髙橋ひかるのデビュー当時はどんな子?経歴を深掘り!若い頃の挫折と成長の物語

髙橋ひかるさん(2001年9月22日生まれ)は、女優やファッションモデル、タレント、そしてYouTuberとして、幅広い分野で活躍しています。

滋賀県大津市出身の彼女は、2014年の「第14回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリに輝き、鮮烈なデビューを飾りました。

NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』での印象的な演技や、ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』での好演、ファッション誌『Ray』の専属モデルとしての顔、さらにはYouTubeチャンネル「たかしの部屋」で見せる親しみやすいキャラクターで、世代を問わず多くの人々から愛されています。

この記事では、そんな髙橋ひかるさんがどのようにして世に出てきたのか、その経歴やデビュー当時のエピソード、そしてルーツである若い頃の生い立ちを振り返りながら、彼女の魅力に迫ります。

目次

若い頃:滋賀県大津市でのびのびと育った少女時代

髙橋ひかるさんは、自然豊かな滋賀県大津市で生まれ育ちました。地域の人々が顔なじみののどかな町で、彼女は「人に嫌われないように、いつも良い子のふりをしていた」と当時を振り返っています。

5歳年上の明るく人気者だったお姉さんに憧れ、その習い事を真似するなど、いつも姉の後を追いかけるような幼少期を過ごしました。このお姉さんの存在はとても大きく、自分の意志で何かを決める経験が少なかった彼女にとって、後に芸能界という大きな世界へ一歩踏み出すきっかけになりました。

当時はショッピングやダンス、バスケットボールやバレーボールの観戦が好きな活発な少女で、幼い頃から運動や表現することに親しんでいました。この経験が、彼女の明るく親しみやすいキャラクターや、バラエティ番組で見せる自然体な魅力の土台となっているのでしょう。

「国民的美少女コンテスト」での鮮烈デビュー

髙橋ひかるさんの運命を変えたのは、2014年8月に開催された「第14回全日本国民的美少女コンテスト」でした。応募総数81,031人の中から、当時12歳の中学1年生で見事グランプリを獲得。

米倉涼子さんや上戸彩さんといったスターを輩出してきた名門コンテストでの受賞は、世間の大きな注目を集めました。もともとはモーニング娘。やAKB48に憧れてアーティストを夢見ていましたが、この受賞を機に女優への道が拓かれます。

コンテストでは、一次の書類審査を通過した1,428人、そしてファイナリスト21人の中から選ばれました。決勝では沢尻エリカさんの「タイヨウのうた」を歌い上げ、その圧倒的な存在感でグランプリの座を射止めます。

しかし、受賞後の学校生活では周囲から冷ややかな反応を受けることもあり、「ちょっとショックだった」と語るように、華やかなデビューの裏で中学生らしい葛藤も味わいました。

このエピソードは彼女の人間らしい一面であり、後に「自分らしさ」を大切にする今の彼女につながる原点と言えるかもしれません。

経歴:女優としての飛躍とマルチな才能の開花

COOPのCM「おばあちゃんが来る」出演の高橋ひかる

初期のキャリア:CMから映画へ

グランプリ受賞後、オスカープロモーションに所属し、2014年12月の「2015オスカープロモーション晴れ着撮影会」を皮切りに、本格的に活動をスタート。2015年には日本生活協同組合連合会(COOP)や代々木ゼミナールのCMに出演し、大鵬薬品工業「チオビタ・ドリンク」のCMで見せた透明感あふれる姿が話題になりました。

映画「人生の約束」渡辺瞳 役で出演の高橋ひかる

そして2016年、映画『人生の約束』(竹野内豊さん主演)でヒロイン役に抜擢され、初演技とは思えない存在感で、女優としての才能を印象付けました。

大河ドラマ『おんな城主 直虎』でブレイク

大河ドラマ「おんな城主 直虎」高瀬 役で出演の高橋ひかる

2017年、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で高瀬役を演じ、ドラマデビューを果たします。オーディションで勝ち取ったこの役は「謎の美少女」として大きな話題を呼び、その演技力が高く評価されることになりました。同年には、全国高校サッカー選手権大会の13代目応援マネージャーに就任。若手女優の登竜門ともいえるこの大役を務め、一気に知名度を上げました。

多彩なドラマとモデル活動

2018年にはドラマ『高嶺の花』(日本テレビ)でコスプレ好きの少女という個性的な役を演じ、FODドラマ『パフェちっく!』では主演を務め、恋愛ドラマでもその才能を発揮。同じ年にファッション誌『Ray』の専属モデルとなり、モデルとしても活動の幅を広げます。2024年3月に同誌を卒業するまで、その洗練されたビジュアルで多くの読者を魅了し続けました。

休養と復帰:見つけた「自分らしさ」

2019年10月から約3ヶ月間、体調不良のために休養しましたが、2020年に見事に復帰。休養期間中はラジオや音楽に触れたり、友人との時間を大切にしたりして心をリセットし、「無理せず自分らしく」をモットーに新たなスタートを切ります。

復帰後は、バラエティ番組『スクール革命!』(日本テレビ)への準レギュラー出演、YouTubeチャンネル「たかしの部屋」の開設、そして2024年3月まで務めたラジオ番組『パンサー向井の#ふらっと』(TBSラジオ)と『髙橋ひかる Highway Runway』(JFN系)など、様々なメディアでその存在感を示していきました。

特にラジオでは、2年間にわたり木曜パートナーを務めた『パンサー向井の#ふらっと』でリスナーとの軽快なトークを繰り広げ、初の冠番組『髙橋ひかる Highway Runway』では等身大の魅力を届けました。卒業が発表された際には心配の声もあがりましたが、彼女は「思いは放送で伝えたい」と前向きな言葉で締めくくりました。

現在の活躍

ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」 尾崎千冬 役で出演の高橋ひかる

2025年現在、髙橋さんは女優業を中心に精力的に活動しています。2023年の『ハレーションラブ』や2025年の『まどか26歳、研修医やってます!』など話題作に次々と出演し、女優としてさらに表現の幅を広げています。

また、YouTube「たかしの部屋」では、盆栽やミニ四駆、ゲーム実況といったユニークな趣味を披露し、チャンネル登録者数は10万人を突破してシルバークリエイターアワードを受賞。ラジオ番組を卒業した今、彼女の新たな挑戦に多くの人が期待を寄せています。

デビュー当時のエピソードとその影響

12歳で「国民的美少女コンテスト」に応募したことは、髙橋さんにとって初めて自分の意志で決めた大きな一歩でした。それは、いつも目標だった姉の影響から抜け出し、自分自身を表現するための挑戦であり、グランプリ受賞は彼女の人生を大きく変えることになります。

しかし、学校での予期せぬ反応や、芸能界という特殊な世界からのプレッシャーに直面することも。東京での高校生活や堀越高等学校の卒業(2020年2月)まで、学業と芸能活動を両立させながら、彼女は人として大きく成長していきました。

髙橋ひかるの魅力:マルチタレントとしての輝き

  • 確かな演技力:『おんな城主 直虎』のシリアスな役から『ハレーションラブ』のミステリアスな役まで、硬軟自在に演じ分け、若手実力派女優としての地位を築いています。
  • 飾らない親しみやすさ:YouTubeで見せる素の姿や、関西弁を活かしたバラエティ番組でのトークが、多くのファンを惹きつけています。
  • ラジオで開花した新たな魅力:『パンサー向井の#ふらっと』や自身の冠番組で、リスナーとの近い距離感でのコミュニケーション能力を発揮しました。
  • 「自分らしさ」を追求する姿勢:一度立ち止まる経験を経て、「国民的美少女」という看板の大きさに臆することなく、自分らしい表現を大切にする姿が、多くの共感を呼んでいます。

まとめ:これからの髙橋ひかるから目が離せない

滋賀県大津市でのびのびと育った一人の少女が、「国民的美少女コンテスト」をきっかけに芸能界へ。女優、モデル、タレント、YouTuberとして、多彩な才能を開花させてきた髙橋ひかるさん。

2019年の休養や2024年のラジオ番組・雑誌モデルの卒業といった節目を乗り越え、「自分らしさ」を胸に新たな挑戦を続ける彼女がいます。23歳になった今、女優としてさらなる進化を続ける髙橋ひかるさんの未来から、ますます目が離せません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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