新浜レオンの「膝スラ」ポーズなぜ滑る?紅白で話題の必殺技誕生秘話

演歌界に彗星のごとく現れ、いまやテレビで見ない日はないほどの人気を誇る新浜レオンさん。
2024年の紅白歌合戦初出場に続き、2025年も2年連続出場を決めるなど、その勢いは止まりません。

そんな彼のステージで、歌声と同じくらい…いや、それ以上に注目を集めているのが、あの「膝スラ」です。
膝でステージを滑走し、最後にバシッとポーズを決めるあの動き。「なぜ滑るの?」「膝は大丈夫?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

今回は、新浜レオンさんの代名詞となったこのパフォーマンスについて、誕生のきっかけや、数々の伝説的なエピソードを深掘りしてお届けします。

目次

全ては木梨憲武の指令から!「膝スラ」誕生の意外なルーツ

そもそも、なぜ演歌歌手が膝で滑ることになったのでしょうか?
実はこの「膝スラ」、新浜さんのプロデューサーを務める木梨憲武さんが考案したものなんです。

「レオンにしかできない」を追求

きっかけは、2024年3月発売の6thシングル「全てあげよう」の制作時。
木梨さんは、新浜さんの「スター系歌謡ロック」というイメージをより強烈にするため、西城秀樹さんのような情熱的なアクションを求めていました。そこで提案されたのが、楽曲のエンディングで膝をついて滑り込む、このポーズです。

野球部時代の経験がここで活きた!

「膝で滑るなんて痛くないの?」と思いますよね。
ここで役立ったのが、新浜さんの野球経験です。彼は元高校球児で、ポジションはキャッチャーでした。
キャッチャーがボールを体で止める「ブロッキング」の動作。これが膝スラの動きの基礎になっているそうです。演歌の伝統にスポーツマンシップが融合した、まさに彼にしかできないパフォーマンスと言えます。

紅白会見で衣装がビリビリ?「膝スラ」激動の歴史

2024年の初披露以来、このパフォーマンスは数々の伝説を残してきました。
主な出来事を振り返ってみましょう。

  • 2024年2月(初披露): YouTubeなどで公開され、「木梨直伝のアクション」として話題に。
  • 2024年7月(うたコン): NHKのステージで9メートルのロングスライディングに挑戦!見事成功し、自己ベストを更新しました。
  • 2024年12月(紅白本番): 木梨憲武さん、所ジョージさんと共にステージへ。ギリギリまで攻めたスライディングでお茶の間を沸かせました。

伝説の「膝、破レオン」事件

中でも一番の語り草となっているのが、2024年11月の紅白初出場会見です。
喜びを爆発させた新浜さんは、なんとひな壇を駆け上がり、カメラに向かって7連発の膝スラを敢行!
その結果、衣装の膝部分が破れてしまうハプニングが発生しました。
しかし、この「必死すぎる姿」がかえってメディアやファンの心を掴み、「膝、破レオン」としてネタ化されるほど愛されるきっかけになったのです。

1000回滑った!現在の評価とファンの反応

誕生から1年以上が経ち、膝スラの勢いはさらに加速しています。

2025年5月のイベント(MAJ)では、これまでに1000回以上滑ったことを明かし、「膝スラで世界を獲る!」と力強く宣言しました。

ファンからの愛あるツッコミ

SNSなどでの評価を見てみると、「最高すぎる」「美しかった!」という絶賛の声はもちろん、「膝が心配だけど笑ってしまう」「必死さが伝わってきて応援したくなる」といった温かい反応があふれています。
最近(2025年12月9日)の「うたコン」では、アイドルグループCANDY TUNEとのコラボで記録更新を狙うも失敗。その時に見せた本気で悔しがる姿も、「可愛い」とファンの母性本能をくすぐっているようです。

単にかっこいいだけでなく、失敗も含めてエンターテインメントにしてしまう。
この「愛嬌」こそが、新浜レオンさんが支持される最大の理由かもしれません。

まとめ:膝スラは「サービス精神」の塊だった

新浜レオンさんの「膝スラ」は、単なる奇抜なポーズではありませんでした。
そこには、「見てくれる人を楽しませたい」という木梨憲武さんのプロデュース愛と、それに応えようと体を張り続ける新浜さんの全力のサービス精神が詰まっています。

  • 誕生:木梨憲武考案、野球経験の応用
  • 進化:紅白での「衣装破れ」すら味方につける必死さ
  • 現在:1000回を超え、もはや伝統芸能の域へ

2025年の紅白歌合戦でも、間違いなくこの「膝スラ」が見られるはずです。
次はどんな滑りで私たちを驚かせてくれるのか、楽しみに待ちましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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