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有為之 おくやま
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有吉弘行の「ひろいき」は親父の酒のせい?極貧生活と逃亡劇が生んだ笑いの原点

お笑いタレントや司会者として、毎日のようにテレビでお見かけする有吉弘行さん。今でこそ数多くの冠番組を持つトップMCですが、ここへ辿り着くまでの道のりは、まるでドラマのような波乱万丈なものでした。

今回は、彼が「猿岩石」を結成して芸能界へ本格的に足を踏み入れるまでの生い立ちにスポットを当ててみたいと思います。知れば知るほど、有吉さんのことがもっと好きになってしまう、人間味あふれるエピソードばかりですよ。

目次

ボットン便所と麻雀好きの父。昭和の香り漂う熊野町での極貧生活

有吉さんは、広島県の自然豊かな熊野町で生まれ育ちました。メイク用の「熊野筆」で全国的に有名な町ですよね。

ご実家は農家だったそうですが、ご本人がテレビで「うちはボットン便所だった」と笑い飛ばすほど、決して裕福な環境ではありませんでした。お父様は無職の時期が長いうえに大の麻雀好き。家計は、お母様が熊野筆の内職やスーパーのパートを掛け持ちして、必死に支えていたそうです。

なんだか、昔の昭和のホームコメディに出てきそうなご家庭ですよね。懸命に働くお母様と、どこか憎めない自由気ままなお父様。この両極端な大人たちの背中を見て育ったからこそ、あの誰にも真似できない「人間の本質を見抜く鋭い目」が自然と養われていったのかもしれませんね。

奇跡のハプニング!「ひろいき」という名前に隠された爆笑エピソード

有吉さんの下の名前、実は「ひろゆき」ではなく「ひろいき」と読むのをご存知でしたか?このちょっと珍しい響きの名前には、お酒好きだったお父様の驚くべきエピソードが隠されています。

なんと、出生届を出しに行ったお父様が酔っ払っており、「ひろゆき」と書いたつもりが、役所の人に「ひろいき」と読み間違えられたまま受理されてしまったというのです。今の時代なら絶対に考えられないハプニングですよね。

お父様ご自身も普段は「ひろゆき」と呼んでいたそうですが、有吉さんは今でもこれを「親父の酒癖の悪さのせいで……」と、最高の持ちネタとして笑いに変えています。親の理不尽なミスすらも極上のユーモアにしてしまうタフさは、この頃からすでに芽生えていたのでしょう。

小学3年生で悟った「モテる条件」と、最強の武器である広島弁

そんな有吉少年が「お笑い」を強烈に意識し始めたのは、小学3年生の時でした。

特別カッコいいわけではないのに「面白いからモテる」という同級生の姿を見て、「自分もお笑いの道へ進もう!」と決意したのだとか。小学3年生にして「面白ければクラスの頂点に立てる」と社会の構造を見抜いてしまうあたり、さすがとしか言いようがありません。

そして、彼の現在の魅力を語る上で欠かせないのが地元・広島の存在です。高校時代はアルバイトで稼いだお金で、大好きな広島東洋カープの試合を年間30回以上も観戦しに行くほどの熱狂ぶりだったそうです。

今でも度々見せるキレ味抜群の毒舌も、「じゃ」「けぇのお」といった広島弁のイントネーションに乗ることで、どこか温かみのある愛嬌に変わりますよね。標準語ならキツく聞こえてしまう言葉も、地元への愛着と方言の魔法で、誰もが笑える極上のエンタメになっている気がします。

巨人師匠からの逃亡劇。どん底から這い上がる泥臭いバイタリティ

有吉さんの芸人人生のスタートは、まさに波乱の幕開けでした。

高校在学中、番組企画のオーディションに見事合格し、厳しいことで知られるオール巨人師匠に弟子入りを果たします。ところが、兄弟弟子との間でトラブルを起こして謹慎となり、なんとわずか8ヶ月で逃げるように広島へ帰ってきてしまうのです。

普通の若者なら、ここで夢を完全に諦めてしまう手痛い挫折ですよね。

でも、彼はそこで終わりませんでした。地元に帰った後、同級生だった森脇和成さんを誘い「猿岩石」を結成。再び上京して太田プロダクションのオーディションに合格し、見事に再スタートを切るのです。

一度逃げ出してしまった過去も包み隠さず、泥臭く別ルートから這い上がってくる。この図太さと生命力こそが、浮き沈みの激しい芸能界を力強く生き抜く、彼の最大の武器になっているのではないでしょうか。

まとめ ―― だから有吉弘行の言葉は私たちの胸に響く

有吉弘行さんの生い立ちを振り返ると、極貧生活や名前の珍騒動、そして巨人師匠の元からの逃亡劇など、今の活躍からは想像もつかないような泥臭いエピソードの連続でした。

華やかなテレビ界のど真ん中にいながら、彼が放つ言葉にいつも嘘がなくて、どこか庶民的な温かさを感じるのは、こうした等身大の経験をたくさん積み重ねてきたからですよね。

どん底も挫折も、すべてを笑いに変えてしまう逞しさ。

テレビの前で私たちが彼の鋭いツッコミに思わず爆笑し、時に深く頷いてしまうのは、その言葉の裏に「人間臭い過去」が透けて見えるからかもしれません。次に有吉さんの番組を見るときは、ぜひあの笑顔の奥にある破天荒なエピソードを思い出してみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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