日本女子フェンシング界を牽引する、サーブル選手の江村美咲さん。
その実力はもちろんのこと、華やかなルックスも注目を集めています。
特に、彼女のトレードマークとも言えるヘアスタイルは、多くのファンを魅了しています。
そんな江村美咲さんですが、なせ黒髪を染めるのでしょう。
また彼女の髪色は茶髪でしょうか、金髪ではないのでしょうか?
疑問に思いました。
調べてみましょう。
江村美咲は茶髪?

「茶髪」という言葉には、時に「金髪」に比べて少し揶揄するようなニュアンスが含まれることがあります。
これは、かつて「日本人のくせに金髪なんてみっともない」という風潮があった時代に、「あれは『金髪』じゃなくて『茶髪』だ」と、金髪と区別することで茶髪を貶めるような言動があったことが影響しているのかもしれません。
しかし、実際には茶髪と金髪には明確な違いがあります。
色の明るさ: 一般的に、金髪は茶髪よりも明るく、黄色に近い色をしています。茶髪は黒髪と金髪の中間くらいの明るさで、様々な色味があります。
色味: 金髪は黄色味が強く、茶髪は赤みや茶色味が強い傾向があります。しかし、茶髪にもアッシュ系やベージュ系など、多様な色味があります。
茶髪と金髪は明確な境界線があるわけではなく、グラデーションのように徐々に変化していく場合もあります。
そのため、人によって茶髪と金髪の区別が異なることもあります。
以下に、茶髪と金髪のイメージの違いをまとめました。
特徴 | 茶髪 | 金髪 |
---|---|---|
明るさ | 暗め~中間 | 明るい |
色味 | 赤みや茶色味が強い | 黄色味が強い |
イメージ | ナチュラル、落ち着いた印象 | 華やか、個性的な印象 |
一般的に、茶髪は暖かみのある色合いが多く、金髪は明るくて透明感のある色合いが特徴です。
江村美咲が髪を染めていると批判?

パリ五輪開会式で、江村美咲選手は雨の中でも笑顔を貫き、旗手としての役目を立派に果たしました。
その凛とした姿には賞賛の声が上がる一方で、
選手の毛染めは辞めて(ママ)欲しいわ。海外で笑われるからね
東洋人が金髪にすると北米や欧州では裏で笑われる
といった心ないSNS投稿が物議を醸しました。
果たして、江村選手の金髪は“恥ずかしい”のでしょうか。
日本のメディアが江村選手の髪を染めていることについて、パリの街で取材したところ、様々な意見が聞かれました。
その中で、特に印象的だったのは、現地住民の40代男性、エッフェル塔近くのビストロ店員の言葉です。
たしかにアジア人をバカにする最悪なヤツらもいるけれど、彼らは単にレイシストなのであって、ヘアスタイルを笑っているワケではない。
たぶん、そのアジア人が黒髪でも笑うんだよ。
そもそも、そんなクソったれどもに笑われたからって、なんでヘアスタイルを制限しなきゃならないんだ?
大人しく引き下がって言うことを聞いていたら、彼らはずっとバカにし続けるよ。
また、江村選手はフランスを代表するブランド「ディオール」のアンバサダーを務めるなど、世界的な活躍を見せるアスリートでもあります。

これらのことから、金髪を笑っているのは、ヨーロッパや日本の昔ながらの価値観を未だに引きずる一部の人々の意見であり、それが大多数を占めているわけではないと考えられますね。
江村美咲はいつから髪を染めた?

オリンピック開会式で「金髪の美人」として一躍有名になった江村選手。
一体いつからそのトレードマークともいえる金髪にしたのでしょうか?
彼女のインスタグラムを紐解いていくと、そのヒントが見えてきました。
東京オリンピックは2021年7月に開催されましたが、その後の江村選手は、次のパリ五輪に向け活動を開始します。
2022年3月6日、ギリシャ・アテネで行われたワールドカップ団体戦で、日本サーブル史上初の銀メダルを獲得するという快挙を成し遂げます。
この時の写真が、インスタグラムに2022年3月8日に投稿されていますが、江村選手はまだ黒髪です。
しかし、2022年4月2日にリフレッシュのために訪れた北陸・金沢の金沢21世紀美術館での写真では、江村選手はすでに金髪になっています。

つまり、彼女は2022年3月から4月の間に髪を染めたことが分かります。
写真では、彼女の表情に明るさが増してきた印象を感じました。
江村美咲が髪色を変えた理由は?

江村美咲選手は、前回の東京五輪では金メダル獲得を目標に、ストイックなまでに努力を重ねてきました。
しかし、結果は個人13位、団体5位。日本女子サーブル史上最高位ではありましたが、彼女の表情に笑顔はありませんでした。
東京五輪後、彼女は燃え尽き症候群に陥り、目標を見失ってしまいます。
そこで、練習を休み、自分と向き合う時間を持ちました。
ストイックになりすぎず、オンとオフをしっかりと切り替えることも意識するようになりました。
彼女のトレードマークとなった金髪も、この辛い時期から生まれた変化の一つです。
気持ちを明るく前向きにするために、金髪に染めたのです。
江村選手が髪色を変えるのは、自身のためであり、好きな髪型や髪色を楽しむためでもあります。
お気に入りの髪型で気分を高め、試合への気合いを高めているのです。
江村選手にとって、金髪は辛い経験を乗り越え、新たなスタートを切るための一歩と言えるでしょう。
江村美咲の髪色はグレージュへ

2024年8月3日、パリオリンピックのフェンシング女子サーブル団体3位決定戦で、江村美咲選手は銅メダル獲得に貢献しました。
日本女子フェンシング史上初の複数メダルとなる、合計5個のメダル獲得という快挙を成し遂げました。
8月7日の帰国後会見では、自身の金髪について「今はいちばん、髪の色を染め直したい。色はまだ決めていない」とリラックスした表情で答え、日本での温かい歓迎に喜びを表しました。
そして、8月11日、江村選手はグレーとベージュの中間色である「グレージュ」に染めた新たなヘアスタイルを披露しました。
担当した美容師への感謝の言葉とともに、SNSでこの新スタイルを公開しました。

髪色を変えるアスリートとして、江村美咲選手は日本中にその名を知らしめています。
【なぜ】江村美咲は黒髪でなくて茶髪?まとめ
今回は、江村美咲選手がなぜ黒髪を染めるのか、また彼女の髪色は茶髪なのかについて調べてみました。
いかがでしたでしょうか。
オリンピックという大舞台への強い思いが、彼女のヘアスタイルにも影響を与えていたとは驚きでしたね。
次のオリンピックに向けて、すでに始動しているとのこと。今後の江村選手の活躍からますます目が離せません!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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