「10-FEET」は、地元・京都を拠点に結成された3人組で構成されるロックバンドです。
ロックを中心とした楽曲の中には、パンク、ヘヴィメタル、ヒップポップ、レゲエといった複数のジャンルの音楽も合わさっており、そのジャンルの広さで幅広い年齢層からの支持を得ています。
迫力満載のライブパフォーマンス、人間味溢れる、深いメッセージが込められた歌詞、笑顔を誘い出すキャラクターで常に話題を振りまき、エンターテイナー性溢れるその活動スタイルが大変人気です。
今回、「10-FEET」は、2023年大晦日に放映されるNHK紅白歌合戦に初出場することが決まりました。
初めて見る人にとっては、このロックグループは、“なぜ人気?”と疑問に思います。
紅白に出場するほどだから、そのファン層やジャンル、ブレイクしたヒットの理由など興味が湧いてきます。
今回始めて「10-FEET」を知ることになったあなたへ、わかり易くご説明いたします。
それでは、ご案内します。
【なぜ】10-FEETが売れた理由5選!なぜ人気?
10-FEET良すぎて普通に泣いた(T_T)
— デニー (@deniokaka) September 21, 2024
担当の美容師さんがずっと前から10-FEETさんの大ファンで、スラムダンクも好きで、好きと好きの融合が嬉しすぎると熱く語ってた
— あんじ (@tifatifa5210) June 10, 2023
10-FEETの大ファンってわけじゃないけどなんか泣けるな。
— ぐるぐれれ (@Gurere_Art) November 14, 2023
「10-FEET」の曲を聴くと、感情が込み上げてきて泣けてくる、それでいて元気を貰えるというコメントが多かったです。
また、テレビドラマや映画などの主題歌で初めて「10-FEET」の曲を聞く人が多いようです。
まだ「10-FEET」の熱烈ファンでなくても、曲に触れると、エモい楽曲にフックが掛かり、気になるアーティストとなってしまうようです。
「10-FEET」は、音楽を通じて、日々の出来事や人生感に共感を呼び起こすロックミュージシャンのようですね。
【なぜ】10-FEETが売れた理由1、スラムダンクの主題歌に採用されたから

2022年12月、バスケットボールを題材にしたアニメ映画 『THE FIRST SLAM DUNK』が公開されました。
エンディング主題歌「第ゼロ感」、10-FEETの楽曲が採用されました。
また、劇中の盛り上がるシーンに合わせて流れる楽曲も担当しました。
この『THE FIRST SLAM DUNK』は、井上雄彦氏が原作・監督・脚本を務め、2022年12月に公開され、観客動員数1088万人、興行収入157億円を記録し、日本映画史上最高のヒット作となりました。
主題歌の「第ゼロ感」は、映画の大ヒットもうけて大ヒットします。
Billboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”で12週連続トップ10入り、ストリーミング再生2億回を超えました。
音楽とアニメーションの親和性が高く『SLAM DUNK』と「10-FEET」が根底で共振し合うものでした。
熱く闘う男たちのかっこよさと、そこで生じる葛藤を描いている作品。
コミカルで面白いシーン、ちょっとした恋愛シーン
チーム内の人間関係も濃密に描かく、熱く闘う
さまざまなシーンに合う音楽を「10-FEET」が作曲しました。
主題歌および劇中音楽の制作にあたっては、井上監督のイメージを「10-FEET」が代わりに表現するとしたらこうだな、とこだわり抜いて音楽作りに徹していきました。
「10-FEET」がこれまでリリースしてきた「自分たちが好きなジャンルの音」できちんと土台を作った上で、作品の世界観と共創するようなアレンジを生み出しました。
シーンに合わせて流れる曲がめちゃくちゃカッコ良くて鳥肌が立ちました、と感動する人が続出します。
これまで10-FEETの音楽に触れなかった視聴者の心をぐさりと突き刺しました。
映画『THE FIRST SLAM DUNK』をキッカケに、たくさんの人に「10-FEET」の存在、「第ゼロ感」という楽曲を知ってもらうことができたのです。
主題歌「第ゼロ感」は、様々な国で聴かれ日本を超えて世界中に届きました。
日本以外のところでも聴かれて、海外の多くの人にも知っていただけるようになったのです。
「10-FEET」のメンバーは、最初『THE FIRST SLAM DUNK』の話が出たとき、ドッキリかと思ったようです。
メンバーは、スラムダンク世代のど真ん中、リアルタイムで連載も読んでいたので、とにかく依頼を受けた時は衝撃的でした。
「10-FEET」は、2023年大晦日のNHK紅白初出場の喜びの言葉で、
これも一重に、原作の井上雄彦先生並び、映画関係者の方々に育てていただいたおかげです♪
とアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』の御縁に感謝しました。
【なぜ】10-FEETが売れた理由2、地元京都から熱烈なファンを増やしたから

「10-FEET」は、毎年7月に京都府宇治市の京都府立山城総合運動公園(太陽が丘)特設野外ステージにて開催される野外ロック・フェスティバルを主催しています。
「京都大作戦」という名で、地元に根付いたフェスとして主催しています。
最初の開催は、2007年「京都大作戦2007~祇園祭とかぶってごめんな祭~」、残念ながら台風接近のため急遽中止になり幻の第1回開催となってしまいます。
当初、「京都大作戦」というのは、10-FEETが、伝説の[AIR JAM]というバンド主催フェスに憧れて、
バンド結成10周年のときに1回だけやってみたいと企画したものでした。
10-FEETにとっては[AIR JAM]のような大きい規模のものを運営するのは荷が重いので、
1回だけ、いろんな人やお客さんに頭を下げて、「やってみたい」って声掛けして実現したものでした。
1回目の2007年が台風で中止になりましたが、関係者の善意の協力を得て翌年に開催、そして大成功を収めました。
初年度に出演してくれる予定だったアーティストが、頑張っていた10-FEETの彼らのために、1年先のスケジュールを空けてくれます、仲間だから!と。
お客さんも“待ってました!と、たくさん来てくれました。
初めて開催するフェスなのに、チケットはソールドアウト。
ファンや地元の方々も、人々が集うお祭りの開催を望んでいました。
2008年の「京都大作戦」が終わったら、10周年企画だけじゃなくて“来年もやれ!、毎年やってほしい”とお客さんや地元の関係者の方々から言っていいただきました。
そうして、これ以後も毎年開催される恒例イベントとなりました。
「京都大作戦」はロック・フェスティバルと銘打っていますが、レゲエやヒップホップなどの、様々なジャンルのアーティストが参加を熱望する国内屈指の音楽の祭典に育っていきます。
「京都大作戦」ホストの「10-feet」が、自信を持って見てほしいと薦めるアーティストも参加します。
そういうフェスで呼ばれるのは、アーティストとしても嬉しく、「10-FEET」ファンもゲストバンドの音楽をしっかり聴いてくれます。
「10-FEET」はいわば地元のお祭りの顔役になりました。
「京都大作戦」は、「誘ってくれてありがとう」、「見せてくれてありがとう」と、出てるみんながちゃんと「ありがとう」と言い合えるような独特な雰囲気があるフェスです。
「10-FEET」は、地元の人たちと協力して、人を集めてフェスを成立させようとこだわってきました。
ファンがメディアになりインターネットでも発信して盛り上げていく。
お客さんや支援する人が本当に多く、根っこの太い安定感があるイベントです。
そうして、10-FEETが主催する「京都大作戦」は地元から愛される音楽の祭典になりました。
【なぜ】10-FEETが売れた理由3、曲のメッセージに心を奪われるから

人が全身全霊で前に進む歓喜の瞬間と、どうしようもなく悔しくて悲しくて眠れない夜を、どちらもそっと鼓舞するように歌い上げてきたバンド。
メッセージ性の強い歌詞により、ロックという激しいジャンルにも関わらずライブで涙するファンも多く見受けられます。
頑張ってんなー!、ようやったなー、今日は楽しんでけよー!
ボーカルのTAKUMAは激しく叫ぶ!
彼個人の経験を昇華して、時には自身の弱みも曝け出すことで、悲しみや苦しみの先を照らすように歌う。
あるファンが「10-FEET」の魅力を伝えています。
20代後半で彼らの歌を聞くとなぜか涙が出てくる。
なぜ泣いているのか分からない、
言葉の意味を知ったのか、
いろんな経験をしてきたのか、大人になったのか・・・
本能的に10-FEETの音楽の歌詞に救われているのだろう。
最初から真っ白のあの白と 消しゴムの跡だらけの白じゃ
キタナイ白の方がイカすのさ 嫌なやつの方が純粋さを知っているのさ
~風 歌詞より抜粋~
消し跡だらけの“汚い白”こそが、その人だけの個性であり魅力を表している。
曲や歌詞が、ファンにとって背中をそっと押してくれるようなものになっている。
【なぜ】10-FEETが売れた理由4、ファンと触れあうライブを大切にしたから

2008年から毎年続く自身主催の夏フェス『京都大作戦』をはじめ、
全国各地で繰り広げられる年間100本近い精力的なライブは、「10-FEET」とファンを繋げる大切な場です。
ロックバンドには、つるんでる不良感、大人が真剣になって遊んでいる姿、大人になりきれていない人たちが遊んでいる格好良さ、みたいなものに惹かれてオーディエンスが集まってきます。
「10-FEET」のライブは単純にとても楽しい、曲ももちろん激しい曲が多く、ライブでは必ずと言っていいほどモッシュ・ダイブでフロアはぐちゃぐちゃの状態になります。
それだけでなく、MCでもお笑い芸人みたいなボケを挟んできたリ、時には感情に訴えかけてくるエモいMCをしてきて演奏以外の所でも楽しめます。
「10-FEET」は、ある時期、新しい曲を創るより、ライブで全国各地へ赴き、多くの人に直接曲のメッセージを伝える活動に重きを置いていました。
2012年9月のアルバム『thread』リリースから、2017年アルバム『Fin』をリリースまで、約5年の間は新曲発表はなく、楽曲作りのペースはかなりスローになっていました。
しかし一方でこの期間に、ファンが増え、その人気や活動は、むしろ加速し続けていました。
東北地方を中心に廻る『東日本大作戦』ツアーや、
『ONE-MAN』ツアー、『どこ行く年!どないすん年!』ツアーなど、毎年ライブツアーを慣行。
『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』大トリ、『RISING SUN ROCK FESTIVAL』大トリ、『COUNTDOWN JAPAN』カウントダウン役など、多くの大型フェスにおいて注目のステージも担っていました。
彼らが積み重ねてきたライブ・パフォーマンスが聴衆に直接評価され、ステージを盛り上げ、人気を拡大させてきた原動力でした。
【なぜ】10-FEETが売れた理由5、魅力的な曲作りを極めたから

ぐちゃぐちゃな感情を、そのまま吐き出せば吐き出すほどピュアな音楽になるという、ミクスチャーロックの真骨頂をこの上なく象徴するバンド「10-FEET」。
喜びも、悔し涙も、愛おしさも、無力さも、思い出も、丸ごとドーンと鳴らしてみせる「10-FEET」らしさ。
10-FEETは、リズムとメロディーという、音楽の根源的な魅力を突き詰めてきた歴史があります。
さまざまなジャンルを「10-FEET」流に取り入れて独自の音楽性を確立してきました。
ボーカルのTAKUMAは、いろんな音楽を混ぜ合わせて作り上げていくスタイル。
混ざりそうに無いモノもいかに面白く混ぜ合わせていくか、というところに音楽制作の面白さを感じてやってきました。
最近の曲調は、バンドの源流ともいえるエモさとデジタル感がハイブリッドされた楽曲に昇華しています。
自分の音楽観を限界まで広げて、自分の持てる力をすべて注ぎ込むような意識で曲を作れるようになったのは、『THE FIRST SLAM DUNK』の劇中音楽を作ったことが影響しています。
めちゃくちゃ悩んで曲が出来なかった時の、血管が詰まっていた感じがドバーッ! と流れ出して、曲が生まれてきました。
結果、曲作りに対する自由度が大きくなりました。
TAKUMAは制作した楽曲に声を載せるのがすごい。
ダミ声やデス声を一人で使い分ける、
咆哮することもあれば、美メロを美しく歌い上げることもある。
これってほんとに一人で歌っているのかって感嘆する曲が多い。
サビでは咆哮に似た歌声を張り上げることで、より情動を強くしている。
歌詞を歌う場合は、その言葉にどういう感情を載っけたらいいのか?ということをすごく考えながら歌っている。
TAKUMAの歌唱力で「気持ちが伝わる」音楽に仕上がっていく。
25年間以上、止まることなく転がり続け、そのたびに角を鋭くしてきた奇跡のバンド。
「10-FEET」が生み出すサウンドはどれも力強く、エネルギッシュ。
そして、しおれた心を奮い立たせてくれるような、熱いメッセージを載せられる楽曲なのです。
10-FEETの活動年表とメンバー紹介
これまで、「10-FEET」の紹介した内容を振り返り、今の人気につながる足跡を整理したいと思います。
活動年表

1997年に地元である京都で結成され、2001年にインディーズでデビュー。
2003年に、4thシングル「nil?」でメジャーデビューした。
京都を代表する夏の大型フェス「京都大作戦」を2007年から主催。
ロックを中心とした楽曲の中には、パンク、ヘヴィメタル、ヒップポップ、レゲエといった複数のジャンルの音楽も合わさっており、そのジャンルの広さで幅広い年齢層からの支持を得ている。
メンバーと同世代の40代から10代の若者まで、幅広い年齢層からの支持を得ている。
メンバー紹介

TAKUMA
(タクマ)
メインヴォーカル、ギター担当
1985年8月14日生まれ
京都府京都市出身
10-FEET楽曲の作詞作曲を担っている。

NAOKI
(ナオキ)
サブヴォーカル、ベース担当
1977年8月24日生まれ
京都府京都市出身
10-feetのファッションリーダー的存在である

KOICHI
(コウイチ)
ドラム、コーラス担当
1975年9月12日生まれ
京都府京都市出身
いじられキャラとしてファンからも多く愛されトーク力が高い。
【なぜ】10-FEETが売れた理由5選!まとめ
「10-FEET」は、初めて見る人にとって、このロックグループは、“なぜ人気?”と思うロックバンドです。
今回、「10-FEET」が、紅白に出場するほどなので、そのファン層やジャンル、ブレイクしたヒットの理由など興味が湧いてきたことを調べてみました。
いかがでしたでしょうか?
「スラムダンク」漫画家の井上雄彦氏が監督・脚本を務めたアニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」エンディング主題歌に「第ゼロ感」が抜てきされ、劇中の音楽もストーリー展開とシンクロし視聴者を盛り上げました。
そのことが、国内外で人気が拡大した要因であったのも興味深い話でした。
「10-FEET」本来のサウンドはどれも力強く、エネルギッシュ。そして、しおれた心を奮い立たせてくれるような、熱いメッセージで多くのファンを魅了していることもわかりました。
これからも、メロディのエモさと演奏のカッコよさで元気を与える「10-FEET」に期待いたします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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