田中希実が変わっていると言われる理由3選!趣味が読書と日記?日本記録数が最多!

日本女子陸上界の期待の星、田中希実選手。

実力はもちろんのこと、そのユニークなキャラクターでも注目を集めています。

そんな田中希実選手ですが、発言一つひとつが思慮深く哲学的、趣味も読書と日記で変わっていると評判なようです。

その変わっていると言われる彼女が陸上の実績にどう繋がっているのでしょうか。

その田中希実選手の強さの秘密に迫ります!

それではご案内いたします。

目次

田中希実の経歴

名前:田中 希実(たなか のぞみ)
生年月日:1999年9月4日
出身地:兵庫県小野市
身長:153cm
高校:兵庫県立西脇工業高校
大学:同志社大学スポーツ健康科学部
所属:New Balance
コーチ:田中健智(父)

同志社大学入学後は、陸上部に所属せず、豊田自動織機が運営するクラブチームに在籍していました。

2022年4月から豊田自動織機の社員として活動していましたが。2023年3月限りで退社を発表。

2023年4月「New Balance」社に新たに所属し、プロ転向することを発表します。

もともと彼女は「New Balance」社のグローバル契約アスリートとして活躍しています。

田中さんは、さらなる世界のトップを目指すため、プロ意識を持って潜在能力以上の力が必要と考えての決断でした。

田中希実が変わっている理由1、驚異の全日本記録の数

田中さんの持つ9つの日本記録は、2021年以降にマークされたものばかりでした。

女子1000m:2分37秒33(2022年6月22日)

女子1500m:3分59秒19(2021年8月4日)

女子1マイル:4分32秒73(2023年4月22日)

女子3000m:8分40秒84(2021年7月10日)

女子5000m:14分29秒18(2023年9月8日)

女子ロード5km:15分34秒(2022年11月12日)

女子1500m(室内):4分08秒46(2024年2月4日)

女子1マイル(室内):4分28秒94(2023年2月4日)

女子3000m(室内):8分36秒03(2024年3月2日)

田中希実選手で最も印象的なものは、東京2020オリンピックで連続して記録した女子1500mの日本記録です。

この時、田中選手は8月2日に行われた予選で、前年の自身の日本記録を更新したかと思えば、

4日の準決勝でそれをさらに短縮、女子日本選手として前人未踏の3分台(3分59秒19)に突入させました。

田中希実選手にとって、これらの数々の記録は、あくまで走り続けるプロセスの通過点なのかもしれませんね。

田中希実が変わっている理由2、スポーツ界屈指の読書家で達観した思考力

女子陸上界のエース・田中希実さんは、スポーツ界きっての読書家です。

小さい頃からの読書習慣によって培われた論理的な思考力や表現力の豊かさは、走りのパフォーマンスにも生かされているようです。

インタビュー時の理路整然とした話し方や、豊かな表現力が大変印象的です。

好きなジャンルは、児童文学、エブリデイマジックの世界。

日常の延長で起こりそうな事をテーマにした半日常的な物語の方が、完全な空想物語より、魅きつけられるようです。

彼女の記憶では小学校3年生ころに読書に興味を持ち始めたと思っていたのですが、家族からはもっと小さい時から本を読んでたという話しです。

本を読むことでいろいろなことを吸収できる。

物語の主役を自身に置き換えたり、いろいろな事象の中で「自分だったらどうするだろう?」と想像しながら、一つ一つの言葉から物事を深く考える能力を培えてきました。

身も心も過酷な競技生活。

トラックの外でも、やはり陸上のことを考えてしまいがち。

リフレッシュのため、別の何かに没頭できる

田中希実さんは、本の世界へ入っていくのもメリットのひとつと感じているようです。

田中希実が変わっている理由3、「日記」で出来事や感性を綴る哲学ランナー

日記が競技生活のプラスに。

ノートを開き、ペンを走らせる。

毎晩、日記を通じて自分と向き合うのが、田中希実選手の日課です。

田中希実さんは、小学3年生の頃に日記を始めました。

西脇工業高校在学中は、陸上部員の練習日誌として練習メニューやデータ、食べた物を記録して提出。

高校時代の練習日誌は、課題と目標を書くやり方でした。

それらは先生など誰かが読むことを想定していました。

同志社大学に進学以降は、練習日誌と日記を書き分けて、今も続けています。

自身の状態を知ったり整理したりするバロメーターになっています。

日記は本当に自分と向き合ったものですね。

周りの人が読んだら引くようなことも書いています。

書きながら自分でも面白くなってくる。

自分の精神状態も分かるし、ストレスのはけ口のようでいいと思います。

彼女が、たまに目が止まったところをさらっと読み返すと、当時の悩みもちっぽけに感じるといいます。

大概のことは過ぎたらどうでもよくなっているんだなって。

感情をぶつける時は、どこか冷静な田中希実がそこにいると言います。

自分らしさ」「自分の強さ」「走る意味」とは何かを自問自答しながら走り続ける。

日記を書くことで、自分自身と真正面から向き合う田中さん。

彼女は、哲学ランナーとも言われています。

自問自答できる思考力は、田中さんのパフォーマンスを精神面から支えているのです。

田中希実、強さの源は「読書」への情熱

幼少期から読書好きだった田中選手。

早く本を読みたい一心で、小学校から自宅までの2.5kmを毎日走って帰っていたというから驚きです。

2024年5月、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」に出演した際、安住アナウンサーは田中選手の読書愛に驚かされたと語っています。

「走る作家になりたい」と語るほどの本好きで、単なる趣味の域を超え、職業として視野に入れていると明かした田中選手。

安住アナも「スポーツ界屈指の読書家」と舌を巻きます。

さらに、小学校時代は運動会で活躍できなかったという意外なエピソードも。

100m走は20秒を切れなかったものの、「ゴール後も延々と走り続けられた」という驚きの告白に、安住アナは興味津々。

田中選手は、下校中も歩きながら本を読むほど読書に夢中でした。

学校から注意され、早く帰って家で読むために、ペース配分を考えながら走って帰宅するようになったといいます。

小学生の頃からペース配分を意識し、水分補給や休憩場所も決めていたという田中選手。

この合理的な思考行動は、まさに長距離ランナーの素質と言えるでしょう。

幼少期の読書への情熱が、現在の田中選手の活躍の原点となっているのかもしれませんね。

【陸上】田中希実が変わっていると言われる理由3選!まとめ

今回は、田中希実さんの発言一つひとつが思慮深く哲学的、趣味も読書と日記で変わっていることについて調べてみました。

いかがでしたでしょうか。

彼女の「変わっている」といわれる部分は、独自のスタイルを貫き、さらなる高みを目指す彼女の姿を表しているかも知れません。

この記事を通して、田中選手の新たな一面を知ることができれば幸いです。

これからも、田中希実選手の活躍から目が離せません。

私たちはきっと多くの刺激と感動を受けることでしょう。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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