イーロン・マスクは何回結婚した?歴代妻、離婚歴、驚きの慰謝料まで赤裸々解説!

イーロン・マスク。テスラやSpaceXのCEOとして、また時には政治的な発言でも世界を賑わす、現代のテクノロジー界をリードする人物です。

ビジネスでの大胆なビジョンと行動力は広く知られていますが、そのプライベートに目を向けると、複数の女性との結婚と離婚、そして多くの子供たちの存在が常に話題を集めています。

この記事では、マスクの「女性遍歴」とも言える関係性を整理し、彼の恋愛や結婚、そしてユニークな家族観について探っていきましょう。

目次

イーロン・マスクを巡る女性たち:事実関係を整理

マスクの女性関係は、結婚、離婚、交際、そして子供の誕生に至るまで、実に複雑です。

メディアや伝記でも様々に報じられていますね。ここで、主要な関係を時系列で整理してみましょう。

結婚と離婚の歴史:3回の結婚、3回の離婚

マスクはこれまでに2人の女性と合計3回結婚していますが、いずれも離婚という結末を迎えています。そして、現在(2025年5月時点)は特定の妻はおらず、独身です。

ジャスティン・ウィルソン(Justine Wilson)

  • 出会い: 1990年代、カナダのクイーンズ大学時代。マスクからの積極的なアプローチで交際がスタートしました。
  • 結婚: 2000年。当時マスクは29歳、ジャスティンは28歳でした。ジャスティンはカナダ出身の作家で、SFやファンタジー小説を書いています。
  • 子供: 6人の子供に恵まれましたが、悲しいことに最初の息子ネバダ・アレクサンダーは、2002年に乳幼児突然死症候群(SIDS)で生後わずか10週で亡くなりました。その後、体外受精(IVF)によって2004年に双子(グリフィンとザビエル)、2006年には三つ子(ダミアン、カイ、サクソン)が誕生しています。
  • 離婚: 2008年。ジャスティンは後にエッセイで、マスクが自分を「最初の妻(starter wife)」程度にしか見ておらず、軽んじられていたと感じていた、と綴っています。離婚時の和解金は2000万ドル以上と言われ、SpaceX株の一部、テスラ・ロードスター、月8万ドルの慰謝料、弁護士費用などが含まれたそうです。子供5人の親権は共有しています。
  • 注目点: 双子の一人ザビエルは2022年、トランスジェンダーであることを公表し、名前をヴィヴィアンに変更。同時にマスク姓を捨て、父親との関係を断ちたいと表明しました。これに対しマスクは「(娘は)共産主義に染まった」とコメントし、親子間の溝がうかがえます。

タルラ・ライリー(Talulah Riley)

  • 出会い:2008年、ロンドンのバーにて。ジャスティンとの離婚からわずか6週間後に婚約したというスピード展開でした。タルラは英国出身の女優で、マスクより14歳年下です。
  • 結婚と離婚(1回目):2010年にスコットランドで結婚するも、2012年にマスクが離婚を申請し、成立。
  • 結婚と離婚(2回目):なんと2013年に復縁し再婚!しかし、2016年に今度はタルラ側が離婚を申請し、再び成立しました。この2度の結婚生活で、二人の間に子供はいません。
  • 和解金:2度の離婚を通じて、合計で2000万ドル以上を支払ったと言われています。それでもタルラはマスクのことを「完璧な元夫」と呼び、現在も友好的な関係を続けているようです。
  • 注目点: タルラは2023年に俳優のトーマス・ブロディ=サングスターと婚約。マスクはX(旧Twitter)で「おめでとう!」と祝福メッセージを送っています。

結婚相手以外のパートナーと子供たち

マスクは結婚という形をとらない女性との間にも、複数の子供をもうけています。

グライムス(Grimes、本名:クレア・ブーシェイ)

  •  出会い:2018年、X(当時Twitter)上で交わされたAIに関するジョーク(思考実験「ロコのバジリスク」)がきっかけで意気投合。その年のメットガラに二人で登場し、交際が公になりました。グライムスはカナダ出身の個性的なミュージシャンで、マスクより17歳年下です。
  •  子供: 3人の子供がいます。2020年に長男 X Æ A-XII(エックス・アッシュ・エー・トゥエルブ、通称X)、2021年に長女 エクサ・ダーク・シデレール(代理母出産、通称Y)、そして2023年には次男 テクノ・メカニクス(通称タウ)が誕生しました(出生の詳細は不明です)。
  •  関係:法的な婚姻関係は結ばず、交際と破局を繰り返す不安定な関係でした。2022年に最終的に別れたとされていますが、友人としての関係は続いている模様。ただし、現在グライムスはマスクと子供の親権や養育費を巡って法廷で争っているとも報じられています。
  •  注目点:子供たちの非常にユニークな名前は、マスクとグライムスの独特な世界観を反映していると言えるでしょう。グライムスはマスクの「出生率低下への懸念」に共感を示しつつも、アーティストとして独自の世界を築いています。

シボン・ジリス(Shivon Zilis)

  • 出会いと関係: マスクが経営するNeuralink社の幹部。二人の関係は恋愛というより、「子供をもうけるためのパートナー」だったと言われています。
  • 子供: 2021年、体外受精によって双子(名前は非公開)を出産しました。
  • 関係: 恋愛や結婚に関する報道はなく、あくまでビジネスと子作りのパートナーシップという、特殊な関係性のようです。シボンはマスクが進める豪邸プロジェクトに参加し、子供たちと共にそこで暮らしていると報じられています。
  • 注目点: シボンとの関係は、マスクが強く主張する「人口増加」への信念に基づいた、ある種戦略的な子作り、と解釈できそうです。

アンバー・ハード(Amber Heard)

  • 交際: 2016年、ジョニー・デップとの離婚騒動の渦中にあったアンバーと交際。オーストラリアでのデートなどが報じられました。
  • 関係: 2018年には「お互い多忙」を理由に破局。二人の間に子供はいません。アンバーは女優で、マスクとの関係は比較的短期間でした。
  • 注目点: マスク自身はこの関係について多くを語っておらず、メディアの注目を集めた一時期のロマンスだった、と言えるかもしれません。

ナターシャ・バセット(Natasha Bassett)

  • 交際: 2022年頃、オーストラリア出身の女優ナターシャとの熱愛が報じられましたが、詳しいことはわかっていません。子供や結婚に関する報道もありません。
  • 注目点: この関係も短期間だったようで、メディアの憶測の域を出ない情報です。

その他の報道

マスク氏の申し出を断ったニコール・シャナハン氏
  • 2025年2月頃、保守系のインフルエンサーとされる女性との間に、13人目、14人目となる子供が生まれた、という報道も一部でありましたが、相手の特定や詳細は不明です。情報が錯綜しており、Xでの投稿などに基づく憶測の可能性も高いでしょう。
  • マスクが知人や友人(例:ロバート・ケネディ・ジュニアの副大統領候補だったニコール・シャナハン)に「精子提供」を申し出た、という報道もあります。これは人口増加への彼の強いこだわりを示すエピソードと言えそうです(シャナハンはこの申し出を断ったとされています)。

子供の総数は?

2025年現在、マスクには少なくとも12人、報道によっては最大14人の子供がいるとされています。

  • ジャスティン・ウィルソンとの間に:6人(うち1人は死去、5人が存命)
  • グライムスとの間に:3人
  • シボン・ジリスとの間に:2人
  • その他(未確認情報含む):1~3人?

子供たちの名前が「X Æ A-XII」(エックス・アッシュ・エートゥエルブ)や「テクノ・メカニクス」など、非常にユニークな点も、マスクの未来志向な価値観を表しているようです。

浮気?一夫多妻? 噂の真相

  • 浮気疑惑: ジャスティンとの婚姻中にタルラと婚約したタイミングや、グライムスと交際中にシボンとの間に子供をもうけたことなどから、複数の関係を同時に進行させていたのでは?という推測は絶えません。ただし、マスク本人はこれを否定し、「合意に基づく関係だった」と主張しているようです。
  • 一夫多妻説: 法的に一夫多妻を実践しているという事実はありません。しかし、複数の女性との間に子供をもうけ、母親たちと子供たちを一つの(あるいは近接した)場所に住まわせる豪邸プロジェクトの計画などは、結果的に一夫多妻的なライフスタイルを連想させます。マスク自身、結婚という形式よりも、子供を増やすことを重視する姿勢を見せています。

マスクの行動原理:恋愛・結婚・家庭観を探る

マスクの女性関係や子作りに対する行動は、一般的な常識からすると、かなり独特です。彼の考え方の根底にあるものを分析してみましょう。

行動原理:目的のためなら手段を選ばない?

マスクの行動は、ビジネスで見せる姿と同様に、「目的達成のためなら、既存のルールや常識にとらわれない」という姿勢が貫かれているように見えます。

元妻のジャスティンは、マスクが「極端な成功は極端な性格から生まれる」と語っていたと述べ、彼が常人とは違う視点で物事を捉え、行動していると分析しています。

  • リスクとストレスへの驚異的な耐性: マスクは「ストレスを避けるのではなく、耐えることの意味を再定義する」と語っています。ビジネス上の困難はもちろん、プライベートでの離婚や法廷闘争といった局面も、この強靭な精神力で乗り越えているのでしょう。
  • 常識や規範への無頓着さ: 伝統的な結婚や恋愛の形にこだわらず、子作りやパートナーシップのあり方を、ある意味戦略的に進めているように見えます。例えば、シボンとの「恋愛感情抜きの子供作り」は、従来の恋愛規範を全く意に介さないアプローチと言えるでしょう。
  • 根底にある自己肯定感: 南アフリカでの特権的な環境で育った経験が、マスクの中に「自分は特別で、正しい」という強い自己肯定感を育んだ、という見方もあります。これが、世間の批判をものともしない彼の言動(物議を醸すXでの発言や、特定の政治思想への接近など)に繋がっているのかもしれません。

恋愛観:情熱的、でも仕事優先?

マスクの恋愛は、始まる時は非常に情熱的でスピーディーですが、長期的な安定よりも別の価値観を優先する傾向があるようです。

  • スピード重視のアプローチ: 大学時代のジャスティンへの猛アタック(「アイスクリーム食べに行こう」と誘い、断られても彼女の寮にアイスを届けたエピソードは有名)、タルラとの電撃婚約、グライムスとのSNSでの急接近など、恋愛のスタートダッシュは驚くほど速い。
  • 仕事>恋愛?: アンバー・ハードとの破局理由が「多忙」だったとされるように、マスクにとって事業は何よりも優先されるようです。関係がビジネスの障害になると判断すれば、関係を終わらせる決断も早いのかもしれません。
  • パートナーへの要求?: パートナーとなる女性は、ジャスティン(作家)、タルラ(女優)、グライムス(アーティスト)、シボン(経営幹部)など、知性や創造性を持つ人物が多いのが特徴です。彼は「同じ感性」を大切にするようで、グライムスとの出会いもAIに関するマニアックなジョークがきっかけでした。

結婚観:形よりも中身?

マスクにとって「結婚」は、絶対的なものではなく、関係性の一つの形に過ぎないのかもしれません。

  • 形式にこだわらない姿勢: タルラとの2度の結婚・離婚について、タルラ自身が「夫婦というレッテルを再定義したかった」と語っているように、形式に縛られない関係性を模索していた節があります。グライムスやシボンとは結婚せず、子作りという「実質」を優先しています。
  • 経済力による解決: 離婚時に元妻たちへ支払われた高額な和解金(ジャスティン、タルラ共に2000万ドル以上)は、感情的な対立を長引かせることなく、問題を金銭で解決し、早く次のステップへ進むための手段、と見ることもできます。
  • 関係性の継続と柔軟性: タルラと復縁・再婚したことや、グライムスと破局後も関係が続いている点は、過去の関係を完全に断ち切るのではなく、可能性を残しておく柔軟さ(あるいは割り切れなさ?)を示しているのかもしれません。

家庭観:人類の未来と遺伝子の継承?

マスクの家庭観は、個人的な幸せの追求というよりも、「人類の存続」という壮大なビジョンと結びついているようです。

  • 子作りは使命?: マスクは世界的な出生率の低下を「人類文明にとって最大のリスク」と捉え、自らが多くの子供を持つことで、範を示そうとしているかのようです。Xで「子供をたくさん産むことが世界を救う」といった趣旨の発信を繰り返し、人口増加を訴えています。
  • 戦略的な子作り: シボンとの関係や、精子提供の申し出といった行動は、恋愛や結婚といったプロセスを経ずに、自身の遺伝子を効率的に、そして広範囲に広めようとする戦略的な意図がうかがえます。体外受精や代理母出産といった技術も積極的に活用しています。
  • 新しい家族の形?: テキサス州オースティンで計画中とされる豪邸プロジェクトでは、11人以上いるとされる子供たちと、その母親たち(グライムスやシボンなど)が一緒に、あるいは近くで暮らす構想があると言われています。これは伝統的な核家族とは全く異なる、複数の母親と多くの子供たちからなる「拡張家族」のような形態を目指しているのかもしれません。
  • 子供たちへの教育方針: マスクは子供たちに秘密保持を求めるなど、独自の教育方針を持っているようです。グライムスとの子供にはテクノロジーやアートに触れる環境を用意する一方で、長女ヴィヴィアンとの関係悪化には、彼の保守的な価値観(トランスジェンダーに対する懐疑的な見方など)が影響しているようです。

女性たちからの評価:賛辞と批判

マスクの女性に対する態度は、当然ながら、関わった女性たちからも様々な評価を受けています。

  • 称賛の声: 元妻ジャスティンは、彼の持つ「執着心と打たれ強さ」は認めています。グライムスは彼の壮大なビジョンに共感する部分も多かったようです。そしてタルラは彼を「完璧な元夫」と呼び、良好な関係を維持しています。
  • 批判の声: 一方で、ジャスティンはマスクから軽視され、「トロフィーワイフ(見せびらかしの妻)」のように扱われたと批判しています。グライムスとの法廷闘争や、長女ヴィヴィアンとの断絶は、彼の支配的で自己中心的な一面を示しているのかもしれません。SNSなどでは「ハニートラップに引っかかった」「狂人だ」といった辛辣な批判も見られます。

子供時代の経験は影響している?

マスクの独特な恋愛・結婚・家庭観には、南アフリカで過ごした子供時代の経験が影を落としている可能性も指摘されています。

  • 父親との複雑な関係: 厳格で、時に精神的に追い詰めるような父親エロールとの関係は、マスクの中に伝統的な父親像や家族モデルに対する不信感や反発心を植え付けたのかもしれません。彼が目指す「拡張家族」は、父親が支配した家庭とは正反対の形とも言えます。
  • 特権的な環境の影響: 裕福な白人家庭で育ったという特権的な環境が、既存のルールや規範を軽視するような、ある種の自己肯定感や万能感を強めた、という見方もできます。彼の奔放な女性遍歴や型破りな子作りも、そうした特権意識を背景とした「ルール破り」の延長線上にある、と見ることもできそうです。
  • 孤独と試練の経験: 学校での激しいいじめや、過酷なサバイバルキャンプといった経験は、マスクに「ストレス耐性」や「目的達成への執着」を植え付け、恋愛や離婚といったプライベートでの困難にも動じない、ある種のタフさを与えたのかもしれません。

まとめ:常識を超えた愛と家族の形

イーロン・マスクの女性遍歴は、ジャスティン・ウィルソンとタルラ・ライリーとの合計3回の結婚・離婚、グライムスやシボン・ジリスといったパートナーとの間の(結婚によらない)子作り、そしてアンバー・ハードやナターシャ・バセットといった女性たちとの短期間の交際など、非常に多岐にわたります。

彼は、知られているだけで4人以上の女性との間に少なくとも12人(最大14人とも)の子供をもうけ、伝統的な恋愛や結婚の枠組みにとらわれない、独自のパートナーシップを築き上げてきました。

離婚の際には高額な慰謝料を支払い、元妻と友好的な関係を保つ一方で、浮気や複数の関係を同時に進めていたと批判されることも少なくありません。

彼の恋愛観は情熱的ですが、仕事が最優先。結婚は形式よりも実質を重んじ、そして家庭観は「人類の存続」という壮大な目標に向けた、戦略的な子作りという側面が強く見られます。

彼の行動は、既存の規範を無視し、ストレスをものともせず、目的のためなら手段を選ばない、という一貫した姿勢に特徴づけられ、それは南アフリカでの特権的でありながらも試練に満ちた子供時代に根ざしている可能性も考えられます。

イーロン・マスクのプライベートは、彼のビジネス同様、常に常識を超えたスケールで展開され、世界中から称賛と批判、そして尽きることのない好奇の目を集め続けることでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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