米津玄師『アイリスアウト』有線でピー音の謎!げろは放送禁止用語か徹底解説

2025年秋、SNS上である投稿が相次ぎ、ネットが騒然としました。

「ラーメン屋に入ったら米津玄師の『IRIS OUT』が流れてたんだけど、ゲロのところにちゃんとピー音が入ってた……」
「散髪屋で聴いたら”ゲロ”んとこでピー音規制されてて、にやけそうになった」

最初は「聞き間違いでは?」と半信半疑だった投稿者たち。しかし、喫茶店や飲み屋、服屋など、あらゆる業種の店舗で同じ現象が確認され、「やっぱり聞き間違いじゃなかった!」という驚きの声が続出し、一気に話題を呼びました。

いったい街中で何が起きていたのか、その全貌をわかりやすく解説していきます。

目次

劇場版チェンソーマン主題歌「IRIS OUT」と問題のフレーズ

米津玄師さんが2025年9月15日に配信リリースした「IRIS OUT(アイリスアウト)」は、映画『劇場版 チェンソーマン レゼ篇』の主題歌として書き下ろされた渾身の楽曲です。(エンディングテーマ「JANE DOE」との両A面シングルとして9月24日にCDも発売)

各種音楽チャートで29冠という歴代最多記録を打ち立て、「Global Japan Songs Excl. Japan」でも集計わずか4日間で首位を獲得するほどの大ヒットを記録。映画の本編映像で構成されたミュージックビデオも、公開約2か月で9200万回以上も再生されています。

タイトルに込められた深い意味

「アイリスアウト」というタイトルは、画面を丸く閉じながら暗転させる古典的な映像技法に由来し、物語の幕が静かに閉じていく演出を意味します。また、英語の「Iris」には「虹彩(瞳の一部)」や「アヤメ(花)」という意味も。レゼというキャラクターの純粋さと悲しさ、そして主人公・デンジの視点を通した消えていく希望を、見事に表現した秀逸なネーミングです。

騒動の発端となった歌詞

そんなスリリングな世界観を表現した歌詞の中に、今回の騒動の発端となるフレーズが登場します。

「ザラメが溶けてげろになりそう」

過剰に甘い愛の感覚を生々しく表現したこの言葉。米津作品ならではの衝動性が体現された素晴らしい歌詞ですが、この直接的な表現が、思わぬ場所で波紋を呼ぶことになりました。

USEN(有線)でピー音が入る理由は誰の判断?

街中の店舗で流れる有線放送で、なぜピー音が入ったのでしょうか。多くの方が「USENが独自に規制したのでは?」と思ったかもしれませんが、事実は違います。

ピンズバNEWSの取材に対し、USENの担当者は「権利元から提供される公式音源をそのまま使用しており、USEN側で歌詞を編集したりピー音を加えることはありません」と回答。USENでは、歌詞に不適切と判断した内容が含まれる場合「放送しない(選曲しない)」という運用を行っており、独自の加工は一切しない方針を明言しています。

実は、権利元であるソニー・ミュージックが、自主的にピー音処理を行った「放送用マスター音源」を提供していたのです。

役割対応内容
ソニー・ミュージック
(レコード会社)
「げろ」をピー音で処理した別バージョンの音源を自主制作し、放送用マスターとして提供。
USEN
(有線放送会社)
提供されたマスター音源をそのまま使用。独自の音源加工は一切なし。
米津玄師
(アーティスト)
オリジナル版では「げろ」の歌詞あり。放送用に別バージョンが用意された。

「げろ」は放送禁止用語?自主規制の背景

そもそも日本には、法律で定められた明確な「放送禁止用語リスト」は存在しません。放送局や配信事業者は、BPOなどのガイドラインをもとに自主的な判断を行っています。

音楽業界関係者によると、BGM用の音源だけにピー音が入るのは日本国内では珍しいケースとのこと。しかし、海外ではラジオ放送向けに汚い言葉遣いを修正した「radio edit」バージョンを作るのは一般的です。

「げろ」という言葉は、飲食の場で身体的な不快感を直接的に連想させます。日本を代表する米津さんの楽曲はあらゆる店舗でBGMとして流れるため、飲食店等との相性の悪さを考慮し、作家性を尊重しつつ公共性にも配慮した「ピー音処理」が行われたという事情がうかがえます。

「ザラメが溶けてピーになりそう」が生んだ意外な反応

このピー音規制により、ネット上では予想外の反響が巻き起こりました。

店舗でこのバージョンを耳にした人たちから、「ザラメが溶けてピーになりそうって……逆になんか卑猥やな」「ゲロよりもこっちの方が意味深じゃないか」といったユニークな感想が続出。良かれと思ってかけた規制が、かえってリスナーの想像力を掻き立ててしまうという皮肉な結果を生んでいます。

自分でCDや配信音源を入手し、原曲の生々しいリアリティを知っているファンは「あ、あの部分が消されてる」とすぐに意図に気づきます。原曲を知っている人と、有線で初めて聴いて「聞き間違いかな?」と思う人とで、楽曲の受け取り方が全く異なる点も非常に興味深い現象です。

まとめ:音楽表現と公共性の狭間で

今回の「IRIS OUT」のピー音騒動のポイントをまとめます。

  • 米津玄師さんがチェンソーマンの世界観を表現するために「げろ」という言葉を意図的に使用。
  • レコード会社が公共の場(特に飲食店など)に配慮し、放送・BGM用としてピー音処理した別バージョンを制作。
  • 有線(USEN)はそのマスター音源をそのまま放送している。
  • 街中でピー音バージョンを聴いた人たちがSNSで反応し、「逆に気になる」と大きな話題に。

まだ地上波のテレビで「IRIS OUT」のパフォーマンスは行われていませんが、もし披露される日が来たら、このフレーズがどう扱われるのかにも注目が集まります。音楽の持つ表現の自由と、社会における公共性のバランスについて、改めて考えさせられる印象的な出来事ですね。

おくやま

どうも、管理人の「有為之おくやま」です。
米津玄師さんの「ピー音」騒動についてまとめましたが…正直な本音を言わせてください。
「『ピー音』で隠したら、逆にエロい妄想が膨らんじゃって余計にアウトだろ!?」
いや、飲食店への真面目な配慮なんでしょうけど、有線から不自然なピー音が流れてきて一人でニヤニヤしてしまうおじさんは思わずツッコミを入れてしまいましたよ(汗)。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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