【知ってた?】波瑠のデビュー当時。ソニーCMから転機『あさが来た』まで

透明感あふれるルックスと確かな演技力で、今や国民的女優となった波瑠さん。朝ドラ『あさが来た』でのヒロイン役が記憶に新しいですよね。

しかし、彼女が輝かしいスポットライトを浴びるまでには、長い下積み時代と知られざる苦労がありました。

この記事では、デビュー当時のかわいらしい姿から、ブレイクの大きな転機まで、波瑠さんが歩んできた軌跡を、ソニーのCMや『リアル鬼ごっこ』といった懐かしいキーワードと共に辿ります。

目次

波瑠の生い立ち:芸能界への意外な第一歩

波瑠さんは東京都足立区で生まれ育ちました。彼女が芸能界を目指したきっかけは、実は少し意外なものでした。

小学生の頃にいじめに遭い、学校に行くのが辛くなってしまった経験を後に語っています。その時、「学校に行かなくて済むなら」と、子どもでもできる仕事を探したのが芸能界だったのです。「逃げ道」として見つけた道が、彼女の人生を大きく変える強い意志の原点になりました。

そして2004年、中学1年生の時に受けたオーディションでスカウトされ、本格的に芸能活動をスタートさせます。

デビュー当時:苦労の続いた下積み時代

映画「リアル鬼ごっこ」 佐藤ハル 役を演じる波瑠

2006年、ドラマ『対岸の彼女』で女優デビュー。しかし、役にはほとんどセリフがなく、エキストラ同然の悔しいスタートでした。「最初の数年はまったく仕事がなかった」と本人が振り返るように、オーディションに落ち続ける苦しい日々が続きます。

2008年の映画『リアル鬼ごっこ』では、冒頭ですぐに死んでしまう女子高生役を演じるなど、当時はセリフのない端役がほとんど。それでも彼女は「いるだけで物語に貢献したい」と、どんな小さな役にも真剣に向き合いました。

同じ時期、2007年からは雑誌『Seventeen』の専属モデルに抜擢。女優業とは別に、モデルとして少しずつ知名度を上げていきました。

ソニーのCMで注目!

そんな波瑠さんの初期のキャリアで印象的なのが、CM出演です。2006年にソニー「ウォークマン」のCMに登場し、ショートカットが似合う爽やかな姿が話題に。このCMで波瑠さんを記憶している方も多いのではないでしょうか。他にもドコモやアキュビューなどのCMに出演し、女優として大きな役を得る前の彼女の存在感をお茶の間に示しました。

『イマドキガール』として朝の顔に!

下積み時代、波瑠さんが朝の顔として活躍していたのをご存知ですか?

実は、2008年から約1年間、フジテレビの情報番組『めざましテレビ』の人気コーナー「MOTTOいまドキ!」で、「いまドキ娘」(現在のイマドキガール)として出演していたのです。

当時17歳だった波瑠さんは、最新のファッションやグルメを元気いっぱいにリポート。モデル活動で培った表現力で、トレンド情報を分かりやすく伝えていました。この経験がすぐに女優業のブレイクに繋がったわけではありませんが、お茶の間に顔と名前を広める大切な一歩となりました。

モデルから女優へ:キャリアの転換期

2012年、波瑠さんは『Seventeen』を卒業し、より大人向けの雑誌『non-no』の専属モデルへ。この頃から、彼女のキャリアは大きく動き出します。

転機の一つが、2013年から務めたトーク番組『A-Studio』のアシスタントMCです。MCの笑福亭鶴瓶さんとの軽妙なやり取りの中で、彼女の飾らない素顔や度胸の良さが視聴者に伝わりました。鶴瓶さんも「しっかりしてるし、男っぽい」と彼女のプロ意識を高く評価。この経験が、女優としての表現の幅を広げる大きな財産になりました。

最大の転機:朝ドラ『あさが来た』で国民的女優へ

そして訪れた、キャリア最大の転機。それが2015年のNHK連続テレビ小説『あさが来た』です。

オーディションでヒロイン・白岡あさ役を射止めた波瑠さん。彼女の持つ透明感と芯の強い演技は、まさにあさ役にぴったり。ドラマは社会現象ともいえる大ヒットを記録し、波瑠さんの名前は一気に全国区になりました。

長い下積み時代の努力が、この作品で見事に花開いたのです。放送終了後は、数々のドラマで主演を務め、「連ドラの女王」と呼ばれるほどの活躍を見せています。

まとめ

いじめがきっかけで飛び込んだ芸能界。セリフのない役から始まった女優人生、ソニーのCMや『イマドキガール』として顔を売った下積み時代。そして、朝ドラ『あさが来た』という大きな転機を掴み、国民的女優へと羽ばたいた波瑠さん。

彼女の道のりは決して平坦ではありませんでしたが、どんな時も役と真摯に向き合う姿勢が、今の輝きに繋がっています。彼女のこれからの挑戦が、ますます楽しみですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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