藤井風が好きな数字は「9」!432ヘルツや純正律に隠された驚きの音楽哲学とは?

はじめに ―― 藤井風が愛する不思議な数字「9」

「あなたの好きな数字はなんですか?」と聞かれたら、何と答えますか?多くの日本人は「7」や「3」「5」などを挙げることが多いですよね。しかし、国内外で絶大な人気を誇るシンガーソングライター・藤井風さんは、好きな数字として「9」を挙げることで知られています。

日本では「9(く)=苦」という語呂合わせから、少し敬遠されがちな数字でもあります。では、なぜ彼はこの数字を愛しているのでしょうか。その理由をひも解いていくと、彼の音楽の本質に迫る、とても奥深く美しい世界が見えてきます。

目次

天才シンガーソングライター・藤井風の歩み

本題に入る前に、まずは藤井風さんというアーティストについて少し振り返ってみましょう。

1997年6月14日、岡山県生まれ。お父様が営む実家の喫茶店で、クラシックからジャズ、ポップスまで幅広い音楽に囲まれて育ちました。3歳からピアノに触れ、12歳からはYouTubeへピアノのカバー動画を投稿し始めます。

その圧倒的なピアノの演奏技術と歌唱力はデビュー前から業界内で話題になり、あの竹内まりやさんがレコード会社のスタッフに「彼と契約したほうがいい」と推薦したという素敵なエピソードも残っています。

2020年にメジャーデビューを果たすと、「死ぬのがいいわ」がSpotifyの「海外で最も再生された国内アーティストの楽曲」で2022年と2023年に2年連続1位を記録。現在はワールドツアーを成功させるなど、まさに唯一無二の存在感を放ち続けています。

なぜ「9が好き」?数字9に隠された驚くべき秘密

それでは、彼が愛する「9」という数字の本質に迫っていきましょう。実はこの数字、数学的にもスピリチュアルな視点から見ても、非常に特別な意味を持っています。

数学的な特別性 ―― 必ず「自分」に戻ってくる数

数字の9には、思わずハッとさせられるような面白い特性があります。

  • どんな数に9を掛けても、答えの各桁の数字を足すと必ず「9」に戻る
    • 9 × 2 = 18 → 1 + 8 = 9
    • 9 × 5 = 45 → 4 + 5 = 9
    • 9 × 11 = 99 → 9 + 9 = 18 → 1 + 8 = 9

つまり、9は何と掛け合わせても最終的に「自分自身」に戻ってきます。まるで宇宙のブレない法則のように、永遠に自己を保ち続ける不思議な数字なのです。

  • 「完結」を表す数字
    1から9までの一桁の数字の中で、一番最後にくるのが9です。西洋の数秘術においても、1から8までの旅を終えた先にあるサイクルの完成点として、「完成・使命・奉仕・普遍の愛」を象徴する数字とされています。

スピリチュアルや文化から見た「9」

世界各地の文化や歴史を見渡しても、9はとても大切にされてきました。

  • 中国文化:「9」の純粋な発音(jiǔ)が「久(永遠)」と同じであるため、たいへん縁起の良い数字とされています。
  • バハーイー教:九角形(九芒星)をシンボルに掲げ、9が「完全性・慈悲・無償の愛」を表すと信じられています。
  • 日本の重陽の節句:9月9日は、奇数(陽の数)の最高数である「9」が重なる、最も縁起の良いおめでたい日とされています。

藤井風さんが音楽を通して伝えようとしている「愛・奉仕・与えること」というメッセージ。それは驚くほど、この「9」が象徴する世界観とピタリと重なり合います。

好きな数字「9」と「432ヘルツ」を繋ぐ不思議な架け橋

ここからが、さらに興味深い核心部分です。

藤井風さんは好きな数字を「9」と答える一方で、自身の楽曲制作において「432ヘルツ(Hz)」というチューニング(音の高さの基準)を意識的に取り入れています。一見無関係に見えるこの2つの要素ですが、実は深く繋がっているのです。

4 + 3 + 2 = 9

お気づきでしょうか。432という数字をバラバラにして足し合わせると、見事に「9」になります。

音楽番組『EIGHT-JAM』などに出演した際のお話として、ファンの間では「432ヘルツを採用するにあたり、数字が先だった」という趣旨の発言が大きな話題を呼びました。つまり、単なる音の響きの好みだけでなく、好きな数字である「9」へのこだわりが、432という数字を選ぶ大切な理由の1つになったというのです。

さらに、432という数字には数学的な美しさもあります。
最も基本的な素数である2と3の掛け合わせ(2⁴ × 3³)でできており、各桁の和で割り切れる「ハーシャッド数」でもあります。こうした理路整然とした美しさも、彼が惹かれる理由なのかもしれませんね。

現代の常識を覆す?藤井風がこだわる「432ヘルツ」の魔法

では、音楽における「432ヘルツ」とは一体どんなものなのでしょうか。

現代の常識は「440ヘルツ」

現在、世界中の音楽のチューニングは、ピアノの「ラ(A)」の音が440ヘルツになるように国際基準で定められています(1939年制定)。私たちが普段テレビやスマートフォンから何気なく聴いている音楽のほとんどは、この440ヘルツで作られています。

藤井風が選んだ「432ヘルツ」の世界

一方、藤井風さんは「まつり」「grace」「花」「満ちてゆく」といった複数の代表曲で、ラの音が432ヘルツになるよう調律を施しています。韓国でのライブでNewJeansの「Ditto」をカバーした際にも、このチューニングが使われていたとファンの間で囁かれました。

440ヘルツと432ヘルツの違いは、たったの「8ヘルツ」。ピアノの鍵盤で言えば「ラ♭」と「ラ」の間に位置するような、ほんのわずかな差です。しかし、この微細な違いが聴く人に全く異なる印象を与えます。

  • 440ヘルツ:明るく、シャープで、力強くハッキリとした印象
  • 432ヘルツ:やわらかく、落ち着いた、どこかノスタルジックで温かい印象

ご本人のSNS(現在は削除済み)でも、「まつりという曲は意図的に432Hzというチューニングで録音しました」と発信していたと、多くのファンが証言しています。

自然の音へ回帰する「純正律」と宇宙の周波数

心に直接響く「純正律」とは

音楽の調律方法には、大きく分けて「平均律」「純正律」の2つがあります。

  • 平均律(現在のスタンダード)
    1オクターブを12等分し、すべての半音の幅を均等に設定する方法です。どの調(キー)でも自由に演奏できる便利さがありますが、数学的に完全な割り切れない数字になるため、響きの中にわずかな「うねり(ズレ)」が生じます。
  • 純正律(自然の調和)
    音の振動数の比率が、きれいな整数比(2:3など)になるように設定する調律です。弦の振動や倍音の自然な関係を忠実に再現した「自然界の法則に基づく音階」であり、和音を弾いたときの響きが極めて澄み切っていて、聴く人の心にスッと直接届きます。

藤井風さんの音楽、特に432ヘルツを用いた楽曲の響きは、この純正律的な自然の美しさに近いと言われています。

なぜ432ヘルツは「宇宙の周波数」と呼ばれるの?

432ヘルツは、しばしば「宇宙の周波数」といったスピリチュアルな文脈で語られることがあります。

  • 自然界との共鳴:川のせせらぎや心臓の鼓動など、自然界のリズムに近い振動数であるという説。
  • 古代の音楽:古代エジプトやギリシャの楽器も、このチューニングに近かったという説。
  • ヴェルディピッチ:イタリアの偉大な作曲家・ヴェルディが推奨した基準が432ヘルツだったという歴史。

これらが科学的にすべて証明されているわけではありませんが、大切なのは、彼がこうした「感覚的で哲学的な音の世界」に深い関心を持ち、それを自らの作品へ意図的に注ぎ込んでいるという事実です。

数字への繊細な感性が生み出す、唯一無二の音楽世界

彼の楽曲に共通して流れる「与えること」「あるがままを受け入れること」「生と死の循環」というテーマは、まさに数字の「9」が持つ【自己を超えた愛・完成・奉仕】という意味と深くリンクしています。

「死ぬのがいいわ」や「帰ろう」「満ちてゆく」といった名曲が世界中の人々の心を強く揺さぶるのは、この普遍的な「9」の周波数が、私たちの魂の深い部分で共鳴を起こしているからなのかもしれません。

また、エンジェルナンバー(天使からのメッセージとされる数字)の視点で見ても、432は非常に興味深い構造です。
4(安定)+ 3(創造性)+ 2(調和)が合わさり、最終的に9(使命・奉仕)へと辿り着く。これは、確かな音楽的スキル(安定)の上に圧倒的なセンス(創造性)とファンとの繋がり(調和)を乗せて、愛を届ける(奉仕)という藤井風さんのアーティストとしての生き方そのものを表しているようです。

音楽番組での証言によれば、ご本人はこのチューニングについて「今も実験中」「これがどういう効果をもたらしているのか、今一分からない」と、飾らない言葉で語っていたそうです。断定的に答えを出すのではなく、音と数字の関係をピュアに探求し続けるその「実験的な姿勢」も、彼の音楽が持つ大きな魅力の1つですね。

まとめ ―― 藤井風にとって「9」は愛と音楽哲学そのもの

藤井風さんが好きな数字として「9」を挙げる理由は、単なる直感的な好みにとどまらない、とても深く美しい背景がありました。

  • 「9」が持つ「完全性・普遍の愛・奉仕」という深い意味
  • 「432」の数字を足すと「9」になるという、運命的な繋がり
  • 聴く人を癒やす「432ヘルツ」の自然な響きへのこだわり
  • 「純正律」がもたらす、数学的で清らかな音の調和の追求

これらすべての要素が、一本の美しい糸で繋がっています。

藤井風さんにとっての「9」は、ただの数字ではなく、音楽の数字であり、哲学の数字であり、何より「愛の数字」です。

次に「まつり」や「花」「満ちてゆく」を聴くときは、ぜひその「432ヘルツ」のやわらかな響きと、「4+3+2=9」という数字の魔法に耳を澄ませてみてください。きっと、彼の音楽がより一層、あなたの心に優しく沁み渡るはずです。

おくやま

どうも、管理人の「有為之おくやま」です。
藤井風さんの好きな数字「9」と「432ヘルツ」の秘密についてまとめましたが、正直な本音を言わせてください。
「音楽を作るときに数字の足し算や微細な周波数まで意識するなんて、風さんの頭の中は一体どうなってるんですか!?」
いや、その突き抜けたこだわりが名曲を生み出しているのは間違いないんですが、カラオケでただ気持ちよく歌うだけの凡人のおじさんとしては、そのスケールの大きさと繊細さに思わずクラクラしてしまいましたよ(笑)。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

☆おすすめ記事☆

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次