【仲野太賀】ヤンキー今井役や怪物・山岸でブレイク!出世作と代表作で辿る俳優人生

2026年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で主人公の豊臣秀長役を演じ、今や日本エンタメ界の顔とも言える俳優・仲野太賀さん。

数々の映画やドラマで圧倒的な存在感を放つ彼ですが、実はブレイクするまでに長い下積み時代を経験しているのをご存知でしょうか?

今回は、仲野太賀さんがいかにして現在の地位を築き上げたのか、彼のキャリアを大きく変えた「出世作」と、誰もが知る「代表作」にスポットを当てて、その魅力と軌跡を振り返ります!

目次

親の七光りに頼らなかった!約10年間の下積み時代

2007年3月 映画「バッテリー」東谷啓太 役を演じた仲野太賀

仲野太賀さん(旧芸名:太賀)は、名俳優である中野英雄さんを父に持ち、2006年に13歳でデビューを果たしました。いわゆる「二世俳優」ですが、決して親の名前や影響力に頼ることはありませんでした。

初期の頃は、2007年のNHK大河ドラマ『風林火山』や映画『バッテリー』などに子役として出演。その後も映画『桐島、部活やめるってよ』(2012年)や『あん』(2015年)などで、繊細な青年や不器用なキャラクターを泥臭く演じ、着実に演技の基盤を固めていきます。

2012年8月 映画「桐島、部活やめるってよ」小泉風助 役を演じた仲野太賀

2014年にはTAMA映画賞で最優秀新進男優賞を受賞するなど、映画ファンや批評家の間では早くからその実力が認められていました。しかし、世間一般の認知度が爆発的に高まるまでには、デビューから約10年という長い忍耐の期間があったのです。

出世作『ゆとりですがなにか』:“ゆとりモンスター”山岸の衝撃

そんな彼を一躍お茶の間の人気者に押し上げた大出世作といえば、2016年に放送された日本テレビ系ドラマ『ゆとりですがなにか』です。

宮藤官九郎さんが脚本を手掛けたこの作品で、仲野さんは岡田将生さん演じる主人公の後輩・山岸ひろむ役を熱演しました。この山岸という男が、とにかく強烈!マイペースでトラブルばかり起こすうえに、先輩からの注意をパワハラだと騒ぎ立てる、まさに「ゆとりモンスター」でした。

「本当にムカつくけど、面白くて目が離せない!」
そんな視聴者の声が殺到するほど、彼の「憎たらしいけどどこか憎めない」絶妙な演技は大きな話題を呼びました。脚本の宮藤官九郎さんからもその演技力を絶賛され、あまりの人気にスピンオフドラマ『山岸ですがなにか』が制作されたほどです。2023年の映画版にも続投し、現在でもTVerなどで配信されるたびにSNSで話題になる、彼にとってかけがえのない代表作となりました。

認知度が大爆発!『今日から俺は!!』の愛されヤンキー・今井役

次なる代表作として絶対に外せないのが、2018年の日本テレビ系ドラマ『今日から俺は!!』です。

西森博之さんの大ヒット漫画を実写化した本作で、仲野さんは主人公のライバル(?)であるヤンキー・今井勝俊役を演じました。
強面で腕っぷしは強いのに、どこかおバカで抜けていて、毎回のように主人公に騙されてしまう……。そんな愛すべきヤンキーを、体を張ったアクションと顔芸とも言える豊かな表情でコミカルに演じ切りました。

この「ヤンキーなのに可愛すぎる」今井役は、子供から大人まで幅広い世代の心を鷲掴みにし、2020年の劇場版でも大暴れ。同期の俳優である菅田将暉さんや染谷将太さんとの切磋琢磨がモチベーションになっていたという当時の彼にとって、間違いなく大衆的な人気を決定づけた一作です。

圧倒的な実力を証明したシリアスな名作『すばらしき世界』

コミカルな役柄でブレイクした仲野さんですが、その類まれなる演技力をシリアスな作品で存分に発揮したのが、2021年の映画『すばらしき世界』です。

西川美和監督が手掛けたこの社会派ドラマで、彼は役所広司さん演じる元殺人犯の社会復帰を取材する若きテレビディレクター・津乃田龍太郎役を演じました。
野心を持ちながらも、対象者に深く関わることで生まれる内面的な葛藤や戸惑い。そんな複雑な心理状態を、セリフだけでなく視線やわずかな仕草でリアルに表現し、観る者の涙を誘いました。

この作品での名演により、日本アカデミー賞優秀助演男優賞をはじめ、ブルーリボン賞、毎日映画コンクールなど、名だたる映画賞の助演男優賞を総なめに。「仲野太賀=実力派」というイメージを確固たるものにしました。

まとめ:下積みの重みが光る、仲野太賀の唯一無二の魅力

「ゆとり世代のモンスター後輩」から「愛されヤンキー」、そして「葛藤する若手ディレクター」まで。
仲野太賀さんの出世作や代表作を振り返ると、どんなにクセの強いキャラクターでも、その人物の「人間味」を深く掘り下げ、リアルな体温を持たせて演じていることがわかります。

2024年の映画『十一人の賊軍』ではヨコハマ映画祭の主演男優賞を受賞するなど、その勢いはとどまることを知りません。10年近い下積み時代に培われた忍耐と情熱が、現在の彼を「無敵の俳優」へと進化させているのでしょう。

今回ご紹介したドラマ作品は、TVerなどで再配信されることも多いので、気になった方はぜひチェックしてみてください!また、彼の飾らない素顔をもっと知りたい方には、彼自身が語るポッドキャスト番組もおすすめですよ。

おくやま

管理人の「有為之おくやま」です。
記事をまとめながら、仲野太賀さんの演技の「振り幅」に改めて驚かされました!
『今日から俺は!!』の今井のような爆笑必至の愛されキャラから、『すばらしき世界』での涙を誘うシリアスな演技まで、本当に同一人物?と疑ってしまうほど。
10年にも及ぶ泥臭い下積み時代が、この圧倒的な表現力を育てたんですね。大河ドラマ『豊臣兄弟!』での座長としての活躍も、テレビの前で全力で応援していきます!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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