東京オリンピックで兄・一二三選手と揃って金メダルを獲得!
柔道界に新たな歴史を刻んだ、若き天才柔道家の阿部詩さん。
圧倒的な強さと華麗な投げ技で日本中を感動の渦に巻き込みました。
そんな阿部詩さんの家族構成について調査してみました。
阿部詩の家族構成

阿部詩さんの家族構成は以下のとおりです。
5人家族ですね。
ご両親に、お兄さんがお二人です。
順番に見ていきましょう。
阿部詩の父浩二さん

阿部詩選手の父、浩二さんは、現在消防士として活躍されています。
実は、かつて国体にも出場した元競泳選手という異色の経歴の持ち主。
柔道経験者ではありませんでしたが、「体が小さい僕ら夫婦から生まれる子どもたちには、相手と同じ土俵で戦える体重別競技がいい」という考えから、柔道を勧めました。
そして、浩二さん自身も子どもたちと一緒にトレーニングを行い、世界一を目指す夢を語り続けたといいます。
柔道の知識や経験はなかったものの、父親として、そして元アスリートとして、子どもたちの夢を全力でサポートする姿は、まさに「ベスト・ファーザー」と呼ぶにふさわしいでしょう。
阿部詩の母・愛さん

阿部詩選手のお母さん、愛さんは、結婚後、35歳から神戸で喫茶店を経営されていました。
しかし、詩さんが日体大に進学し、一人暮らしを始めたことをきっかけに、大きな決断を下します。
メンタルが弱く、落ち込みやすい詩さんを心配した愛さんは、長く続けてきた神戸の喫茶店を閉め、なんと上京することを決意しました。
「黙って見守ることぐらいしかできないけれど…」と謙遜する愛さんですが、実際には、詩さんの食事や精神面を献身的にサポートしています。
慣れない東京での生活、そして厳しい競技生活を送る詩さんにとって、愛さんの存在はどれほど心強いものでしょうか。
母の深い愛情と変わらぬサポートが、詩さんを世界の頂点へと導いた原動力の一つと言えるかもしれません。
阿部詩の長兄・勇一朗さん

阿部詩選手の長兄、勇一朗さんは、兄弟にとって一番の理解者と言える存在です。
弟の一二三さんが6歳の時、地元で柔道の稽古を始めましたが、「投げられて投げられて。泣きながら通っていた」ほど辛かったといいます。
あまりに泣き止まない一二三さんを心配した勇一朗さんは、なんと見守り役として自らも柔道に入会しました。
「お兄ちゃんが入ってくれて心強かったし、柔道をやめたいとは思わなかった」と一二三選手は当時を振り返り、兄の優しさに感謝しています。
勇一朗さんの存在は、一二三選手、詩選手が柔道を続ける上で大きな支えとなり、その後の輝かしい活躍へと繋がったと言えるでしょう。
阿部詩の次兄・一二三さん

阿部詩選手の次兄、一二三さんは、東京オリンピック柔道男子66kg級の金メダリストです。
お母さんの愛さんによると、一二三さんは子どもの頃からとてもエネルギッシュで、内に秘めるタイプ、そして我慢強い性格だったそうです。
柔道を始めたのは6歳の頃。小学校5年生頃から試合で勝ち続けられるようになり、その才能を開花させました。
しかし、試合になると緊張しやすいという一面も。
そんな一二三さんを励ますために、母の愛さんは「赤いパンツをはいていったら? 赤いパンツはいたら勝てるよ」と声をかけたといいます。
それ以来、一二三さんは赤いパンツをゲン担ぎとして試合で着用するようになりました。
このエピソードからも、家族の深い愛情と絆が、一二三さんの活躍を支えていることがわかります。
【家族構成】阿部詩は父母と3人兄弟の末っ子、一二三は次兄、まとめ
今回は、阿部詩選手の家族構成、そして、その家族が彼女をどのように支え、世界女王へと導いたのかについて迫ってみました。
いかがでしたでしょうか。
そして兄弟や両親の献身的なサポートが、彼女の強さの源となっていることは間違いありません。
阿部家の絆の強さは、まさに「家族は最高の応援団」と言えるでしょう。
これからも、阿部詩選手の活躍を応援するとともに、彼女を支える家族の温かい物語にも注目していきたいですね。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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