いよいよ2025年の大晦日、5人組ボーカルダンスユニット「M!LK」としてNHK紅白歌合戦への初出場が決まった佐野勇斗さん。俳優としてドラマや映画で見せる顔とはまた違う、アーティストとしての晴れ舞台に期待が高まりますね。
2025年現在27歳を迎える彼は、デビュー10周年という記念すべき年に、グループ結成当初からの悲願を達成しました。会見での「当時からずっと紅白出場を目標に掲げてきました」という言葉には、これまでの積み重ねが滲み出ていました。
今回は、そんな今最も勢いのある佐野勇斗さんが一体どんな環境で育ち、スターへの階段を駆け上がったのか。愛知県岡崎市での生い立ちから、知られざる学生時代、そしてブレイクの裏側までを時系列で深掘りしていきます。
実家は岡崎の豪邸?家族構成と意外な親戚関係

佐野さんのルーツは、愛知県岡崎市にあります。ここはトヨタ自動車のお膝元としても有名ですが、佐野さんのご実家も「かなり裕福だったのでは?」と噂されています。
あくまで推測の域を出ませんが、お父様がトヨタ系などの大手企業に勤めるエリートで、お母様は家庭を守る専業主婦という説が濃厚です。「実家が豪邸」という噂が立つほど、経済的にゆとりのある環境で育ったことが、のびのびとした今の彼の人柄を作ったのかもしれません。
仲良し三兄弟と父親とのB’zエピソード

家族構成はご両親と弟さんが2人の5人家族。佐野さんは三兄弟の長男として、しっかり者の側面も持ち合わせているようです。
家族仲はすこぶる良好で、佐野さん自身が「一番の支え」と公言するほど。特にお父様とは、人気ロックバンド「B’z」のライブに一緒に行くという微笑ましいエピソードも。音楽好きな一面は、お父様譲りの可能性がありますね。
さらに驚きなのが、その血縁関係です。実は、人気YouTuber「東海オンエア」のてつやさんや、元プロ野球選手の河野博文さん、俳優の桐谷健太さんが遠い親戚にあたるのだとか。これだけの有名人が親戚にいるとは、やはりただならぬ「縁」を持った家系なのかもしれません。
子供時代から多才!空手・習字・サッカー漬けの日々

子供の頃の佐野さんは、とにかく活発で好奇心の塊のような少年だったようです。
特に力を入れていたのが習い事。空手、習字(書道)、サッカーと、まさに文武両道です。
空手に関しては「不動会」という道場に通っていたという情報もあり、瓦割りができるというエピソードも。あのキレのあるダンスや、アクションもこなせる身体能力の高さは、この頃に培われた基礎体力と集中力が原点にあるのでしょう。
また、ファンの間で「字が綺麗すぎる」と評判の達筆ぶりも、子供時代の習字の賜物です。
地元の小中学校でのびのび育った若い頃

小学校は地元の岡崎市立細川小学校、もしくは新香山小学校が母校ではないかと言われています。
中学生時代(岡崎市立新香山中学校)はサッカー部に所属。チームプレーの難しさや楽しさを学んだ経験は、現在のM!LKというグループ活動におけるチームワークにも活かされているはずです。
この頃から、部活に打ち込みながらも勉強をおろそかにしない、真面目な性格が見え隠れしていました。
岡崎西高校から大学進学、そして「元住吉」での下宿生活

「芸能活動をするなら勉強もしっかりやる」
そんなご両親の教えもあったのか、佐野さんは高校も地元で評判の良い進学校を選んでいます。
学業優先で選んだ進路
進学先は偏差値58の愛知県立岡崎西高等学校。高校2年生(2014年)でM!LKに加入した後もすぐには上京せず、卒業ギリギリまで地元の高校に通い続けました。同級生からは「明るくて真面目」と愛されていたそうで、芸能人ぶらない等身大の青春時代を送っていたようです。

その後、2016年の高校卒業と同時に上京し、明治学院大学(経済学部か法学部との見方が強い)に一般入試で合格。実は大学受験のために、M!LKの活動を半年間休止していた時期もありました。それほどまでに学業に対して真摯に向き合っていたのです。
川崎市「元住吉」での思い出とカレーの味

上京して初めての一人暮らしに選んだ街は、神奈川県川崎市の「元住吉」でした。東急東横線沿いで大学へも通いやすいこの街は、学生やファミリーが多く住みやすいエリアです。
ここで彼が心の支えにしていたのが、地元にあるインド料理店「アムリット」のカレーでした。ドラマの撮影が終わったご褒美に、デリバリーで頼む「ガーリックチーズナン」と「バターチキンカレー」が最高の贅沢だったとか。
華やかな芸能界にいながら、庶民的な金銭感覚や楽しみを持っている点に、とても親近感が湧きますよね。
最終的には芸能活動が多忙を極め、大学は中退という道を選びましたが、学業と仕事の狭間で葛藤し努力した経験は、彼の人間としての深みにつながっているはずです。
スカウトからブレイク、そして紅白への道のり

佐野さんの芸能界入りのきっかけは、2012年の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」。ここでの受賞は逃したものの、会場に来ていたスターダストプロモーションのスカウトマンの目に留まりました。まさに「原石」が見つかった瞬間です。
俳優としての覚醒とM!LKの10年

デビュー当時は愛知と東京を往復するハードな日々。転機が訪れたのは2016年のドラマ『砂の塔〜知りすぎた隣人』でした。ここでの演技が注目され、続く映画『ちはやふる -結び-』では日本映画批評家大賞の新人男優賞を受賞。「俳優・佐野勇斗」の名を世間に知らしめました。
一方で、M!LKの活動も順風満帆とはいきませんでした。メンバーの脱退や卒業など、決して平坦ではない道を乗り越えてきた10年。だからこそ、2025年の楽曲『イイじゃん』のバズりや、紅白歌合戦への出場決定は、ファンにとっても本人にとっても格別の喜びだったに違いありません。
まとめ
地方都市・岡崎の温かい家族に支えられ、学業と夢の両立に悩みながらも、着実に実力をつけてきた佐野勇斗さん。
真面目で努力家、でもカレーが好きという等身大の素顔を知ると、紅白のステージで輝く彼の姿がより一層感慨深いものに見えてきそうです。
2025年、俳優としてもアーティストとしても脂が乗ってきた佐野さんの活躍から、ますます目が離せません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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