上白石萌歌(かみしらいし もか)さん。その透明感あふれる佇まい、ナチュラルな演技力、そしてアーティスト「adieu」としての繊細な歌声で、多くの人々を魅了し続ける若手女優であり歌手です。
映画やドラマ、舞台での素晴らしい活躍はもちろん、お姉さんの上白石萌音さんとの共演もいつも話題になりますよね。
そんな萌歌さんが、明治学院大学に通っていた頃、一般の女性である「みうさん」と大親友になったという心温まるエピソードが、2025年3月21日に放送されたフジテレビ系「相葉◎×部」で語られ、大きな注目を集めました。
この記事では、萌歌さんと「みうさん」の友情がどのようにして育まれたのか、そしてその友情が萌歌さんにとってどれほど大切なものだったのか、公開されている情報をもとにじっくりと紐解いていきます。
上白石萌歌さんの大学時代:明治学院大学(明学)での日々
明治学院大学(明学)ってどんなところ?

上白石萌歌さんは、2018年に実践学園高等学校を卒業した後、明治学院大学文学部芸術学科に進学。そして2023年に、5年間の学びを経て卒業しました。
明治学院大学、通称「明学」は、東京都港区白金台と横浜市戸塚区にキャンパスを持つ私立大学で、キリスト教の精神に基づいたリベラルアーツ教育(幅広い分野を学ぶ教養教育)で知られています。
萌歌さんが学んだ文学部芸術学科では、美術史や映像学、演劇といった様々な芸術分野を深く掘り下げることができ、偏差値は大体47.5から55くらいと言われています。
萌歌さんは、忙しい芸能活動の合間を縫って学業にも励み、卒業の際には「お仕事との両立は本当に大変でした」と、その頑張りを語っていました。
大学時代、萌歌さんは超多忙なスケジュールの中でも、美術史や映像学などを通じて知識を深め、ご自身の表現力をさらに磨き上げていきました。
実は、小学校1年生から3年生までの3年間をメキシコで過ごした経験が、アートへの興味を育み、大学での学びへと繋がったそうです。こういった経験が、彼女の豊かな感性や人との関わり方にも、きっと影響を与えたのでしょうね。
どんな大学生活を送っていたの?

萌歌さんの大学生活は、まさに芸能活動と学業の「二足のわらじ」をどう履きこなすか、という点が大きなポイントでした。
舞台「赤毛のアン」(2016~2018年)、映画『羊と鋼の森』(2018年)、ドラマ『義母と娘のブルース』(2018年)など、高校時代から大学に入ったばかりの頃にかけても、本当にたくさんの重要なお仕事をこなしながら、大学の授業にもきちんと出席していました。
彼女の中には「お仕事も勉強も、どちらも中途半端にしたくない」という強い思いがあり、その信念通り、見事に学業を最後までやり遂げたのです。
そんな忙しい毎日の中でも、同級生たちとの時間を大切にし、特に一般の女性である「みうさん」との出会いは、彼女の大学生活にとって、かけがえのない宝物になったようです。
かけがえのない親友「みうさん」との出会いと友情物語
二人の出会いは、ある春の日の教室で

萌歌さんと「みうさん」が出会ったのは、2018年の春。明治学院大学文学部芸術学科の1年生の教室でのことでした。
2025年3月21日に放送された「相葉◎×部」で、萌歌さんはみうさんのことを「メディアとかでは話したことのない、本当に本当に大切なお友達。まさに“マジダチ”なんです」と紹介し、なんと6年間もほぼ毎日連絡を取り合っているという、その深い絆を教えてくれました。
二人の友情が始まるきっかけは、とっても些細なこと。教室で萌歌さんが落とした筆箱を、みうさんが拾ってくれたのです。この小さな出来事が、かけがえのない友情のスタート地点になったんですね。
みうさんは一般の方で、萌歌さんが有名な芸能人だということを知らずに、ごく自然に接してくれたそうです。
そのことが萌歌さんにとってはとても印象的だったと語っています。当時、大学では「有名人の上白石萌歌さんだ!」と特別扱いされることも多く、周りの視線に戸惑うこともあったそう。
そんな中、みうさんの飾らない態度に「この人だけは、私のことを知らずに普通に話しかけてくれた」と感じ、そこから急速に仲良くなっていったそうです。
心温まる友情エピソードの数々

- 毎日続く連絡と、まるで家族のような関係: 萌歌さんとみうさんは、大学1年生の時から6年間、本当にほぼ毎日連絡を取り合っているというから驚きです。
みうさんは萌歌さんのことを「何も隠さなくていい。家族みたいでもあり、友達みたいでもあり、時には彼氏みたいな…本当に他に誰もいない、たった一人の存在って感じ」と表現。
萌歌さんも「お姉ちゃん(萌音さん)よりも、もしかしたら私のことを分かってくれているかもしれない」と話すほど、お互いに深く信頼し合っているんですね。 - 思い出の味、浅草の焼肉屋さん: 二人の友情を語る上で欠かせないのが、浅草の焼肉店「本とさや」のエピソード。「相葉◎×部」の番組企画で、萌歌さんがみうさんからの「最高の青春また味わいたいね」というたった13文字の手紙だけを頼りに、思い出の場所を探すというチャレンジがありました。
最初、萌歌さんは大学の白金キャンパスやおしゃれな表参道のカフェなどを思い浮かべましたが、昔の写真を見返しているうちにピンと来て、浅草の焼肉店「本とさや」がその場所だと突き止めました。
ここは、二人が大学時代に一緒に行った大切な場所で、萌歌さんにとっては「一人でも楽しめる」と感じたくつろげるお店。まさに、みうさんとの絆を象徴するような場所だったのです。 - 「現地集合、現地解散」の気楽なデート: 萌歌さんとみうさんの付き合い方は、「現地集合、現地解散」が基本という、とっても気楽なスタイル。番組の中で、萌歌さんが「みうさんと会った後、一人で浅草の焼肉屋さんでご飯を食べたんです」と話すと、スタジオにいた相葉雅紀さんたちが「え、それって普通なの!?」とびっくりしていた場面も。
このエピソードからは、萌歌さんのサッパリとした自立した一面と、みうさんとの間に気兼ねがいらない、心地よい関係性が伝わってきます。 - 感動!涙の再会: 番組のクライマックス、萌歌さんが浅草の焼肉店「本とさや」でみうさんと再会したシーンは本当に感動的でした。ホッとした安心感から思わず涙があふれ、「私、こんなに(みうさんのこと)好きだったんだな」と、自分の気持ちの深さに改めて気づいたと語りました。
みうさんもまた、「萌歌は一人でいる時間も楽しめる人で、なんだか自分と似たものを感じた」と話し、お互いの価値観が似ていることが、二人の友情をより一層深めたようです。
親友「みうさん」ってどんな人?

「みうさん」は一般の方なので、番組ではお顔を出さず、プライバシーに配慮された形で登場しました。
明治学院大学文学部芸術学科で萌歌さんと同級生だった彼女は、萌歌さんより一足先に大学を卒業し、2023年の時点では会社員として働いていたそうです。
萌歌さんの大学の卒業式には、お仕事の忙しい合間を縫って駆けつけてくれたというエピソードも明かされ、みうさんの友達思いで優しい人柄が伝わってきますね。

「みうさんのインスタグラム」といったSNSアカウントに関する情報は特に公開されていません。もしかしたら、SNSをあまり利用しないタイプか、あるいは芸能界で活躍するお友達のことを考えて、あえて公にしていないのかもしれません。
親友みうさんの存在が、萌歌さんにとってどれだけ大きかったか

「有名人」じゃない、ありのままの自分でいられる場所
萌歌さんは、10歳で「東宝シンデレラオーディション」のグランプリに輝いて以来、ずっと芸能界で活躍してきました。でも、大学では「有名人」として周りから少し特別扱いされることに、どこか居心地の悪さを感じていたようです。
そんな時、みうさんが「私のことを全然知らなくて、普通に話しかけてくれた唯一の人」だったことで、萌歌さんは心の鎧を脱いで、ありのままの自分でいられる大切な場所を見つけることができました。
この気を使わない自然な関係は、芸能人としての日々のプレッシャーや、ふとした時に感じる寂しさを和らげてくれる、萌歌さんにとって大きな心の支えになったことでしょう。
本当の自分と向き合えた、大切な時間
みうさんとの友情は、萌歌さんに「こんなにも自分のことを理解してくれる人がいるんだ」という、かけがえのない気づきを与えてくれました。
番組で涙ながらに「こんなに好きだったんだな」と語ったように、みうさんとの再会は、萌歌さん自身の心の中にある温かい感情や、友情の深さを改めて感じるきっかけになったようです。
みうさんが萌歌さんのことを「一人でいる時間も楽しめる人」と評したように、萌歌さん自身の自立した一面や、お互いに無理せず自然体でいられる関係を大切にする価値観が、みうさんとの友情を通してより確かなものになったのかもしれません。
表現者としての彼女にも、きっと良い影響が

みうさんとの友情は、萌歌さんの女優や歌手としての表現にも、どこか良い影響を与えているのではないでしょうか。
大学で学んだ美術史や映像の知識が、彼女の演技や「adieu」としての音楽活動に奥行きを与えているのはもちろんですが、みうさんとの飾らない普段のやり取りが、彼女の持ち味であるナチュラルで透明感のある演技や歌声のベースになっているのかもしれません。
例えば、映画『羊と鋼の森』(2018年)で見せた繊細な演技や、「adieu」の歌に込められた豊かな感情表現には、みうさんとの間に築かれた信頼関係の中で育まれた「自分らしさ」が、優しく反映されているようにも感じられます。
お姉さん・萌音さんとは、また違う特別な絆

萌歌さんは、お姉さんの萌音さんのことを「戦友」であり「ライバル」と呼び、とても深い絆で結ばれています。一方で、親友のみうさんのことは「お姉ちゃんよりも、もっと私のことを分かってくれているかもしれない」と表現しました。
萌音さんとは、同じ芸能界で頑張る同志としての共通の経験や、お互いを高め合うライバルとしての関係性が強いのに対し、みうさんとの友情は、芸能界とは関係のない一般の女性との、日々の何気ない繋がり。だからこそ、萌歌さんに新しい物の見方や、ホッとできる安心感を与えてくれたのでしょう。
この違いを考えると、萌歌さんが芸能界という華やかな世界と、普段の自分とのバランスをうまくとっていく上で、みうさんの存在がいかに特別で大切だったかが分かりますね。
まとめ:親友みうさんとの絆は、上白石萌歌さんの宝物
上白石萌歌さんが明治学院大学(明学)で出会った「みうさん」は、まさにかけがえのない大親友。教室での偶然の出会いをきっかけに育まれた二人の友情は、萌歌さんが芸能活動と学業に励む多忙な日々の中で、ありのままの自分でいられる貴重な心の拠り所となりました。
みうさんの飾らない自然な振る舞いが、萌歌さんに大きな安心感を与えたことでしょう。
浅草の焼肉店「本とさや」での思い出や、番組で見せた涙の再会は、言葉以上に二人の深い絆を物語っています。
この特別な友情は、萌歌さんの人間的な成長を促し、女優として、そして歌手「adieu」としての表現にも、きっと豊かな彩りを与えたはずです。
親友みうさんとの出会いと過ごした時間は、萌歌さんの大学時代を輝かせ、今後の彼女の活躍を支える大切な力となっていくことでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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