モデル、タレント、そしてYouTuberとしてマルチに活躍するSHELLYさん。2025年夏には家族でオーストラリアのパースへ移住を予定するなど、そのパワフルな生き方が常に注目されています。
そんな彼女に、今や国民的な人気番組となったTBS系『ラヴィット!』のMC就任を打診されながら、それを断っていたという過去が、今になって再び話題を呼んでいるのをご存知でしょうか?
当初は麒麟・川島明さんとのダブルMCが考えられていたというから驚きです。2025年5月のゲスト出演をきっかけに、「もしSHELLYがMCだったら…?」という声が再燃。この記事では、なぜSHELLYさんはMCを断ったのか、そしてその判断は正しかったのか、詳しく掘り下げていきます。
『ラヴィット!』MC就任を断った、その裏側

なぜSHELLYに白羽の矢が?
2021年3月にスタートした『ラヴィット!』。前番組『グッとラック!』が視聴率不振で終了した後の、まさに崖っぷちの枠でした。TBSは新番組の顔として、麒麟・川島明さんと共にSHELLYさんをサブMCに据える構想を進めていたと、『週刊文春』が報じています。
TBSがSHELLYさんに白羽の矢を立てたのには、いくつかの理由がありました。30代以上の女性からの支持が厚いこと、英語が堪能で国際的な視点を持っていること、そして何より、彼女の明るく親しみやすいキャラクターが「日本でいちばん明るい朝番組」というコンセプトにピッタリだと考えられたのです。
「即NG」だった本当の理由

しかし、この魅力的なオファーを、SHELLYさんサイドは「即NG」と断ったと報じられています。その一番の理由は、当時2人のお子さんを育てるシングルマザーとして、子育てとワークライフバランスを最優先していたためでした。
2020年当時はコロナ禍の真っ只中。SHELLYさんは子供たちのために東京から千葉県へ一時的に移住しており、毎朝TBSのある赤坂まで通うのは、現実的に大きな負担でした。また、事務所としても、始まる前から苦戦が予想された「負け戦」に参加させ、SHELLYさんのイメージを損なうわけにはいかない、という戦略的な判断もあったようです。
当時の評価は「さすがの判断!」だった

『ラヴィット!』の船出は、予想通り厳しいものでした。初回視聴率は2.7%、一時は1.1%まで落ち込むなど、低空飛行が続きます。ニュースを一切扱わないという斬新なコンセプトが裏目に出て、「自縄自縛だ」と手厳しい批判を浴びることに。
この状況を見て、業界内ではSHELLYさんのMC辞退を**「正しい判断だった」「さすがの慧眼だ」**と称賛する声が上がりました。結果的に、MCは川島明さんとTBSの田村真子アナウンサーのコンビに決定。番組は川島さんの「大喜利力」を武器に、独自のスタイルを模索していくことになります。
番組の大成功で一転?「もったいなかった?」の声

誰もが予想しなかった大化け
当初の苦戦が嘘のように、『ラヴィット!』は川島さんの天才的なMC力と、芸人たちが躍動する独特のバラエティ路線で大ブレイク!TVerでの配信やSNSでのトレンド入りが日常茶飯事となり、若者から主婦層まで、幅広いファンを獲得していきました。
川島さん自身も、今や「好きな司会者ランキング」で1位を獲得するほどの人気者に。番組の人気はとどまるところを知らず、音楽フェスまで開催するほどの熱狂を生み出しています。
この大成功によって、SHELLYさんのMC辞退は**「もったいなかった」「逃した魚は大きすぎた?」**と、再び評価が見直されることになったのです。
2025年5月、ついに「幻のコンビ」が実現!

そして2025年5月12日、SHELLYさんはついに『ラヴィット!』へゲストとして初出演!川島さんから「『ラヴィット!』見たことあります?」とイジられると、「見たことありません」と見事なボケで返し、スタジオを大いに盛り上げました。
SNSでは「SHELLYの安定感すごい!」「川島さんとのコンビ、息ぴったり!」と大好評!幻に終わったはずのMCコンビの化学反応を、視聴者が少しだけ味わうことができた貴重な機会でした。
SHELLYと川島明、二人の関係性

調べてみたところ、この『ラヴィット!』での共演が、二人の初めての本格的な共演だったようです。事務所も違い、芸人とタレントという異なる畑で活躍してきたため、これまで二人が交わる機会はほとんどありませんでした。
しかし、今回の共演では、SHELLYさんの軽快なトークに川島さんが的確なツッコミを入れるという、理想的なコンビネーションを披露。「もっと二人の共演が見たい!」と、視聴者からは絶賛の声が相次ぎました。
まとめ:SHELLYの判断は正しかったのか?
当時の状況を考えれば「最善の選択」
2021年当時、千葉での子育てを優先し、リスクの高い新番組のオファーを断ったSHELLYさん。これは、一人の母親として、そして自身のキャリアを守るタレントとして、非常に賢明で「正しい」判断だったと言えるでしょう。
今だからこそ見える「もしも」の話
ただ、『ラヴィット!』がこれほどまでに愛される番組になった今、「もしSHELLYがMCだったら…?」と考えてしまうのも人情です。彼女の国際感覚や、子育て世代としての視点が加われば、番組にまた違った魅力がプラスされていたかもしれませんね。
SHELLYさんの決断は、当時の状況としては間違いなく最善の選択でした。そして、今の『ラヴィット!』の成功は、やはり川島明さんという類まれなる才能があってこそ。
ただ、それでもなお「川島&SHELLYのラヴィット、見てみたかったな」というファンの声が絶えないのは、二人がそれだけ魅力的なタレントである証拠なのでしょう。パース移住を控え、ますますパワーアップするSHELLYさんの今後の活躍から、目が離せません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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