M!LKのメンバーとしてキラキラしたステージに立ちながら、実力派俳優としても数々の作品で結果を残してきた佐野勇斗さん。
2025年の紅白歌合戦初出場も決まり、その勢いは止まることを知りません。
そんな彼の役者魂が「凄すぎる」と話題になったのが、2024年後期から放送されたNHK連続テレビ小説「おむすび」です。
橋本環奈さん演じるヒロインの夫・四ツ木翔也役を好演しましたが、実はこの役のために「ある重大な秘密」を抱えながら撮影に挑んでいたのをご存じでしょうか?
それは、「アイドルの命とも言える髪の毛を剃り上げ、カツラ生活を送っていた」という衝撃の事実。
今回は、佐野勇斗さんが朝ドラのために見せたプロ根性と、知られざる「カツラ」にまつわる苦労話を徹底解説します!
実は地毛だった!高校球児役で見せた本気の「丸刈り」

ドラマの前半、佐野さんが演じた翔也は、栃木から福岡へ野球留学に来た高校球児でした。
その髪型は、清々しいほどの「丸刈り(坊主)」。
当初、視聴者の間では「これって特殊メイク?それともCG?」なんて声もありましたが、実はこれ、正真正銘の地毛だったんです。
佐野さんは役作りのために、実際に髪をバッサリと剃り上げていました。
2024年8月、M!LKの公式TikTokでその坊主姿が初公開されると、ファンからは悲鳴に近い驚きの声が。
「現役アイドルが坊主にするなんて!」と衝撃が走りましたが、同時に「役への覚悟がすごい」と、彼の俳優としての本気度が称賛されるきっかけにもなりました。
社会人編&ライブは「カツラ」で乗り切る神対応

しかし、ここで一つの問題が発生します。
それは、「M!LKとしてのアイドル活動」と「ドラマ内での時間の経過」です。
ドラマの中で翔也は高校を卒業し、社会人野球の選手へと成長していきます。当然、髪型も丸刈りから爽やかな短髪へと変化しなければなりません。
また、M!LKのライブでは、キラキラした衣装に合わせていつものカッコいい髪型でいる必要があります。
そこで採用されたのが、「精巧なカツラ(ウィッグ)」でした。
ライブ中もカツラだった!

2025年3月に出演した「あさイチ」で、佐野さんは「ライブはカツラを被って行っていました」とあっけらかんと告白。
実は、2024年の夏頃に行われていたライブやイベントの一部は、地毛の坊主を隠すためにカツラを着用して出演していたのです。
メンバーからも「ライブどうすんの!?」と驚かれつつ、激しいダンスでもズレないよう工夫して乗り切っていたなんて、さすがの対応力ですよね。
ドラマの社会人編でも、まだ地毛が伸びきっていない時期はカツラを使用。
2024年12月のインスタグラムでは「社会人野球になり、髪の毛は生えましたね!(※カツラです)」といった趣旨の投稿をし、ファンを笑わせていました。
夏のロケは地獄?「帽子を2つ被る」過酷な撮影

カツラでの撮影は、想像以上に過酷なものでした。
特に大変だったのが、真夏の福岡ロケです。
高校野球を引退し、髪が伸びた設定のシーンでは、「地毛(坊主)の上にカツラを被り、さらにその上から野球帽を被る」という完全防備スタイル。
佐野さんは当時の状況を「帽子を2つ被っている感覚」と表現していましたが、炎天下でのこの装備はまさにサウナ状態だったはずです。
カットがかかるとすぐにヘアメイクさんが飛んできてカツラを脱がせてくれたそうで、佐野さんもSNSで「丸刈りヘアメイクさん、隠し通してくれてありがとう」と感謝を綴っています。
画面に映る爽やかな笑顔の裏には、暑さと戦う壮絶な努力があったんですね。
バレる?バレない?ネットの反応と評価

放送当時、ネット上では佐野さんの髪型について様々な考察が飛び交いました。
「今の髪型、ちょっと浮いてない?」
「テカリ具合がカツラっぽいかも」
「いや、地毛が伸びただけじゃない?」
Yahoo!知恵袋などでも議論になりましたが、多くの視聴者はその違和感をネガティブに捉えるのではなく、「多忙な中での役作り」として好意的に受け止めていました。
「地毛の方がカッコいいけど、役のために坊主にした心意気が好き」
「カツラでも違和感なく演じきってるのがプロ」
高校球児から大人へと成長していく翔也の姿に、髪型の変化(とカツラの技術)が一役買っていたことは間違いありません。
まとめ:カツラが証明した佐野勇斗の役者魂
佐野勇斗さんの「おむすび」におけるカツラ生活。それは単なる変装ではなく、「俳優としてのリアリティ」と「アイドルとしての夢」を両立させるための、彼なりのプロフェッショナルな選択でした。
- 高校球児: 潔く地毛を剃ってリアルを追求
- 社会人&ライブ: カツラを駆使してイメージを維持
この二刀流を見事にこなし、暑さや違和感という苦労さえも笑い話に変えてしまう佐野さんのポジティブさ。
紅白歌合戦のステージでは、ぜひご自身の美しい地毛で(笑)、輝く姿を見せてほしいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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