまだ目が離せそうにありませんね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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