テレビを見ていると、ふと「あれ?このタレントさん、裏のチャンネルにも出ている?」と気づいたことはありませんか?
実はこれ、テレビ業界では「裏かぶり(裏被り)」と呼ばれるタブーの一つです。今回は、数多くの冠番組を持つ有吉弘行さんが、自身のラジオ番組でこの「裏かぶり」について言及し、大きな話題を呼んだエピソードをご紹介します。
普段は知ることのできないテレビの裏側と、有吉さんならではの痛快な対応は必見です。
芸能界の暗黙のルール「裏かぶり」がNGな本当の理由

「裏かぶり」とは、同じ時間帯に放送されている別々の局の番組に、同じタレントが出演してしまうことを指します。これは長年、テレビ業界で避けるべきルールとされてきました。
なぜそこまで問題視されるのでしょうか。主な理由は以下の3つです。
- スポンサーへの配慮:タレントの出演料はスポンサーの広告費で賄われています。「せっかくお金を出しているのに、裏番組に出演して視聴率を奪うのはおかしい」という不満に直面してしまうのです。
- 視聴者の分散:そのタレントのファンがどちらを見るか迷ってしまい、結果的に両方の番組の視聴率が落ちるリスクがあります。
- 現場の負担:生放送や収録のタイミングが重ならないよう、局をまたいだスタッフ間の緻密なスケジュール調整が必要になります。
過去には、同時出演してしまったタレントが「出入り禁止」をネタにされたり、番組を2部構成にして出演時間をズラすといった苦肉の策が取られたりしたケースもありました。特に在京キー局では、このルールが厳格に守られる傾向にあります。
しかし有吉さんの場合、毎週日曜20時から生放送されている自身の冠ラジオ番組(JFN系『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』)と、テレビ番組の放送時間が重なる事態がたびたび発生し、ネット上で話題になっています。
M-1グランプリと完全一致!ラジオ生放送で起きた「まさかの事態」

一つ目の大きな話題は、2025年12月21日のこと。有吉さんのラジオ生放送と、テレビ朝日系の国民的お笑い番組『M-1グランプリ2025』の決勝戦(20時〜)が完全に「丸かぶり」してしまいました。
この日、ラジオ番組の裏側ではまさかの事態が起きていました。なんと、リスナーのほとんどがM-1の視聴を優先したため、ラジオ宛てのメールが激減してしまったのです。
有吉さんは番組冒頭でこの事態に触れ、担当の放送作家から「ハッキリ言って、リスナーはほぼ『M-1』を見てると。メールがほぼ来ません」と苦情交じりの報告を受けたことをあっけらかんと暴露しました。

さらに有吉さんは「以前はネタバレOKだったけど、最近うるさい人が多いんで情報入れない」と宣言し、リスナーに向けて「M-1のことは絶対送ってこないで」と通告。もしネタバレを送ってきたら「無視だし、炎上させます。住所も発表して、さらして、炎上させます」とジョークを飛ばし、自ら「捕まるだろ!」とツッコミを入れて笑いを誘いました。
人気イベントと重なることで視聴者やリスナーが極端に減ってしまうという「裏かぶりの弊害」を、見事にエンターテインメントへと昇華させた瞬間でした。
大河ドラマ初出演の裏で…SNSの心配に有吉がガチギレ!?

もう一つの強烈なエピソードは、2025年8月31日に起きました。この日の20時から、有吉さんはNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の第33回に服部半蔵役で初出演。まさにラジオの生放送と「真裏」でかぶる状況でした。
放送前から、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSでは「裏かぶり、大丈夫なのか?」「ラジオの裏だけど?」といったファンの心配する声が続出。中には業界用語を使って「V(VTRのこと)どうなってんの?」と気にかけるコメントまで見られました。
これに対し、有吉さんはラジオ本番で大河出演を堂々と告知。「しっかり裏かぶりしていますんでね」と自ら切り出した上で、SNSの反応に対して痛烈なカウンターを放ちます。

「大丈夫なんだよ、こっちは調整してんだから、アホ!生意気な口きくんじゃないよ。『裏かぶり大丈夫なのか』…調整してんだよ、バカ!」
さらに、知ったかぶりで業界用語を使ったネット民に対しては「Vじゃないんだよ。VTRだろ、お前は」と容赦なくダメ出し。大河ドラマはすでに収録済みの映像(VTR)を流すため、ラジオの生放送との調整は事前にしっかりと行われていたのです。
ネット上の「言いたいだけ」の声を毒舌でバッサリと切り捨てつつ、自身の役柄については「100点」と自画自賛し、番組を大いに盛り上げました。
なぜ有吉弘行だけ許される?「裏かぶり」を笑いに変える圧倒的なMC力

超多忙なスケジュールをこなし、多数の冠番組を持つ有吉さんだからこそ起きてしまう「裏かぶり」現象。
視聴者にとっては「どちらを見るか」というジレンマがあり、制作側にとってもデリケートな問題です。しかし、有吉さんはそれを隠すどころか、「こっちは調整してんだよ!」と自信満々に公言し、ラジオのフリートークの強力なネタに変えてしまいます。
現時点で、これらの件に関して局同士のトラブルや正式な苦情に発展したという事実は報告されていません。テレビとラジオ、それぞれの特性を深く理解し、柔軟に対応できる彼の実力があるからこそ、周囲も納得しているのでしょう。
まとめ:テレビの裏側をエンタメに変える有吉弘行の凄み
有吉弘行さんの「裏かぶり」にまつわるエピソードは、単なるスケジュールの重複という事務的な話に留まりません。
業界の暗黙のルールやタブーすらも笑いのスパイスに変え、心配するファンを毒舌でイジり倒しながら楽しませる。その圧倒的な器の大きさとMC力こそが、彼が第一線で長く愛され続けている最大の理由ではないでしょうか。
おくやまどうも、管理人の「有為之おくやま」です。
有吉さんの裏かぶりエピソードをまとめましたが…正直な本音を言わせてください。
知ったかぶりして「裏かぶり大丈夫?」「Vどうなってるの?」って心配してくるネット民に、「調整してんだよ、バカ!」ってブチ切れるの、痛快すぎて最高じゃないですか!?(笑)
テレビの裏側を知った気になってSNSで指摘したくなる気持ちも少し分かりますが、そこを容赦なくぶった斬る有吉さんの容赦のなさに、おじさんは思わず拍手喝采してしまいましたよ(汗)。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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