King & Princeの絶対的エースとして時代を駆け抜け、2018年のデビューから瞬く間にトップアイドルへと上り詰めた平野紫耀さん。しかし、2023年5月22日にグループを脱退し、ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)を退所するという決断は、日本中に衝撃を与えました。
現在は滝沢秀明氏が率いる「TOBE」に合流し、Number_iとして世界を見据えた活動を展開しています。
なぜ、彼は絶頂期にその場所を去ったのか?
一部で囁かれた「干された」という噂や、事務所問題との関連は?
今回は、大手メディアの報道や確定している事実を整理し、平野さんが退所に至った背景と、彼が本当に「やりたかったこと」を紐解いていきます。(情報は2026年1月28日時点)
1. 衝撃の「3人脱退」発表…あの夜、何があったのか?

時計の針を戻しましょう。激震が走ったのは、2022年11月4日の深夜でした。
ジャニーズ事務所の公式サイトで突如発表されたのは、平野紫耀さん、岸優太さん、神宮寺勇太さんの3人が2023年5月22日をもってグループを脱退し、事務所を去るという内容でした。
残る永瀬廉さんと高橋海人さんは2人でグループを守り、平野さんと神宮寺さんは即日退所、岸さんは秋に退所という変則的な形。しかも、全国アリーナツアーの最終日直後というタイミングに、ファンのみならず世間も「一体、何があったの?」と困惑を隠せませんでした。
決定的な理由は、「方向性の違い」です。
事務所側は「海外活動を含め、目指す方向が異なってきた」と説明していましたが、平野さん自身の言葉はもっと切実でした。
「自分の年齢と向き合った時、海外で活躍できるグループを目指すのはもう遅いと感じ、目標を失ってしまった」
彼の中には、亡きジャニー喜多川氏と交わした「世界で活躍できるグループになる」という約束がありました。しかし、現実の活動方針とのズレが大きくなり、これ以上そこに留まる意義を見出せなくなってしまった。それが、あの苦渋の決断の正体です。
2. 「干された」説と「冷遇」の真相|メディア露出の違和感

退所発表前後、ネット上や週刊誌を中心に飛び交ったのが「平野紫耀は干されていたのではないか?」という疑惑です。
具体的には以下のような報道がファンの不安を煽りました。
- 2023年2月、二宮和也さんの番組に出演した際、平野さんと岸さんの出演シーンがごっそりカットされた(週刊文春報道)。
- 2022年11月の『ミュージックステーション』出演時、平野さんだけが楽屋に入らず、一人控室で過ごしていたという「異変」(東スポ報道)。
これらはグループ内の不和や、事務所内での孤立を連想させるには十分なエピソードです。
ただ、これらを「完全に干された」と断定するのは早計かもしれません。なぜなら、退所直前の2023年春には、平野さん主演のドラマ『クロサギ』が放送され、高い評価を得て賞も受賞しているからです。
本当に干されていたなら、主演ドラマの成功はあり得ません。
しかし、複数の関係者が証言するように、事務所内に「居心地の悪さ」や「生きづらさ」があったのは間違いなさそうです。目に見える冷遇とまではいかなくとも、現場の空気が彼を追い込んでいた側面は否定できないでしょう。
3. 「何がしたい」は明白だった!TOBE合流と海外への執念

退所後の動きは、驚くほどスピーディーでした。
世間が抱いた「平野紫耀はこれから何がしたいのか?」という疑問に対する答えは、2023年7月7日に明確な形で提示されました。
元ジャニーズ副社長・滝沢秀明氏が立ち上げた「TOBE」への合流です。
この日、神宮寺勇太さんと共に七夕のサプライズ入所を果たし、その後10月には岸優太さんも合流。3人で新グループ「Number_i」を結成しました。
この移籍の背景には、強烈な「クリエイティブへのこだわり」があったと見られています。
一部報道では、嵐の松本潤さんがコンサート演出に関わった際、事務所側が求める「王道のアイドル路線」と、平野さんたちが目指す「世界を見据えたハードなダンス・アーティスト路線」との間に、埋めがたい溝を感じたことが決定打になったとも囁かれました。
つまり、既存の枠組みの中では、彼らが本当にやりたい表現は実現できなかった。
「自分のやりたいことを貫くなら、ここ(TOBE)しかなかった」――。その後の展開を見れば、この決断の意図は明らかでしょう。

- 2024年1月:ルイ・ヴィトン、イヴ・サンローラン・ボーテのアジアアンバサダーに就任。
- 2023年10月:アメリカ大使館でビザ申請を行う姿が報じられる。
- 2026年現在:世界同時配信やフランスからのオファーなど、グローバルな活動が具体化。
かつてジャニー喜多川氏と誓った「世界への夢」。場所を変え、しがらみを断ち切ったことで、その歯車はようやく力強く回り始めたのです。
4. 事務所問題との関連性は?「せいかがい」報道のタイミング

もう一つ、避けて通れないのが「創業者の性加害問題」との関連です。
2023年、BBCのドキュメンタリーをきっかけにジャニー喜多川氏の問題が再燃し、国際的なスキャンダルとなりました。
平野さんの退所発表(2022年11月)とこの騒動の表面化は時期が重なっていますが、公式に「これが退所理由だ」と語られたことはありません。
ただ、元Jr.のカウアン・オカモト氏は「キンプリの分裂・脱退騒動が告発へ踏み切るきっかけだった」と語っており、間接的な影響は無視できません。
事務所全体の空気が変わり、守られるべきものが揺らぐ中で、平野さんが「自分のキャリアと人生」を最優先に考えたとしても不思議ではありません。
NHKや大手新聞も直接的な因果関係までは報じていませんが、事務所の混乱が彼の背中を押した要因の一つであることは、想像に難くないでしょう。
まとめ:新しい景色を求めた挑戦の先に
平野紫耀さんのジャニーズ退所は、単なる「方向性の違い」という一言では片付けられない、複雑な背景が絡み合っていました。
「干された」という噂が出るほどの閉塞感、崩れゆく事務所の足元、そして何より「世界へ行きたい」という強烈な渇望。
それら全てを断ち切り、新しい場所「TOBE」でNumber_iとして走り出した彼の選択は、2026年の今、正しかったと証明されつつあります。
ファンによる「事務所の洗脳」といった憶測も飛び交いましたが、彼の瞳はずっと「海外」という一点を見据えていました。これを知れば、Number_iが放つ楽曲の重みや、パフォーマンスの説得力がより一層増してくるはずです。
名古屋から東京へ、そして世界へ。平野紫耀さんの快進撃はまだ始まったばかりです。
おくやま管理人の「有為之おくやま」です。
「方向性の違い」。元営業マンとして、この言葉の重みは痛いほど分かります。 会社の方針と、自分のやりたいことのズレ。多くのサラリーマンが妥協する中で、彼は環境を変えることを選びました。
「遅い」と感じて焦る気持ち、そして決断する勇気。 働く大人として、彼の生き様には敬意を表さずにはいられません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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